ト音記号ハムレット終演後


? ふおお…
勉強会出たり、その後制作してるコンサートが修羅場だったり、色々やってまして。
久しぶりに徹夜したわ。

のんびり過ごそうかと思ってたのに、なかなかの怒涛のひと月でした。
え?ハムレット終わってひと月…?
3ヶ月以上前の気が…


ハムレットの終演後の写真。
絶対に真ん中に座ろうとしなかったプリモ。何故…
いらしてくださったお客様、関係者の皆様、本当にありがとうございました
手前味噌ではありますが、良い公演だったのではないかと思ってます。出演者の予想超えた魅力が発揮されて、嬉しかったなぁ
勉強になることも多く、これから演奏する時、制作する時にこうしようかなぁということを色々学びました。
お客様、出演者に楽しんで頂けるような本番を目指していきたいです。

ところでお知らせー!!

12月5日(木)18時45分開演!!

空けておいてくださいね!!
詳細は!次回!!

ト音記号ハムレット、本日です!

今日が「ハムレット」本番です。(これ書いてるの、木曜の深夜なので気持ち的には明日なんだけど)

稽古始めたのが5月頭だったんですが、はぁーあっという間だったなぁ。
内容が濃すぎて別世界です。いやそりゃオペラはいつもそうなんですけども。

オペラの「ハムレット」は、原作よりもホームドラマ感が強いように思います。
家庭内の話なんだなぁっていう。
まあまあな毒親、反抗期の息子、兄ちゃんにコンプレックス全開の弟…ていう。
別世界なんだけど、誰しも感じられる何かだなぁとも思いますね。

ガートルードとハムレットのやりとりとかは、
「うるせぇクソババア!」
「何でクソババアって言うのー泣」
みたいな感じ?
我々はそういう風に解釈してるんですけれども 笑

「クソババア」と言いたいけど言えなくて、苦悩するハムさま


この作品のやっぱすごいのは、音楽はもちろん、解釈が多様な所ですよね。
シェイクスピアの凄さです。
もちろんオペラ化するにあたり、シェイクスピアの原作から多少改変はされてますが、それでも解釈の多様性は残っています。
圧倒的すぎる原作の凄まじさがとにかく面白すぎる!
やっぱりシェイクスピアとか、プーシキンとか、戯曲の巨匠と言われる人の台本はすごすぎる…!!
アリアだけしか演奏されない事の多いオペラですが、音楽だけでなく解釈の多さを知ってほしい作品です。
オペラでここまでできるってなかなかないですわ…!
クローディアスとか面白すぎて…!!ガートルードも面白いのよ!!

?皆で最終稽古の後、「最後の宣伝写真よぉー」とか言って撮った1枚。


あと、個人的には今回は結構良い訳詞作れたかもなって思ってます。
先にネタバレしちゃうと、ハムレットが一幕終わりで歌う「酒のアリア」の訳詞は、我ながら結構良いのができたなって思ってます。
気にして聴いてくださると嬉しいです
歌いたくなる訳詞を目指して、作っていきたいなぁ。

明日…ていうか、日にち的にはもう今日ですね!

当日券もありますのでふらりといらしてくださいねー!!まだチケットあるのでいきなり来て大丈夫です!

私もオフェーリアで歌いますからね!笑
お越しをお待ちしております

オペラ「ハムレット」
ハイライト
シェイクスピア原作/トマ作曲

7月5日(金)19時開演
18時半開場
せんがわ劇場(京王線仙川駅徒歩5分)
入場料4000円





差し入れを食らうハムさま。




ト音記号あと1週間

気づけばオペラ「ハムレット」本番まであと1週間になりました!

お気に入りの場面
?ハムレットと亡霊の場。
ここ泣けるんだわ?。



?↑これ私。

ガートルード久利生さんが撮ってくれました!
今度久利生さんのも撮れるといいな。
悪役として演じられることの多いガートルードは今回、とても善人のキャラで作ってます。そこも見どころ。

滅多にやらないこの作品、どうしてどうして中身は超王道。王道は楽しいですね!
この作品の内容は超がつくどシリアスですが、稽古場は真逆でほのぼのとしております。
皆さん、歌はもちろん演技達者な方ばかりなので、役柄も引き出しの中からどう作ろうかな、で始まる人たちなので、見ていて本当に面白い。
稽古が終わってしまうのが寂しいな。


今日の稽古は荒く通したんですが、明日の稽古はどこやるかなぁ…

まだチケットございます!
是非観にいらして頂きたいので、出演者一同、皆様のお越しを待っております

?来てねー!!


オペラ「ハムレット」
ハイライト
シェイクスピア原作/トマ作曲

7月5日(金)19時開演
18時半開場
せんがわ劇場(京王線仙川駅徒歩5分)
入場料4000円

チケットお問い合わせ、お申し込みは
info@nakagawa-miwa.com
こちらのメールアドレスにご連絡頂くか、
こちらをクリックすると↓

私のホームページのチケット申込ページにとびますので、そちらからお申し込みくださいませ。
ご来場をお待ちしております!!








ト音記号ソロコンサート、終演しました

ソロコンサート、終演しました!
久しぶりのソロコンサート、上手くいったこともあり、アレ?という事もあり、色々でしたが、お客様以上に私が楽しませて頂いてしまったかもしれません。
いらして下さったお客様、本当にありがとうございました!!

出演者3人で写真も撮ったのですが、まだもらってないので、もらったらアップしますね?!

次は
7月5日(金)オペラ「ハムレット」ハイライトです。
次のブログで「ハムレット」について書きますので、よろしくお願いします

ト音記号「羊飼いの王様」「青ひげ公の城」終演しました

? 今頃感すごいですが、「羊飼いの王様」終演しました!
終演後の写真。青ひげ組も一緒に。


お恥ずかしいことに、私は黄砂の影響で喉がガラガラで……
いらして下さったお客様、あのような演奏で、ただただ申し訳ありませんでした……
健康管理も仕事のうちなので、次回以降は本当に気をつけたいと思っています……!

また、「青ひげ」は暗いし動きも少ないし、あまりウケないかなぁ…と思っていたのですが、これが大変評判も良く、嬉しいのと同時に、すごく驚いてます。

それにしても花粉症に黄砂と、3月?4月は厄介な季節……
あぁ、憂鬱…
本当に何とかならないかなぁ……もう恐怖ですよ……

気を取り直して、次は
5月25日(土)14時開演@赤坂ストラドホールでのソロコンサートです!

モーツァルトやシューベルトの宗教曲、結構ガチ目なプログラムばかりになって、楽しい反面、ハードにしちゃったかな……とちょっと後悔しながらも、楽しく練習してます。
思うように歌えなかった、羊飼いのリベンジを…!と思ってます。
まだお席ありますので、ぜひ!
チケットお問い合わせ、お申し込みは
info@nakagawa-miwa.com
こちらのメールアドレスにご連絡頂くか、

こちらをクリックすると↓

私のホームページのチケット申込ページにとびますので、そちらからお申し込みくださいませ。
ご来場をお待ちしております!!




ト音記号稽古、進んでます

ずいぶんと稽古が進んで、本番までひと月を切りました!
「羊飼いの王様」&「青ひげ公の城」の稽古も大詰めです。

これは羊飼い組の写真?。

女子率の高さよ……!
私のやってるアミンタ役はいわゆるズボン役で。元々カストラートがやってたのですが、現在ではソプラノがやる場合が多くなってまして。
アミンタの恋人であるエリーザ役はハイソプラノ、王女タミーリ役はリリコがやる場合が多いです。
もちろんその限りではないですが、そんな訳でソプラノ率めっちゃ高し。

アジェーノレというタミーリの恋人役と、アレッサンドロ大王という2役がテノールなんですが。今回はハイライトという事もありアレッサンドロ大王役をカットしてるため、男性はアジェーノレ1人だけ。
で、この日の稽古はアジェーノレの吉田先生がお休みだったので、ピアノの前田美恵子さんも含めて女子しかいない稽古場でした。
きゃ?
?
そして明日は同時上演の「青ひげ公」の稽古です。
こちらもめちゃくちゃ面白いんですよ?!
殺人鬼とメンヘラ女子のヤバい話ですが、これがまた、面白い!!
バルトークはピアニストさん方には人気でして、オペラだとどんなもんかなと思ってたんですが、この面白さと言ったらもう!!
明日は午前中からメンヘラな世界にいってきます!

チケット、まだございますので是非!

?4月20日(土)19時開演
せんがわ劇場 全席自由4000円
モーツァルト「羊飼いの王様」ハイライト
バルトーク 「青ひげ公の城」


チケットお問い合わせ、お申し込みは
info@nakagawa-miwa.com
こちらのメールアドレスにご連絡頂くか、

こちらをクリックすると↓

私のホームページのチケット申込ページにとびますので、そちらからお申し込みくださいませ。





東京室内歌劇場のスペシャルウィークというイベントで、オペラを2本立てで上演致します。

私は「羊飼いの王様」で、主人公のアミンタという少年の役で出演します。

アミンタは技巧も華やかなアリア
“Aer tranquillo”

そして有名な叙情的なアリア
“L’amero”と、2曲、素敵なアリアを歌います。
両方本当に素敵な曲なので、テンション上がりますわ?♡♡

今回はハイライトなので、アレッサンドロ大王役のみカット、レチタティーヴォもカットして、アリア中心で聞きどころを充実させてお届けします!(原語字幕上演)
作品のあらすじは下に記載しました。

また、同時上演の「青ひげ公の城」は、人間の深い心の裏側を描いた、バルトーク唯一のオペラ。
ハンガリー語な事と、いわゆるオペラ的な華やかさに欠ける事もあり、日本ではほとんど上演されません。(今回は日本語訳詞上演)
しかし音楽の深さは圧巻であり、人間の心の闇と深淵を描いた傑作オペラです。

全く雰囲気の違う、滅多に上演されない2作品(両方1時間程度)をまとめてお届けします!
ぜひぜひ、皆様のお越しをお待ちしております

チケットお問い合わせ、お申し込みは
info@nakagawa-miwa.com
こちらのメールアドレスにご連絡頂くか、

こちらをクリックすると↓

私のホームページのチケット申込ページにとびますので、そちらからお申し込みくださいませ。

演奏会形式となってますが、オペラとして楽しんで頂けるよう、工夫してお送りします!!

皆様のお越しをお待ちしております


「羊飼いの王様」「青ひげ公の城」
あらすじは以下です。
【羊飼いの王様・あらすじ】
貧しい羊飼いのアミンタは、実は高貴な生まれ。何も知らずに可愛い恋人エリーザと結婚しようとするが、そこへ王位を継承するよう、大王の遣いアジェーノレがやってくる。
そこにエリーザに匿われている前王の娘タミーリが現れ、アジェーノレは驚愕する。2人は戦乱で生き別れになった恋人同士だったのだ。2組の恋人同士が結ばれるかと思いきや、ひょんな事から前王の娘タミーリと、王位継承者であるアミンタの婚約が決められる。
絶望し、怒り、悲しむ恋人たち。
それぞれの恋模様と王位の継承の行方は?

【青ひげ公の城・あらすじ】
ペローの恐怖童話「青ひげ」を原案に作られた作品。
結婚した妻を次々に殺したという噂のある青ひげ公の元に、ユディトは親も兄弟も捨てて嫁いできた。
生命力に溢れ輝くユディトに対し、青ひげは悲しげで暗い。
青ひげの城に入ると、不思議な7つの扉がある。
扉を1つずつ開けようとするユディトと、それを拒否する青ひげ。
1つ目の扉は拷問部屋、2つ目は武器庫、3つ目は宝物庫……
愛ゆえに全てを知ろうとするユディトと、深い闇の中で孤独に生きる青ひげ。
最後の扉を開けた時、ユディトが見たものはーーー?


ト音記号次の演奏日時

気づけば1月も終わりに近づいてるという現実。
嘘でしょ?

そんな感じですが皆様、お元気ですか?

私は地獄のような事務作業や訳詞作業、書き物など諸々に追われて、あんまり元気じゃありません……
あ、いや元気なんですけどね。
おまけに悪夢の確定申告も近づいて来るじゃないですかーキャーイヤー
まぁどれもサクサクこなしたいと思います。サクサク。熱海富士。(←たぶん相撲好き以外わからないですね……)

ところで演奏の方はと言いますと。

4月20日の夜

5月25日の昼間?夕方
(開演15時くらい)

7月5日の夜

を、空けておいて頂けると嬉しいなっ!
まだチラシできてないんでお知らせができず、すみません!
でも是非いらして欲しいなっていう。
チラシ出来次第、こちらでもお知らせしますね!

まあただ、演奏のエネルギーと事務作業とかのエネルギーって全然違うので(真逆)、両方こなしながら日々を送れるのはありがたいです。

で、事務作業的な事だと、今オペラの稽古日程を組んでいるんですが。
この作業がほんと、しんどい……
オペラというのは共同作業なので、出演者がいっせーのせ、で自分のスケジュールを出してそれを調整して稽古日程を組むんです。

でまあ、これがもう、
?予定合わないんだ、これが。
人間って3人以上になると全然予定合わなくなるんですよね?……
まして4人以上になるともうすごい事に。

パズルのように組み合わせて、あーでもないこーでもないとやるわけです。
そういう細かい作業が苦手でね……まぁ得意な人あんまいないと思いますが。

でも。
最終的には何故か必ず稽古日程組みあげる事ができるのです。
今回も何とか組みあがったぞ……ふふふ……


ト音記号ホームパーティでの演奏でした。

昨日はホームパーティでの演奏でした。
素敵なお宅で素敵なメンバーとの演奏、もう何度目かですが何度やっても嬉しい


外から素敵なお宅を見ながら、「フィガロの結婚」の舞台になってるお屋敷ってこんな感じかな?とふと思い、初めてリアルに感覚がつかめた気がします。
うんうん、バルコニーのある少し高いあの部屋が奥様の部屋、そこからケルビーノが飛び降りて、その下が花壇。庭師がいるよね。
庭には東屋があって……と、ぼんやり考えてました。

もちろん配置や大きさは違うだろうけど、こういう事か!と分かった気がします。
だから何だって事でもないですが 笑

さて年内、もう少し歌ってきます。

ト音記号つけにくい

あーもうね、バルトークのオペラの訳詞つけにくいーっ。
今までやった中で、ぶっちぎりで訳詞つけにくい。

何か音の流れが、言葉の流れと逆に逆に作られているのです。
うまく説明できないのですが……
でもこれ、例えばドイツ語訳詞ならつけやすいかときかれたら、多分すごくつけにくいと思う。(バルトークはハンガリー語)
日本語だからつけにくいのではなく、多分バルトークの音楽が他の言語では非常にやりにくく出来上がってるだろうなぁ。

まあ大体訳し終わったんで、あとはピアノ鳴らして確認したら、1番苦手な作業……清書が待ってる……
うう……
本当は今頃終わってるはずだったのにな……
一応関係者には最初の段階から、訳詞渡せるのが12月になったらすみません、とは言ってたので、ある意味予定通りと言えば予定通りなんですけども。

「星の王子さま」の台本の推敲もしなきゃしなきゃ(繰り返す事で焦りを強調)なのですが、バルトークやりながらはちょっと無理だ……
世界観が違いすぎてね……
血まみれの殺人城の話と、ピュアピュアなと少年の話だからね……
やります……訳詞終わったらすぐやりますので……

そして全然関係ないですが、友人のフルートの大和田真由ちゃんと野望のコンサートの作戦会議をして参りました。
ふふふ、まだ秘密ですがこれは再来年になるかな。来年は厳しいかな?

互いにやりたい作品(まだ内緒)がありまして、それに向けてとりあえず第1歩を踏み出したところです。
まだ内緒ばかりですが、演奏と訳詞を担当します。
訳詞つけるのが鬼ムズな作品ですが、レッツトライですよ。
バルトークもその訳詞にくらべれば!多分楽!!

真由ちゃんはフルーティストでありながら作曲、編曲もするそりゃもう多才な方のですが。
編曲・作曲してる時の話を聞くと、訳詞やる時と同じような感覚なのかなーって思いました。

一通り作曲(訳詞)を作り終えて、よーし最後の修正だ?!となってからが地味に消耗して辛いとかね。

やっぱ最後は体力だよねー。

さて、寝ます。