サンドリヨンの後、バタバタしており気付いたらこちらの本番が目の前。
?モーツァルト「劇場支配人」とオッフェンバック「天国と地獄」です。
今回はオペラ歌手はもちろん、役者、アイドル、ベリーダンスに囲碁の棋士まで様々なジャンルの方が出るという構成で、オペラとしてはもちろんですが、一つの舞台作品として楽しめる仕上がりにしております。
私は23日夜公演の「天国と地獄」のユリディス役。
そして、台本と構成、訳詞をやらせて頂いてます。
ラジオ局さんの主催で、エンタメオペラという名前で、様々なジャンルをコラボしてとにかくエンターテイメントとして楽しめる内容を、との依頼で作りました。
オペラを初めて見る方の入り口として、また、とにかく楽しめる作品になれたらいいな、という気持ちで書きました。
なので、普通の「劇場支配人」「天国と地獄」とは、かなり違います。舞台作品として2作をまとめました。
でも話の本筋は全然変えてません。
どういう事だ?
と思われた方は、23日17時公演にいらしてください!
全4回公演のうち、2日の公演はもう終わったのですが。
手前味噌にはなりますが、これがもう、ウケました。
爆笑すごくて。
かつてないほどウケました。
いや?…良かった…泣
だって色んなジャンルの人をコラボさせて、オペラで面白く見せるって。
なかなかなハードル。
台本も書きながら
「果たして面白いのだろうか、おうおうおうおう(胃痛)」
とか思って。
稽古中も、実に全力で下らない事をキャストさんにお願いしながら
「大丈夫だろうか面白いだろうか」
と…
2日公演が終演して思ったのは、キャストの力って何て大きいんだろうと…
もうね!!
このキャストじゃなきゃ出来なかった!!
あれだけウケたのは、ひとえにキャストの力があまりに大きかったです。
確かに台本なくては進まないんですが、でも演じてくれる人がちゃんとやれてないと、結局どんな台本書いても意味がないんですよ。
全員が主役、全員で作り上げる作品になってます。
3月23日(日)17時開演
エンタメオペラ
「劇場支配人」「天国と地獄」
新大久保スペースDo
チケット7700円/
全席自由
私にご連絡頂ければ、チケット割引致します!
(割引できるのは、23日17時公演のみです)
チケットお問い合わせ、お申し込みは
info@nakagawa-miwa.com
こちらのメールアドレスにご連絡頂くか、
こちらをクリックすると
↓
私のホームページのチケット申込ページにとびますので、そちらからお申し込みくださいませ。
ユリディス頑張ります!!
会場のつくばノバホール。
嬉しいなぁ、またおとぎ話の住人になれるんだ。
また魔法使いになれるんだ。
今回の小道具の魔法のステッキも、魔法少女アニメで育った昭和女のハートを直撃。
昭和の皆様、やはりクリィミーマミですか?
私はマジカルエミも好きでした。
でも私が買ってもらったステッキは、パステルユーミでした。
あのステッキで変身できないと知った時、大人の階段登りましたよね。
パーマンセットで飛べなかった時に気づけって感じですが、飛ぶのはできなくても変身はできると思ってましたよ、ええ。
お陰様で魔法のステッキ持った時限定で、バレエの子供たちにモテてます。
単にお前魔法のステッキ使いたいだけなんじゃ、と言われそうですが、違います。
魔法使いになりたいんです!!
魔法使えれば、ステッキあってもなくても楽しいのです。
初めてこの役、名付け親の妖精(妖精の女王とも言う)をやらせて頂いた時はステッキなしでしたが、それはそれでテンション上がるんですよ。
手を上げたりしただけで、色々と変わるので(ドレスやら馬車やら)
「あ?私いま魔法かけてるぅ✨✨(恍惚)」
これはこれで何か強そう感ある。何かこう、ラスボス感あって楽しいじゃあないですか。
子供のころ叶わなかった夢が、あぁまた今現実に。
幸せ。
ではシンデレラに魔法かけてきます!!ひゃっほう。
ネイルはフェアリー仕様。
ギンギラギンにさりげなくないです。
昨年後半から年末年始が怒涛でして、気付いたら次のオペラの直前でした。
もう明日がゲネプロ…
1月19日(日)15時開演
マスネ「サンドリヨン(シンデレラ)」
◆主催つくばオペラ
に出演させて頂きます。
私はシンデレラを変身させちゃう魔法使い、名付け親の妖精です。
フェアリーゴッドマザーというやつですね。いつでもハイテンションの魔法使いですヒャッハー
いいですねぇ、ガラスの靴でお姫様と王子様はずっと幸せになりました。
日曜ですがチケットございますので、ご希望の方は私までご連絡くださいませ!
今回のプロダクションは結構長い間稽古してまして。
可愛いバレエや、素晴らしいソリストの方々とご一緒して、もうこの世界が終わってしまうんだなぁと、ちょっと寂しいです。
そして私は合唱さんとかなり絡む役なので、それもとても楽しい。
元々私、童話とか昔話大好きでそういう仕事したかったんですが。(何故歌い手に…)
なので童話オペラ、グレーテルやるのが憧れだったんですが、それは未だ叶わず。(やりてえ)
しかし負けないくらい素敵な童話オペラ、シンデレラの世界に、こんなに何度も呼んで頂けるとも思ってませんでした。
役というのはほんとにご縁なんだな、としみじみ思います。
幸せなご縁を頂けて、ありがたいばかりです。
名付け親の妖精はこれがもう、やる度に楽しすぎるんですよね。
この作品の中では、1幕終わりの、シンデレラを変身させて舞踏会に送り出す場面が1番楽しく幸せです
そして、1番好きな音楽は3幕の妖精の森?山?に王子とシンデレラが祈りを捧げるくだりのとこ。
あそこ聴くたびに泣きそうになるんですよぉ…
ワーグナーぽい厚い音楽大好きマンです。
今回、そこに照明が入るそうで、どんななのか楽しみ楽しみ。
皆ーつくばまできて魔法にかかってね?✨✨
今回も魔法の杖つかいまーす。
?音楽劇「モーツァルトの旅」、無事終演しました……!

長い旅だった…というか、いやー大変だった…
今回は特に台詞部分の演技稽古に比重を置いてまして。台詞稽古ってやっぱキツいんですよ。我々歌手なんで。
でもさ、音楽はある程度自分でも深めてこれるし、すでに2回もやってるからそれなりにレパートリーになってんですよね。
そうしたらもう、台詞部分頑張るしかないじゃん!!
その結果、実に色々な所で涙したと言われました。
サリエリの長台詞、パパパ、フィナーレは鉄板の泣きポイントとして。
(しかしパパパは泣きポイントとして構成した訳ではなかったので、あそこで泣いたと初めて言われた時には、そりゃもうびっくりした)
死ぬ間際のモーツァルトが、ナンネルと再会して抱き合う所で涙したと言われました。
そこ!?
また別のお客様から、ダポンテがコジの説明をする場面の
「裏切りも全て飲み込み、許し…そして、笑うんだ。人生はそれしかない」
という台詞は、涙があふれました。
と言われ、
えっそこ!?と思いました。
でもよく考えるとこれは、実在のダポンテ、モーツァルトが出した結論ですからね。
私がゼロから作り上げた台詞ではない。
そのお客様が言ってましたが、35年という短い生涯でモーツァルトが出した人生訓と思えば、確かに胸を打つものです。
結論。
お客様はどこで泣くか、感動するのか、わからん!!
から、
台本は色んな所に泣きポイント散りばめとけ。
そこ以外で泣くから。
ていう…
何にせよ、泣くほど心動かされたものを作れたのは、本当に嬉しいです!
ちなみに、コジのフィナーレの本番のクオリティには度肝を抜かれました。ピアノの前奏部分からして凄かった。
確かに緊張感持ってよろしく、とは言いましたが
み ん な カッコ良すぎでしょおおぉぉお
とか思いながら楽譜書いてました。
あのテンションと緊張感やばかった…
まだまだ書きたい事ありますが、本当にキリがないのでここまでで。
出演者の皆様に心から、お疲れ様でしたと言いたいです。
いらして下さったお客様も、本当にありがとうございました!!
もし、この作品を気に入って下さった方いらっしゃいましたら、再演希望のご意見はぜひ、室内歌劇場の事務局までお願い致します。(そっちの方が再演の可能性が高くなるかも…?)
また、この作品を公演してみたい!もしくはイベントで公演して欲しい。
そういったご希望や、予算のお問い合わせ等ございましたら、私の問い合わせページからお願い致します。
↓
とりあえず、予算いくらくらい?みたいな質問だけでも全然OKです。
?モーツァルトを探せ。(いるんですよ、この写真の中に…)
そしてシカネーダーが書いた魔笛の台本。
誰がここまで適当にしろと…笑
では、次はもう稽古の始まってる「サンドリヨン」妖精の女王です。
がんばりまーす。
「モーツァルトの旅」稽古が続き、制作業務もまだ続いてますオゥフ…
でも、「モーツァルトの旅」良い方向に仕上がってきてると思います。
今日見てて、よしイケる、と思いました。
今日お休みの方もいたんですが、なんて言うのかな、前回の稽古までの感じ見てても大丈夫だな、と思えるんですよね。
あぁあと一回の稽古が名残惜しい。もう少しこの世界に浸っていたかった。
だって自分の作品だから好きなのさー。我が子だもん。
本当に皆さんが真摯に取り組んで下さって、作者としては涙が出そう…
今日も通したあと、
「あそこタイミング合わないよ!」「もう一度やっとこ」 とか真剣に返したりしてくれてるのを見てると、もうね、涙が…
役作りについても、解釈を変えて真剣に議論してくれたり、いやもう、ほんと、すみません、ちょっと嬉し涙で号泣してきて良いですか。
また、以前出演してくれた時と役作りが自然と変わった人もいて。それと合わせるとまた、私の役作りも変わってきて。
こんな風にもできるのか…!と、作者が発見させられたりしてます。
あと
「ここ、もうひと化けする気がする」
と思って、何回も集中的に攻撃…違う、話し合ったり稽古してた場面が、回を追うごとに良くなっていき、ついに今日、めちゃくちゃ良くなったぁん 涙
化けると思ったのよおおぉ
今日はその場面に入る前から、
「あったぶん今日これ、上手くいくな」
って雰囲気が何故かすごくあった。こういうのって不思議ですね。
舞台って本当にナマモノで、本当にその時しか作り上げられないものがあるんですよね。
私は音楽そのものだけを演奏するのも大好きですが、ただ、やはりオペラが好きなのは、
その時にしかできない役作りや、それによって作り上げられる物語の世界があるからなんです。
舞台を制作する醍醐味もそこでしょうか。私は演劇的なものが好きなんだなぁと思います。
前述の化けた場面も、化ける前も決して悪くはなかったんです。
ただ、何かこう…まだある気がする。
稽古回数を計算して、その曲の演技プランを根本から練り直してみるか、とトライ。
ギリ間に合うはずと踏みましたが、信じて良かったー!!
私の事を信じて頑張り続けてくれた出演者に感謝ですし、
また、それに合わせて段取りのない動きにひたすら合わせてくれていた相手役にも感謝です。
はぁ?幸せな作品です。
泣いても笑っても、本番は一回。お客様に少しでも幸せなひとときをお届けできればと思ってます。
まだチケットありますので、ぜひご連絡お待ちしております!!
音楽劇「モーツァルトの旅」
12月5日(木)18時45分開演
渋谷区文化総合センター大和田
伝承ホール
自由席4000円
主催:東京室内歌劇場
後援:日本モーツァルト協会
チケットお問い合わせ、お申し込みは
info@nakagawa-miwa.com
こちらのメールアドレスにご連絡頂くか、
こちらをクリックすると
↓
私のホームページのチケット申込ページにとびますので、そちらからお申し込みくださいませ。
?「モーツァルトの旅」稽古も佳境です。あとは怒涛の通し稽古が続きます。
とにかくこの作品、独特の構成になってるので書いた本人ですら、アレ?てなる事が度々あり…
通し稽古を多めにやって、ひたすら確認。
そして感情も通してしまうと楽にできるところもあるし、見えてくる問題点もある。
本番までは通し稽古やりつつ、問題点の稽古をちょっと抜き出し、て感じかな。
ところで宣伝動画ができました。
まだチケットございますので、ぜひぜひ!いらしてくださいね!!
?
?音声ONでどうぞ。
? ?音楽劇「モーツァルトの旅」
12月5日(木)18時45分開演
渋谷区文化総合センター大和田
伝承ホール
自由席4000円
主催:東京室内歌劇場
後援:日本モーツァルト協会
チケットお問い合わせ、お申し込みは
info@nakagawa-miwa.com
こちらのメールアドレスにご連絡頂くか、
こちらをクリックすると
↓
私のホームページのチケット申込ページにとびますので、そちらからお申し込みくださいませ。
?先日のラジオ収録のアーカイブです。
ラジオなんて初めてなので、緊張したの何の。
何かコスプレしてますが、別にこれで電車乗ってきたわけじゃぁないですよ 笑
飛蚊症をヒカショウと生放送で無知を晒した私。
あれヒブンショウっていうんですか。知らんかった。
また一つ賢くなってしまった…世界に無知が晒された挙句、アーカイブで残っちゃうっていうね 笑?
この収録後、別のオペラの稽古の立ち稽古初日だったのですが、さすがに疲れた……
立ち稽古初日は万全の状態で行きたいですね?。
でもまぁ、そう都合良くスケジュールってならないからね…
ラジオ内で話してる、「モーツァルトの旅」詳細やお申込についてはこちらをクリック
↓
?コジファントゥッテ、終演しました!
?前列左からドラベラ、フィオルディリージ、デスピーナ。
後列左からフェランド、グリエルモ、アルフォンソ。
短い期間ではありましたが、久々のコジ!ハイライトとはいえ、やはり一本やるのはその人の人生を生きてる、て感じがして本当に楽しいです。
日本語も、イタリア語上演に慣れてる分覚える大変さはあるのですが、やはりリアルな言葉としてつかめる感覚は得難いですね。
日本語にしたことで今まで、ぴったりとハマらなかった所とかが
「あ、そっか」
と腑に落ちた瞬間がありました。
さて急ですが、こちらのコジの公演の主催シェアハピラジオさんの番組に、今日(11日月曜)出演致します。
(ほんと…ギリギリのお知らせですみません…)
今回のご縁で、3月のシェアハピラジオさん主催公演のお手伝いをさせて頂くことになりました。
詳細はラジオにて。
アーカイブも聴けますので、アーカイブについてはまた詳細はこちらで!
番組詳細
↓
11/11(月)14:00-15:00
『SSCシェアハピラジオ特別番組』
放送
※2025年3月2日(日)/3月23日(日)開催決定!
SSCシェアハピエンタメシリーズ特別番組
進行
#鎌ヶ谷姉妹(姉)なつみ
#中川美和
出演
#渡辺恵津子(ソプラノ)さま
#元官僚芸人まつもと
#デガシンスト川崎
SUMMER ROCKET(#サマロケ)
★全国どこでも聴けま?す!
(無料アプリをダウンロードしてね!)
リスラジ listenradio.jp
CHANNEL→関東→#レインボータウンFM(88.5MHz)
聴いてくださいね~
さて、お知らせが遅くなってしまいました!!
稽古も始まっております。
再再演です。
音楽劇「モーツァルトの旅」
12月5日(金)
18時45分開演(開場18時15分)
会場/渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール
チケット/4000円
主催/東京室内歌劇場
後援/日本モーツァルト協会
私の長年のファンの方はご存知かと思いますが 笑
この作品は、台本から私が書き下ろしたモーツァルトの一生を書いた音楽劇です。
いわゆるストレートプレイの台詞で進むのですが、その中にモーツァルトの音楽を挟み込んでいます。
有名曲から隠れた名曲まで、モーツァルトマニアの方にはそのマニアックな選曲に、クラシックって初めて聴くんだけど…という方には、お芝居としても充分に楽しんで頂ける作品だと思います。
この作品は3度目の上演となります。
そんなの初めてで、本当に嬉しい!!
さらに今回は何と、
日本モーツァルト協会さんから後援も頂きました!
嬉しいなぁ…
「音楽の友」誌でも、度々演奏会評を頂き、皆様に愛して頂き幸せな作品です。
3回目となるこの公演、ぜひぜひ観て頂けたらと思います!
初演はもう9年前。早いな…
再演が7年前で、その後にこの再再演の話があったんですが、コロナで宙ぶらりん…となってました。
また改めて、こうして上演できるのが本当にうれしい!!
脚本は、モーツァルトの子供時代から亡くなるまでの彼の一生を一つの物語として、史実を元にフィクションを取り混ぜて書きました。
ダ・ポンテ三部作のオペラと、最後のオペラ「魔笛」を軸に、モーツァルトの他には、親友シカネーダー、母のような存在の姉ナンネル、作曲家仲間サリエリ、音楽の為にモーツァルトを追い詰める台本作家ダ・ポンテ等が登場します。
私は主役のモーツァルトを歌い、演じます。
もう稽古は始まってますが、あまりの台詞の量の多さに、これを本当に2回もやったのかと、改めて出演者一同ドン引きしつつ、やはり皆どこかそのキャラクターが自分の中にいる。
今回私は、それを引き出す作業のお手伝いって感じかなぁと思います。
私もちゃんと台詞覚えて歌わないと?。
台本を書く方ならわかるかと思いますが、自作が3回も上演されるなんて、本当に嬉しくてただただ夢のようです 泣
モーツァルト好きの方もクラシックは初めての方も、ぜひ皆さまお誘い合わせの上、是非是非いらしてください!!
とにかく楽しんでモーツァルトを、クラシックを聴いてほしい。
それだけの気持ちで作った作品です。
明るくきこえるモーツァルトの音楽の中にどこか響く、寂しさ、微笑み、切ないまでの優しさ…色々な彼の心を、お芝居というラッピングにくるんで、お客さまに楽しんで頂きながらお届けする事が出来たら…と、心から願っています。
チケットお問い合わせ、お申し込みは
info@nakagawa-miwa.com
こちらのメールアドレスにご連絡頂くか、
こちらをクリックすると
↓
私のホームページのチケット申込ページにとびますので、そちらからお申し込みくださいませ。
ご来場をお待ちしております!!
やったるでー!!
?稽古での一枚。
?前のブログで12月5日について…と言ってますが、その前の出演情報を先に。
オペラ「コジ?ファン?トゥッテ」
ハイライト
※日本語訳詞上演
(今回は、私の訳詞ではありません)
2024年11月4日(祝?月)
11:45開演(11:30開場)?
会場/ガルバホール新宿
料金/6,600円
※オペラ上演前にウエルカムショーがあるため、開演時間からオペラが始まる訳ではございません。
ぜひオペラ前から、エンタメショーをお楽しみください!
モーツァルトだ?!
(デカ声)
私はデスピーナ役での出演となります。今回は本当に出演だけなので、じっくり役柄を見れて楽しいなー。(訳詞も演出も他の方です)
また、皆さんの稽古を見てるだけで本当に勉強になります!ていうか楽しいー。
デスピーナは3回目?なので、やっと少し肩の力が抜けるようになってきたかなーという気がします。
この役は楽しいですね。また、事件は起きるけれども害のない作品なのが好きです。
そりゃ本人たちにとっては大事件ですが、ルチアやハムレットに比べると、まぁ平和な話です 笑
お前ら他に悩むことないんか、とか思いますが。
だが!
そこが!!
いい!!!
チケットお問い合わせ、お申し込みは
info@nakagawa-miwa.com
こちらのメールアドレスにご連絡頂くか、
こちらをクリックすると↓
私のホームページのチケット申込ページにとびますので、そちらからお申し込みくださいませ。
ご来場をお待ちしております!!
さて、以下はオタクによるモーツァルトトークです。時間のある方、モーツァルト好きの方だけお読みください。
私は、モーツァルトが台本作家ダ?ポンテと組んだ三部作、
「フィガロ」で天使を描き、「ドン・ジョヴァンニ」で地獄を描き、
そしてこの「コジ」で人間を描いたと思ってます。
フィガロでも語られてますが、人間は許すしかない、というもの。
愛する相手が自分を裏切っても、そして傷つけたとしても。
復讐は何も生まない。
相手を愛してるのなら、許す以外にないのだ、というこの教え。
フィガロにおいて伯爵夫人は、伯爵を許します。
そしてコジにおいては、男たちが女性を許します。
コジはセクハラオペラと言われてしまう事もあります。
コジだけ見たら、そう見えてしまう一面もありますが、三部作続けて見て頂くと、人によってはまた違う部分が見えるのではないかな、と私は思います。
つまり、一作目のフィガロでは裏切られた女が男を許しますが、三作目では裏切られた男が女を許します。
男をいわば弱者として描き、女の許しを受け入れるほかない存在として描く。
これってすごい近代的な発想じゃない?と思う訳で。
そして、小間使いにすぎないデスピーナが貴族であり、姉妹にとって無下にできない存在であるアルフォンソと、対等に話せる関係性である。
すごくないですか、色々なことが。
ダポンテは、なかなかの女好きではありましたが、何というか、女性に対しての一定の敬意が見えるんですよね。女性を認めていなければ、決してこの内容は台本に書けるものではない。
ダポンテとモーツァルト、稀有なこのコンビが最後に行き着いたこの作品は、あまりに見事にまとまっていて、すごいなぁとしか言えない。
コジはダポンテが書き下ろした台本です。(フィガロは原作があり、ドン・ジョヴァンニは伝承や資料を活かして書き上げた。3部作で完全オリジナルはこのコジだけ。)
あの洒脱者、切れ者の皮肉屋で反骨精神ありありな癖に、俗っぽい台本作家が描いたオリジナル作品だと思うと、ゾクゾクします…!!
たまんねぇ?
?そんなわけで、稽古にも行ってます!
楽しいね!!
私が!!!
おまけ。
本編では演奏されない、コジのコンサートアリア。(今回は演奏しません)
グリエルモ役にと書いたアリアだけど、長く派手になりすぎて、結局短いアリアに差し替えられたやつ。
好きなのよこれが!!