ト音記号 「ルチア」をやります!

7月に新橋のアルテリーべ東京に出演させて頂きます。

昨年度のフレッシュコンサートの出演者から5組が選ばれ、「登竜門」というシリーズに出演させて頂けることになりました。

私の出演日は7月6日
オペラ「ランメルモールのルチア」を、ハイライトでやらせて頂きます。


登竜門シリーズのパンフレット。

美味しそうなオードブル2品に1ドリンクつき!(上の写真)




私の回のチラシです



詳細はこちら
7月6日(木)
《アルテリーベ 東京》
◆オペラ「ランメルモールのルチア」
~ハイライト原語上演

◆会場/ミュージックレストラン・アルテリーベ東京(JR「新橋駅」徒歩5分)
◆開演/午後7時 (開場/6時 お食事/6時半~)
◆主催/ミュージックレストラン・アルテリーベ東京
◆入場料/5171円(税込) お食事・音楽料共(2オードブル+1ドリンク付き)
ルチア/中川美和(ソプラノ)、エドガルド/三村卓也(テノール)、エンリーコ/大石洋史(バリトン)、ピアノ/金子渚


お申込み・お問合せは、
「アンダンテ企画」 まで

メール ticket@nakagawa-miwa.com
お電話 080-2553-5670(平日10時~17時) で、
お名前・ご住所・お電話番号、ご予約人数 を、ご連絡下さい。


ルチアは何度か演じた事があり、私にとっては大変思い入れの深い役です。

この作品は、有名な「ルチア狂乱の場」が一つの見せ場だと言われますが、コロラトゥーラの技巧や超高音などの「声楽の技術」の見せ場、というだけの意味ではないと、私は思っています。
やはり、ルチアの「狂気」そのものをどのように表現するか…それが、この役の解釈だと思うのです。

人間の狂気は、私たちとさして遠い所にはない、というのが私の持論です。
正気のすぐ隣にこそ狂気がある。人間なんて皆狂っているものだから。
つまり、狂うという事はすなわち正気である事。
私がルチアの狂乱を演じる時に、必ず頭に置いていることです。

全て何もわからずに狂ってしまってはいけない。常に正気があってこその狂気。
狂気を別世界の話にしてはいけない。つまり、このルチアの悲劇は誰にでも起きる事なんです。
オペラそのものは別世界の話ではありますが、その登場人物の感情は、誰にでも共感してもらえるものでありたい。

勿論、これはあくまで私の解釈です。
歌い手それぞれにとって、狂気、そしてルチアの解釈は、皆それぞれです。
ただ、私は自由に表現して良いのであれば、こう演じたいな…と思っています。

ルチアについて語り出すと、ついつい長くなってしまいますが…(笑)

前回、私がルチアをやらせて頂いた時の「狂乱の場」のYouTubeをのせておきます。
この時は、オペラ1本フルでやらせて頂き、本当に貴重な経験をさせて頂きました…!
是非ご覧になって下さいませ!


今回はハイライトですが、1本やるのと同じくらいの気合いでのぞみます

頼もしい共演者の皆様とご一緒できるのが今から楽しみ!
レストランの小さな空間ではありますが、お客様の目の前で、本格的なオペラのひと時をお楽しみ頂けるよう、頑張ります!

既にご予約が入っておりますので、皆様、できるだけ早いご予約を~
お待ちしております!!




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