歌のこと
ここのところ、今度のリサイタルで歌う歌の歌詞の対訳を作ってます。
本来なら、別に対訳、自分で作らなくてもいいんですけど。
既存の対訳を適当にちゃっちゃっと主催の川口リリアさんに送れば、それで済むんですが。(それならたぶん三日くらいで済む。)
ただ、主催のリリアさんから、
「プログラムにのせる曲目の順番と一緒に、歌の対訳がほしいんですけど、できればワードかエクセルで頂けますか?」
と言われたので、じゃあパソコンで打ちこんで送らなきゃな・・・と思っていたんです。
なので、何となくCDや、対訳本を眺めながらそのまんまパソコンに打ちこんでいたら、
・・・・ここの訳は、このニュアンス、自分的にはちょっと・・・・・・?
と思ったり、
こんなチャーミングな感じじゃなくて、もっと、ずうずうしい感じが良いんだけどなあ・・・ちょっと語尾の感じを変えるか・・・
などとやっていたら、ふっと気づくと、辞書とにらめっこしながら、対訳を作っている自分がいる・・・
・・・これが、リサイタルのプログラムの対訳として使われるのね・・・
しかし、語学、得意じゃないので、皆さまがなんて思うのかおそろしい・・・
CDとかの既存の対訳をそのまんま切って貼って送っちゃえばいいのに、と人から言われましたが、何かやりだしちゃったんで、もう、どうにも止まらないって感じです
誰か!誰か!
あたしを止めて!!
他にもやらなきゃいけないことあるのに・・・
なーんで、頼まれてもいないのに、こんな事やってんのかな~、と思ったりしてますよ・・・(苦笑)
まあ、一から全部訳してるわけじゃないので(そんな語学力は全くない・・・)
別にものすごく大変な作業ではないのですが。
色んな訳本を参考にしながら、ある部分はそのまま使い、ある部分は一人称から全部書き直したり、と、ちまちまちまちま、ひと月かけてやってます。
ちなみに一番めんどくさいのは、原語の歌詞の打ち込みです。
『フィガロの結婚』や、『ドン・ジョバンニ』といった、有名な三大オペラなどの歌詞は、ネットで探せばすぐに見つかるんですけど。
あとは原語の所をそのまんまコピーして、日本語訳だけゆっくり作れば、いっちょあがりー。
でも。
『劇場支配人』なんて、ネットでいくら探しても歌詞が見つかりゃしない・・・
あと、『イドメネオ』もめんどくさい・・・
レチタティーボ(歌う前のセリフのようなもの)が五分くらいあるんですよ。それが長い長い・・・
歌は繰り返しが多いから、まだ楽なんですけど。
イーリア(ヒロインの名前)、あんた、だらだらだらだら、五分近くも嘆きすぎよ・・・
あぁ、そーいや昔、高校生の頃とかの英語の予習や宿題とかで、何がめんどくさいって、教科書をそのまま写すのが一番めんどくさかったです。
こういう風に言うと、訳すのは好きだった、と思われるかも知れませんが、訳は真面目なクラスメートのを借りて、そのまま写していたので、別に好きとか嫌いとか、そういう問題ではありませんでした。
でも原文を写す方がずっとめんどくさかったんですけどね・・・
あれ?でもよく考えると、両方とも、ただ写してただけなのに、何で教科書のはめんどくさかったんだろ・・・
で、対訳作りの進行状況はどんなもんかと言いますと、ドイツ語のものは、とりあえずひと通り片付いたけど、イタリア語のものは、まだいい加減だから、もーちょっときちんとやらなきゃ・・・
て、感じですね。
あと一息まで、もう少し遠く、あと二息、いや、三息くらいですかねえ・・・
がんばれあたしー。
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先日から日記で書き続けていましたが、今日は友人の出演するオペラ「椿姫」の本番でした。
開演の七時には、無事台風も過ぎ去り、ふつーに電車も動いていました。
いやあ、良かった・・・
こじんまりとした会場ではありましたが、満員のお客さま。んー、台風なんかにゃ負けませんね
主役のヴィオレッタをつとめた鳥屋有紀子さんとは、二期会オペラ研修所での同期生なんです。
ヴィオレッタは、まーさーに彼女のハマり役。彼女のヴィオレッタは、前々から一度観てみたいなーと、ずーっと思っていたのです。
やれ嬉しや
ほかの人からこういう風に思ってもらえる役があるというのは、歌い手として素晴らしいことだな~、と思います。
一緒に行った友人、そまちゃんの話によると、鳥屋さんは、
「ヴィオレッタは私の一生の課題」
と言っていたそうですが…
自分もそう思い、そして他人からも同じようにそう思ってもらえる役というのは、なかなかないのではないのかと。
で、幕があいて、彼女が登場した途端に、
ああ・・・
と、そまちゃんと2人でため息をついて、呻いてしまいました。
まーるーで、本から抜け出てきたような、ヴィオレッタそのもの。
舞台で立っているいるだけで、もう、何ていうんですか、「華がある」ってこういう事をいうんだろうなー、と。
もちろん元々、とっても美人で、背も高くて、舞台でとても見栄えのする彼女ですが、それだけではない、オーラがあるって言うのかしら。歌っている時はもちろん、歌っていない時も、彼女から目が離せません。
あの有名なアリアは、最初は少し緊張してた感じがありましたけど、繰り返しのときには充分余裕もあって、最後もばしーっと決めてて、さすがっ
その後、印象に残ったのが、アルフレードが札束を投げつけるシーン。
あそこは上手く言えないんですけど、なぜかドキっっとさせられて・・・
ヴィオレッタの悲鳴と一緒に、あの場面の舞台の絵が、何だか脳裏に焼き付いてます。
そして特に終幕、ヴィオレッタが死ぬ直前のところですね。
あの幕はリリックな表現が要求されるので、どちらかというと軽めな声質の鳥屋さんは、どんな風に歌うのかしら?と思っていたのですが、いやぁ~、聴きごたえありましたっ。
死ぬ寸前に、アルフレードが駆けつけてきたところ…彼女の持っている元々の明るい音色が、病身の中の喜びの表現にうまく生かされていて、そこがまた、涙腺を・・・
いやー泣かせてもらいましたっ。
うぅーっ・・・
そして姫と写真

美しいプリマと撮ったよ。どうだ、いいだろうっ
とやさん、幸せな時間をありがとう ゆっくり休んでね~
食事会、楽しみにしてまっせ(超私信・・・)
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ピアニストさんに誘われて、彼の学校のフランス語の特別講座を聴講してみました。
テーマは 『フランス語の音楽性について』
ほうほうほうっ
講座自体も、おもしろかったですが、印象に残ったのは、最後に資料として聴かせてもらった、ジェラール・スゼーの『マンドリン』
ああっっ!!すごかった・・・
やはり一流として名を残している人の演奏の、何とものすごい事か・・・!!
感動~・・・
それにしても、こういう講座って不思議なもので。
学生のときは聴きに行かないんだけど、卒業すると興味でたりするのよねー・・・あれって何でかしら。
それからそのまま、ピアニストさんとリサイタルの合わせ。
プログラムの半分くらいを、あーだこーだ、と、珍しくまじめに合わせて、気づいたら九時・・・二時間弱くらいかな。結構がっつりやりましたな。
ちょっと疲れたけど・・・
でも、プログラムの方向が見えてきた感じで嬉しいです
ところで台風、早く来ると良いなあ。(昨日の日記参照)
明日の椿姫、七時開演だから、その前に行ってしまえば良いんだけど・・・
天の気とは、よく言ったもんです・・・
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今週、オペラ「椿姫」を観にいく予定なんです。
友人が主役ヴイオレッタ役で出演するので。
いや~、楽しみ楽しみ
今日は差し入れを買いに行ったりしてたんですが。
気になる事が一つ。
公演日は8日。
・・・台風、直撃・・・?
もし万が一、直撃してしまったら公演はどうなるんだろうか・・・
同じ歌い手として、友人の気持ちを考えると、もう、そんな事は考えたくもないというか・・・(変な日本語ですが)
だって今まで、何のために大変な稽古を重ねてきたのか・・・。
私が五月にやらせて頂いたオペラ「ドン・ジョバンニ」の公演のとき、ちょうど新型インフルエンザが流行り出して、少したった頃で。
もし流行がひどくなったら、演奏会場が市の施設だったので、問答無用で使用禁止になる可能性があって・・・スタッフ、キャスト皆で恐れおののいて、とにかく、ひたすら祈ってました。
あの時は、祈りは通じたのですが。
今回も、祈りが通じることを願っています・・・ヴィオレッタは、友人がやりたがっていた役なので。
私自身は自宅から会場までがわりと近いので、交通機関に何かあっても、タクシーとかが動くのなら、たぶん行けると思うのですが・・・
私だって観たいよ、友人のヴィオレッタ。雨や風なんかで観られないなんて、切なすぎる。
お客だって、観られないのは辛いんだ。
とにかく台風が直撃しない事を祈るのみです。
そして余談。
台風がちょっと遅れて、9日に来られると、それはそれで困るんです。
なぜかというと、以前、事故で湘南新宿ラインが止まってしまった時があったのですが。
そのせいで私が先生のお宅までレッスンに伺えなくなり、延期になったレッスン日が、ようやく9日に。
つまり、9日に台風に来られても
困る。
大変に、
困る。
えーっと、とにかく最良のパターンは、7日の深夜に来るってのが良いですね。でなきゃ進路がそれるとか。
来るな~台風~・・・
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11月20日の「リリア・歌の花束~第三夜~」のリサイタルの曲目が決定しましたっ!!
リサイタルについての詳細は、♪ こちらをクリック ♪
気合が入るわー
不思議なもので、ずっと練習してはいましたが、何だか俄然本気度が増してきました。いえ、今まで決して手を抜いてきたわけではないのですけど。
ああでもない、こうでもない…と、プログラムを考えたり、先生方にご相談したり…その過程もとても楽しかったけど、曲目が確定するとなると、なんで、こんなにうれしいのかしら。
今はとにかく楽しみでなりません!!ううっ、うれしいよぉ~!!
これから11月20日まで大好きなモーツァルトだけに囲まれて過ごすのね・・・(オーディションやらが入ったらその限りではありませんが)
普段なら、少しはモーツァルト以外の曲も練習した方が・・・とか思ったりするんですけど、
だーって、勉強だもん、しょうがないでしょ~!!
と、何だか遊びを正当化するような。そんな感じの気持ちです。
あー超幸せです
それにしても、こうして並べてみるとハードな曲ばかりだな…こんなに歌えるのかしら・・・
問題は、最後まで持たせる体力・・・
曲の合間合間に、音楽評論家の國土潤一先生の解説が入るので、その間に休むしかない…それが頼り?
まあ何とかなるでしょう、てか、するしかないです。スタミナつけなくっちゃー
もちろんプレッシャーもありますが、それよりも今は、幸せで幸せでたまんないわ、ああ~萌え萌えシャンドンです~!
今年度の「リリア・歌の花束」シリーズのテーマは「モーツァルト」。第三夜となる私の回は「アリア」がテーマです。なので、プログラムは、全てモーツァルトのオペラアリアです。
もちろん、曲目はまだ変わる可能性もありますが・・・
でも、一応確定です!
以下が予定プログラム。
~.。○。・○。~☆。○。~.。○。○・○。~☆。○。~.。○。○・○。~。○。~.。○。○・○。☆~
『ドン・ジョバンニ』より ヅェルリーナ
「ぶってよ、マゼット」
「恋人よ、この薬で」
『コシ・ファン・トゥッテ』より デスピーナ
「男たちに、兵士たちに」
「女も15になったら」
『フィガロの結婚』より スザンナ
「さあ、膝をついて」
「とうとうその時がきた~恋人よ、早くここへ」
☆ ウィーン再補演版アリア ☆
「とうとうその時がきた~あなたを愛するこの胸に」
(このへんで休憩?です…)
『イドメネオ』より イリア
「父よ、兄弟たちよ、さようなら」
『皇帝ティトの慈悲』より セルヴィリア
「涙する以外の何事も」
『劇場支配人』より マドモアゼル・ジルバークラング
「素敵なあなた!」
『魔笛』より パミーナ
「ああ、私にはわかる、すべては消え」
『後宮からの誘拐』より コンスタンツェ
「あらゆる拷問が」
~.。○。・○。~☆。○。~.。○。○・○。~☆。○。~.。○。○・○。~。○。~.。○。○・○。☆~
あ、チケットはですね。リリアのチケットセンターの方では、お陰さまで、すでにほぼ完売状態で、補助席分のチケットまで出して下さっているそうです。
でも、私の手元にはまだ少しですが残っておりますので、ご連絡下されば、ご用意できます!!
ぜひぜひいらしてくださいねー
お問い合わせ先は、このブログの上の方にある、HP内の『お問い合わせ』ページからご連絡頂くか、
info@nakagawa-miwa.com
まで、メールを頂ければ、こちらからご連絡させて頂きます。
皆さまのお越しを心より、お待ちしております!
さー練習、練習ぅぅ~!!
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HPのビデオページに、『ラ・ボエーム』からムゼッタのアリア、 「私が街を歩くと」を、アップしました
♪ ここをクリック ♪ して頂くと、ビデオページに飛びます。
えーっと、市川市文化振興財団主催、『ひまわりコンサート』からの映像です。
8月30日だから、おお、ちょうどひと月前だわっ。
なんか、ずいぶん前のような、まだひと月しか経ってないのかー、という両方の気持ちです。
あの時は、歌だけでなく、トークも含めて休憩なしで一人で1時間という、初めての経験で、脳がウニ状態になってしまったのも、もう何だか懐かしい思い出・・・(遠い目)
なので、友達がけろけろーっ、とトークしながらコンサートしているのを見ると、尊敬のまなざしになってしまいます
私もいちいち脳みそウニ状態にならないで、余裕を持ってこなせるようになっていかなくちゃいけませんねえ~
ところで、ボエームと言えば、2日に、ロドルフォとミミの重唱を歌います。ちょっとだけですけど。
ほんの少しでもミミを歌ってみると、ミミとムゼッタ、2人の女性の違いを感じる事が出来て、面白いなーって思います。
それにしても、映像って、自分であげといてナンですが、
ああっ恥ずかしい・・・orz 絶対どこか必ず、失敗してるし
・・・ま、デビューからの私の歌の記録ということで・・・
よろしければ、中川ムゼッタ、ご覧になってくださいませっ
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当社が自信を持って自信を持っておススメする!!
オランピア三点セット!

ホフマン物語のオランピアを歌う時に必要なのが、何といっても、小道具!
そんな方のために、三点セットで用意させて頂きました!
アンティークな扇子!

ゼンマイの音を出すための楽器、ラチェット!

今ならおまけで、人形ぽさを出すための、キュートな手袋もついてきます!

三点セットでお得になっておりますよ~!!
・・・・・・嘘です・・・・・・
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「ホフマン物語」というオペラに、オランピアという、機械仕掛けのお人形が歌うアリアがあるんです。最近はかなり歌われる機会が増えてきて、有名になりました。
オランピアはゼンマイ仕掛けのお人形。オペラの中で、チャーミングな歌を披露しますが、ゼンマイが切れ、止まってしまいます。でもゼンマイが巻かれれば、また動きだして歌い始めます。
人形なので、コミカルですごく楽しいので、私もよく歌います。今度のトナカイでも歌うつもりなんです。
でもこの役、小道具がちょっと必要な役で。
まず扇子。
オペラの中で扇子を使うので、(台本に「扇を操るエナメルの人形」と説明されているんですよー。)アリアを歌うときも、扇子を使う事が多いです。
そして、次に必要なのが、『ラチェット』という打楽器。
回転させると、ギギギギギギ、と、ゼンマイを巻くときのような音が出るんですよ。大体、ピアニストさんに回してもらう事が多いのです。
オランピアはアリアの真っ最中に、ゼンマイを巻き直すので、この打楽器はオランピア歌いには必需品!
・・・と、言いたいところですが、私は今までこれを持っていなかったのさ・・・
この楽器、ずっと欲しかったんですけど、『ラチェット』という名前がわからなくて、探すことができず、手に入れられなかったんです。
それまでは、自分で巻き舌をする事で、ゼンマイを巻くっぽい音を出したり、別の動きをすることでごまかしてましたが・・・
いい加減、買おう、と決心し、ピアニストさんから名前を教えてもらい(いつも色々すいません、本当に・・・)、何とか手に入れました。
やれやれ・・・
最後の手袋は、おまけ。別になくてもいいんだけど、人形っぽさを出すために使っています。
なので、私にとって、この3つはオランピア三点セット。まとめてしまってあります。
もちろんこの3つ、トナカイでも、使いますよっ
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グーグルの、今の『絵』が気になって仕方がありません。
ほら、Google、という字がベースになって絵になっているじゃないですか。
今は中国風味で、朋あり遠方より来る(以下略)てのが書いてある。
なーんかあの絵が
気になって気になって気になって
仕方がない・・・
それだけなんですけどね。
さてさて、今日は、オペラサロン・トナカイに行ってきました。
出演させていただく前に、勉強がてら見学に行ったのですが、お腹もすいたことなので、はっきり言って、ふつーにお客として食事しながら、ふつーに舞台を聴かせて頂いてました。
出演されていた皆さんは、もちろんすごい聴き応えあるし、ご飯はおいしいし
なーんか、かなり、普通に楽しかったんですけど・・・(笑)
ですが、お客様状態で完全にワクワクしながら楽しんでいる最中に、ふっと突然、
・・・出演、今週じゃん、あたし・・・
と、思い出したりして、いきなり一瞬で緊張したりしてましたが
さて、そんな中で、今日は驚きの出来事がっっっ!
トナカイにっ
てててててて
テレビの取材が・・・!!
テレビ東京の、アド街っく天国らしいんですけどね。
演奏中のステージを、がっつり撮影してましたよ
ほーほーほー。
いつ放送されるのかなあ。ちょっと気になる~
・・・そして、私の出演日は10月2日です。
今週の金曜日です。
もうすぐです(笑)
皆さまよかったらいらして下さいね
お申し込みはこちらまでっ。
↓
オペラサロン・トナカイHP
TEL:03-3851-0810
私にご連絡くださっても、もちろんОKですぜっ
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前回の日記で書いた、Sさんと、お話していた時に、歌う時に何を伝えようと思われてるんですか、と質問されてしまいました。
そんな質問、今までされた事もなかったし、歌う時は、感覚が先行している部分が強いので、うーーーーん・・・となってしまい。
自分で、考え考え、答えたのですが。
ヅェルリーナを演じた時に感じた、誘惑に負けてしまう弱さ。
(尤も、彼女の場合は、私はそれを、ある種の強さだとも思っていますが・・・)
ルチアでは、自分で踏み出すことができない弱さ。彼女は結局それ故に狂ってしまうわけだし。
パミーナのときには、他者を責め、憎んでしまう弱さ。終わりに近いシーンでは恋人を責め、母親も憎んでしまいますし。
また、モノスタトスに対する軽蔑や嫌悪、というものはものすごいものがあると思うんです。
あ、どれももちろん私なりの解釈ですけどね
そこが自分の中では、歌いながら印象に残っている部分かな、と思ったので、
「どちらかというと、そのキャラクターの良い所を見せることよりも、弱い部分を見つけ出して、歌っているような気がしますね」
と、お返事しました。
すると、Sさんが、
「やっぱり!人間の弱さ、というのを中川さんの歌から感じることがあるんです。だから気になるのかもしれませんね」
と言われました。
人と接するお仕事の方なので、私などには想像もつかないくらい、これまで、人間のいろんな部分を見ていらしたみたいです。良い事も、悪い事も。
そんなSさんがおっしゃるには、
「他人を責めたり、憎んだり、自分自身は後ろ向きになったり・・・と、いうと、大抵の人はそういう部分を、直せ直せ、もしくは、隠そう隠そう、とするけれども、でも、それは人間にとって必ずしも直さなくてはいけない、存在してはいけない感情なのでしょうか。」
で、続けて言われるには、
「人の中に、弱さや醜いものはあって当然だと思うんですよ、そんな感情を全部ひっくるめて、人間ではないでしょうか。でも、その上で、他人には、そっと隣に寄り添っていけたらいいですねえ。」
うーん・・・なんだか・・・深い・・・
私の文章では、うまく表現できないんですけどね
ただ、私の歌でも、伝えられたことがあったのかな、と思うとうれしくなりました。
これからも、人間の弱さ、そんなのを少しでも伝えられたらいいな。
改めて思います。
何だかとりとめのない日記になってしまってすみません
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今日はお仕事の打ち合わせに行ってきましたー。
先方のSさんは、一昨年、私がオペラ「魔笛」でデビューした時から、ほとんどの演奏会にいらして下さっている方で。そのたびに、ご丁寧な感想のお手紙やメールを下さって、私自身、Sさんからのお手紙やメールに、いつもすごく勇気づけられてきました。
でも、お手紙やメールのやりとりだけで、お会いするどころか、お電話でお話すらした事はなかったのです・・・
ですが、ですがですが、ついに今日、ご対面が実現~
私も、初めてお会いできるので嬉しいのと、きちんとしなくっちゃ、という気持ちでちょっと緊張・・・
「初めまして!」
とごあいさつしたのですが、何だかそれが妙におかしい・・・
お会いするのは初めてなんだから、それでいいんだけど。
・・・でもなんだか変な感じ(笑)
そんなわけで、お仕事の打ち合わせをする前に、ずーっと関係のないお話をしてしまいました。
Sさんは、音楽関係の方ではなく、私の全く知らない世界でお仕事をされている方なので、お話をうかがっていると、色々と考えさせられました。私の話をかえって聞いて頂いたりして・・・。
音楽や、表現すること、などの色々についても、お互い思う事があったりして。それについては長くなりそうなので、また明日っ
で、ですね。
Sさんの提案で、2時間程度のコンサートをさせて頂ける事になりました
うれしいー!!!
コンサートの内容の詳細はまだ決まっていませんが、来年の2月頃になりそうです。またお知らせさせて頂きますね。
今回は、是非私に、と望んで下さって、コンサートをさせて頂けることになったのです。
本っっっ当に、ありがたいことです。なかなかないことですもの。うれしい~
音楽やっていてよかった・・・そのために音楽をやっているんだもん。
本当にうれしい。
心の底から思います。
さて!
今回のコンサートは、私がプログラミングや、構成、何から何まで全部決めさせて頂く事が出来るそうなので、めいっぱい楽しんでコンサートを作り上げたいと思っています
これからが楽しいのだ!
さーどんなコンサートにしようかしらっ!頑張らなくっちゃー!
張り切るわっっっっ!!
いよっしゃっっ!
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