歌のこと

ト音記号 歌い手の状況というものは

これからしばらく、短めな日記や、まとまりのないものが続くと思います・・・

少々、いま時間がなくて。
このブログにはあまりマイナス的なことやナーバスな事は書かないようにしているんですけどね。人間だれしも、色々な状況があるという事で、今日は少しぼやきな日記になります。
お許しくださいませ。

来年の一月頭~中ごろの本番、稽古始まりのものの追い込みが、予想外のものが増えてしまって。
一曲だけなら何とかなるんですが、こちらの本番で二曲増え、あちらの本番で一曲増え、稽古が思ってたより前倒し・・・とかが立て続けになり、予想外の量に呆然・・・
もちろん自分の読みが甘かっただけなので、何とかするべきだし、何とかできない量ではないのですが。
いきなりキツキツになってしまい・・・今、この年末年始にやらないと、どうにもならないので・・・

年内には本番、もうないんですけどね。あいてる時間をとにかく曲やオペラの譜読みやら何やらにあてているのですが、とにかく量が。

また、その合間をぬって別のコンサートの打ち合わせとか、プログラムのたたき台を考えなくてはいけないのですが。
譜読みや暗譜などをつづけていると、脳みそが疲れるんですかね?どうにも頭が回らなくなる・・・考える事が出来なくなってしまって。
結局、プログラムを考えたり、などという、脳内作業は後回しになってしまいます。こちらももう、本当にやらなくてはいけないのに。

仕事がその状況ですから、もちろん年賀状も手をつけていません。
書くつもりはあるんですが、とにかく時間が惜しい。一時間あったらどれだけの事が出来るのかぁぁぁぁぁ・・・

そんなわけで、今年は年賀状が遅くなると思いますが、皆さま、どうかお許しくださいませ・・・

いまの状況とは、歌い手としてはあまり良い状況とは言えませんが。
ただ、ふと思い出してみると、今まで状況として一番辛かったのは、歌いたくても歌えない状況です。
幸い私は今のところ、歌わせて頂く場を頂いていますが、もちろん歌う場がない時期もありました。

そしてこれからも、確実絶対に、間違いなく、あると思います。
というより、歌い手はそれとの戦いじゃないかな。

こうやって歌わせて頂く場がある今の状況が夢のようだと、何度思ったことでしょう。
正直言いますと、自分でまだ信じられません。こうやって、月ごとに歌う場がある、という状況が。

だからでしょうか。常に不安で、常に焦っているような感じがします。いつ歌う場がなくなるか、いつなくなるか、そればかりを恐れています。
自分に自信がないからでしょうね。

歌う事が出来ない歌い手は、いろいろな事を考えます。
他人をうらやんだり、自分を卑下したり、余計な事を考えます。焦って余計な事をしそうになったり、不安になったり。

でも、自分自身も含め、そう思う人たちの事を責める気にはなれません。人間ですもの。
弱いものですから。

だからこそ、歌う時の喜びは何物にも代えがたくなるんでしょうね。

そんな歌えない時の状況に比べたら、今の状況なんて、辛いうちになんて、これっぽっちも入りませんね。ぼやいてる暇があったら勉強しなくては。

でもその中でも、出来る限りの更新はしたいので、日記は短くなるだろうな、と、そういうわけです。

明日はコレぺティの先生のレッスン。
フィガロを中心にいくらか見て頂くつもりですが・・・どうなることやら

さて、息抜き終了。
また譜読みに戻ろうと思います。

がんばりましょう。

やるしかないもの。





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ト音記号 「フィガロの結婚」の話。

ふーむ。
訳しても訳しても終わらない「フィガロの結婚」の訳。
終わる時がくるんだろうか・・・(遠い目)

今度やらせて頂くスザンナは、レチタティーボ(歌以外の台詞のようなところです)も含め、とにかく量が多い、という 都市伝説 話は、先生方からきいてはいましたが。

まさかこんなにあるとは・・・
訳しても訳しても、終わらない・・・

今年やらせて頂いた、『ドン・ジョバンニ』のヅェルリーナは、出番は量としては少なかったですねぇ。特にレチタティーボなんて、ほんとに少しだけでした。
ですが、その割にずいぶん出番の多い印象が強いのは、シリアスな中のコミカルなキャラクターだから、目立つ所をもらっているんですよね
いわゆる、おいしい役、ということだと思います。

だからやりがいはあるし、その少ない場の中でどのように印象を残すか、というとこが大事なんだと思いますが。
目立つ役どころで、出番が多かったら、他のキャラクターの存在が薄くなってしまいますし。
魔笛における、夜の女王なんて、典型ですよね。
たった2曲のアリアだけで、すべてをもっていってしまう・・・でも、その代り、それに全てがかかっている、だからこそやはり、大変な曲なんでしょうが。


ええ、話は「フィガロ」に戻りますが。
まだスザンナを一本演じた事がないのでわからないのですが、このオペラはとにかく、皆がさびしいような気がします。

観客として見ている分には、伯爵夫人がさびしいのは、わかっていたけれど、それ以外のキャラクターの悲しさやさびしさには、思いが至ってませんでした。

伯爵がスザンナに言い寄っている、と知った時のフィガロのショックはすごかったでしょうねえ。
もちろん、ものすごい怒りもあるでしょうが、そこにある感情は、決して怒りだけではないのではないかな、と思います。

伯爵に対して、おそらく身分を超えた友情を感じていただろうに。
貴族は所詮、貴族でしかないということを思い知らされて、裏切られて。
しかも、それだけではなく、スザンナも守ってあげなくてはいけない。怒りと悲しみに身を任せる暇もない。

一番幸せなのは、一番最初の重唱だけではないかな・・・

あと、特に気になるのがバジリオ。

この人、ほとんど出てこないし、アリアもカットされているけれど、とっても悲しいし、すっごく良い役ですね。だから、ダ・ポンテも彼のセリフを使って「コシ・ファン・トゥッテ」につないだのだろうし。
バジリオも、フィガロを見て思うところがあるんでしょうねえ。

バルバリーナも、いずれデスピーナのようになってしまうのかもしれないと、ドキドキしてしまいます。
あんな小さなアリアが、あまりに切々としていて、辛いというか、悲しすぎる。あれしか出番がないのが、勿体なくて仕方がない。


まあまだスザンナがほとんど見えてないので、何とも言えないですけれど・・・

モーツァルトの音楽は笑っているけど、どこかさびしい、というのを私の先生がおっしゃってましたが、本当にそうなんだなあ、と改めて思います。
しかも、そんなさびしさや哀しさに誰が一番なんてつけられない、それをなくすことはあり得ない、ただ愛だけでしか包みこめない、といってしまうのには、もう、ただただ、ため息ばかり。


ところで、バジリオはフォルカー・フォーゲルのが好きです・・・





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ト音記号 トナカイ・1月の出演日

1月のオペラサロン・トナカイの出演日が決まりました
奇しくも、私にとって来年、最初の本番という事に。

私の出演日は1月8日(金)です!!

今回ご一緒させて頂くのは、

ソプラノの北村さおりさん、


テノールの片寄純也さん、

ピアニストの斉藤久実さん

(予定)です!

(第1ステージ) 午後6:30~7:10
(第2ステージ)    7:50~8:30
(第3ステージ)    9:00~9:30  各ステージ入れ替えなし

お店は午後6時に開店します。

近くなったら、また詳しくお知らせしますね。

何歌おうかなあー。
何にしようかなあー。
むむむ・・・。
こうやってプログラム考えるときって、実は結構楽しいのですー。


松の内も明けたばかりですが、どうぞ皆様、新年のお祝いに、いらっしゃいませ~
団体様でも、いらっしゃいませ~

以下は、トナカイの予約などについての詳細です。

☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆    ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆

ご来店ご希望の場合はご予約が必要となります。
ご来店日の前営業日午後7時までに、私までメールでお申し込みいただければ、お席のご用意をさせていただきます。

メールの宛先はこちら・・・
info@nakagawa-miwa.com

もしくは、私のホームページの「お問い合わせ」から、お申し込み下さいませ。
「お問い合わせ」は、ここをクリック

又、トナカイまで直接お申し込みの場合は、同じく、ご来店日の前営業日午後7時までに、
TEL:03-3851-0810 FAX:03-5820-7100 
又は、メール宛先
operasalon@opera.co.jp
までお申し込み下さい。

もっと詳しくお知りになりたい方は、
こちら・・・ ↓
オペラサロン・トナカイHP

皆さまのご来店、心よりお待ちしてます




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ト音記号 楽譜・・・重い・・・

さて、明日は久しぶりにコレぺティの先生のレッスンですが。
持っていく予定の楽譜は、オペラのスコアが二冊。
カルメンとフィガロの結婚。
フィガロはベーレンライター版なので、かなり重い。

それから、必ず使うモーツァルトのアリア集が一冊。

・・・全部でどのくらいの重さになるのか・・・すでに何かげんなりしている自分がいます・・・orz・・・

長いオペラの楽譜はさ、上下巻とかで売ってくれないかなあ。京極夏彦みたいに・・・
そしたら必要な方だけ持っていく。軽くて済むわー。

・・・まあそうしたらお稽古場で、
「あぁっ!上巻と下巻間違えたっっっ」

ていう人が絶対出てくるんだろうけどね・・・

て、ここまで書いて気づきました。

鞄に入れてかないで、キャリーに入れてゴロゴロやってけばいいんじゃないか!そうすれば重くないし!!
あったまいー

そういやオペラのお稽古の時とかも、靴とかがあるだけでもうイヤになり、キャリーをガラガラしてます。だって重いのイヤなんだもの・・・

で、今、出してきた小さなキャリー。
このキャリー。先日の引っ越し当日、猫が入って遊んでたら出られなくなり、
「みいぃぃぃ~(=ΦωΦ=)」

と、はかなげな仔猫のような声を出して助けを求めたというキャリー。
本当にもう、どーしてそういう事をするのか・・・

明日、先生の家に着いてキャリーを開けたら猫が入ってた、とかやめてよね・・・


さー明日の荷物はこれで安心。





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ト音記号 楽譜、行方不明

ま、タイトルどおりです。

ないのですよ、楽譜が。
明日オペラサロンのトナカイで、使うはずの、楽譜が。

んーーーーーー

いや、あるはずだし。
あるであろう場所は、わかっているのですよ。

・・・明後日の引っ越しために準備されている、この山のような段ボールのどこか・・・

いーっぱいある、ドレスもパニエも全部つめて。
明日使うドレスとパニエと靴とアクセサリーとウイッグ。それだけは出してあるんですが。

だけど、必要な楽譜を一つだけ、間違えてダンボールにつめてしまったらしい・・・

あーーーーーーーーー

どこ?どこ?

どうしよう・・・orz

そんなスリリングな中。
明日、3日の木曜日、(これを書いているのは水曜の夜なので、もうほとんど今日ですが・・・)トナカイの出演日です!

そして明後日は引っ越し当日!

引っ越し前日にシフトがガチで入るというすごい高確率!! \(・∀・)/
もう笑うしかない!!
(まあ、まさかこの日にズバリと入る事はあるまい、と思ってトナカイにシフト表を提出してしまったら、引っ越し前日、思いっきりビンゴで入ってしまった・・・)

できるのか引っ越し!?
やるしかない引っ越し!!


あ、出演日当日でもトナカイに直接ご連絡くだされば、もしかしたら、お席ご用意できるかも?
(無理な場合は、どうぞご容赦くださいませ・・・)
興味があるぞー、という方は、こちらへどうぞ・・・



トナカイ・電話番号
TEL:03-3851-0810

では、トナカイ、歌ってきます




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ト音記号 今後のコンサート予定

リリアでのリサイタルが無事にすんで、心身共に、だら~っと過ごしておりましたが、もうそろそろ、このホームページの「ビデオ」ページに、リサイタルのビデオ映像もアップしなくてはいけませんね~。

今、どの曲にしようか悩んでるとこです。
でも今回は、せっかくなので、曲数、少し多めにアップしようかな。
少し時間かかりますが、アップしたらご報告しますので、是非ご覧になって下さいね


さて

頭を切り替えて、まだ詳細は決まってないものが多いですが、現時点での来年のコンサート情報です。
あくまでもご報告、ご参考までに・・・
詳しく決まったら随時ご報告いたします!!

チケットの事など、おわかりにならないことなどがございましたら、このホームページの「お問い合わせ」ページから、私までお気軽にご連絡下さい。


☆      ☆       ☆      ☆      ☆


♪ 「2010みやまえ新春コンサート」 ♪ 

日 時:2010年1月17日(日)1時半開場  2時開演
場 所:川崎市宮前市民館大ホール ( 川崎市宮前区宮前平2-20-4)
料 金:500円(定員 850名様・先着順)

演奏曲目:第一部~『カルメン』~ハイライトほか 
             カルメン/鮎沢由香里
             ミカエラ/メルセデス/嘉村弥生
             フラスキータ/中川美和
             エスカミーリョ/山口統央
       第二部~ソリストと合唱とオーケストラ
             オルフ:世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」より
                  ソプラノ・ソロ/中川美和

出演者:ソプラノ/中川 美和、 嘉村 弥生、 メゾソプラノ/鮎沢 由香里、 バリトン/山口 統央
ピアノ/弘中 幸子、 ハープ/林 妙子、 トランペット/西野 宏、金管五重奏/Toot Five Brass
混声合唱団「樹林」、  宮前ウインドオーケストラ
指揮・音楽監督/箕輪 響

主 催:みやまえ新春コンサート実行委員会/川崎市宮前区

11月18日(水)より、チケット販売を開始しております。
コンサートの内容詳細やチケットについてのお問い合わせは、
こちらをクリック


☆     ☆     ☆     ☆     ☆


♪ 「愛隣会コンサート」(仮名) ♪ 

日 時:2010年3月13日(土) 午後
場 所:愛隣会(目黒区駒場)
出演者: 中川美和(ソプラノ)
      杣友惠子(メゾ・ソプラノ)
      田中健(ピアノ)

演奏曲目:詳細未定
主 催:社会福祉法人・愛隣会

私がデビューしたオペラ「魔笛」をたまたま観に来て下さったことがご縁で、それ以来、ずっと私を応援して下さっている「社会福祉法人・愛隣会」 の施設長さんにお声をかけていただき、コンサートが実現することになりました!
近隣の皆さま、一般の方もご入場いただけるそうですので、詳細が決まりましたらお知らせいたします。  
曲目はただいま打ち合わせ中ですが、日本歌曲やミュージカルなど、明るく親しみやすい歌から、本格的なオペラアリアまで、「楽しめるクラシック・コンサート」を趣旨にプログラムを予定しております♪


☆     ☆     ☆     ☆     ☆


♪ 「親子コンサート」 (仮名)♪ 

日 時:2010年3月28日(日) 午前
場 所:市川市行徳

ほか
詳細未定

内容などの詳細はまだ決まっておりませんが、童謡など、小さなお子さんたちとご両親でお楽しみいただけるような楽しいコンサートになる予定です。
私は、お得意 の「うたのお姉さん(?)」になります!


☆     ☆     ☆     ☆     ☆

♪ 「町田シティオペラ協会:プリマヴェーラ・ガラ」(仮) ♪ 

日 時:2010年4月11日(日)
主催:町田シティオペラ協会

出演者ほか 詳細未定

私が所属している、町田シティオペラ協会恒例、春のガラコンサートです!
今年も出演させて頂ける事になりました
詳細は未定ですが、きっと楽しいコンサートになること間違いなしです!


☆     ☆     ☆     ☆


♪ オペラ「フィガロの結婚(全幕)」スザンナ役♪ 

日 時:2010年5月8日(土)か、9日(日)のどちらか(ダブルキャストのため未定)
場 所:グリーンホール相模大野 多目的ホール
主催:Colori

ほか詳細未定

モーツァルトの四大オペラの娘役、「魔笛」パミーナ、「コシ・ファン・トゥッテ」デスピーナ、「ドン・ジョバンニ」ヅェルリーナ、そして、「フィガロの結婚」スザンナの中で、私が唯一やったことのなかったのが、スザンナだったので、うれしい~~っ
う~~~幸せっっっっ!!頑張ります~~~~


☆     ☆     ☆     ☆     ☆


ちなみに、いちばん近いコンサートは、来週に迫った12月3日(木)のオペラサロン・トナカイですよ
御遠慮なさらず(笑)、こちらもどうぞいらしてください
私のソロの曲目は、コロラトゥーラなものを用意しようかと思っています。

12月のオペラサロン・トナカイの詳細については、
こちらをクリック

来てね
来てね



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ト音記号 リサイタル前日

一昨日、リサイタル前の最後の合わせをしてきました。

気分はゲネプロ、とりあえず本番通り曲を通してやってたんですが。
最後の曲のコンスタンツェの後、バテて、座っていたら、ピアニストの田中さん。

「・・・いま、白目むいてませんでした?」

・・・むいていたかもしれぬ。
本番では、気をつけよう。

ピアニストは常に気を配っていらっしゃる・・・


さて、いよいよ明日になりましたが、私的にはやっぱりこのリサイタルには、かなり気合い入れていたので、このプログラムが明日一日で終わってしまうのかなあ、と思うと、内心もう、さびしくてさびしくてたまりません・・・
オペラが終わってしまうときに感じる寂しさとすごく似ています。

次にリサイタルをするとしても、それはまず、このプログラムではないだろうし。
仮に仮に、全く同じプログラムで演奏させて頂く機会があったとしても、それは、今、私が感じている彼女たちではあり得ないし。

彼女たちと言うのは、今回歌うプログラムのアリアのキャラクター全員のことで。


スザンナ、

デスピーナ、

ヅェルリーナ、

ウィーン版のスザンナ、

イーリア、

セルヴィリア、

ジルバークラングちゃん、

パミーナ、

コンスタンツェ。


この人たちの事です。

今後、全員を一緒に置くことはないんだなあ、といいますか。
うまく言えないんですけど。

たとえば友達関係で言ったら、卒業でクラスが別れる事になって。それぞれの友達とはまた会うことはあるだろうけど、何だか、クラスメート皆で一緒に会うことはないんだなあ、というか。だからこのクラスの雰囲気がものすごく名残惜しいというか。
たとえ個人で会ったとしても、クラス全員で集合した時の独特の雰囲気は、ないですよね。そんな感じ。

さびしくてさびしくてたまらないです。

ああ、明日の本番がこなければいいのに。
この娘たちと、ずっと一緒にいられればいいのに。

・・・って、

まだ終わってないんですけどね。


さー感傷はさておき、
本番本番

気合い一発!

コンサートには、「美女の博覧会」という
(あぁぁ皆さんわかってると思いますが、このタイトル、私がリクエストしたんじゃありませんからね・・・)
タイトルがついているので、あまり男らしくならないように気をつけたいと思います。
うふ。

そして、何よりいらして下さるお客さまに少しでも楽しんで頂けるように。
私の拙い歌では、到底無理ですが、それでも、神のようなモーツァルトの音楽を、ほんの少しでも感じて頂けるように。

楽しんでくださいね!




いよいよ明日です!

チケットがご入り用の方は、申し訳ありませんが、川口リリアさんの方に直接ご連絡下さいませ。

お問合わせ・チケット申込: 川口総合文化センターリリア 048-258-2000

リサイタルの内容・時間などなど、詳細は、こちらから ♪
リサイタルについてはここをクリック



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ト音記号 みやまえ新春コンサート・チケット売り出し


宣伝記事が続きます
失礼・・・

来年1月に出演させていただく「2010 みやまえ新春コンサート」のチケットが、今日の朝、発売開始されます。
ていうか、されています、ですね。
お知らせが遅くなってごめんなさい・・・

♪  ♪  ♪  ♪
「2010みやまえ新春コンサート~クラシックの煌めき~」

日 時:2010年1月17日(日)1時半開場  2時開演
場 所:川崎市宮前市民館大ホール ( 川崎市宮前区宮前平2-20-4 )
料 金:500円 (定員 850名様・先着順)

今年で7回目を迎えるこのコンサート、新春にふさわしい盛りだくさんの楽しいプログラムが予定されています。

私は、前半のオペラ「カルメン」のハイライトでは、「カルタの歌」でフラスキータを。
後半では、混声合唱団「樹林」の皆さまとご一緒に「カルミナブラーナ」のソプラノ・ソロを歌わせていただきます。今から気合が入るですよ!!

ぜひぜひお越しくださいね!!

チケット情報はこちらです。

    
 

11月18日(水) 9:00より、「2010みやまえ新春コンサート」のチケット販売が開始されます。
   
前売券 ・・・ 1枚500円。定員850人。先着順。定員になり次第終了させていただきます。

チケット販売

     11月18日(水)~11月21日(土)まで ・・・ 川崎市宮前区役所4階 第1会議室にて(9:00~17:00)

     11月24日(火)より(平日のみ) ・・・ 川崎市宮前区役所1階 地域振興課(9:00~17:00)                   

チケット予約
     11月18日(水)9:00より ・・・ 川崎市のホームページまたはFAXにて。
     
 ●ホームページから予約 ・・・ こちらをクリック          

 ●FAXで予約 ・・・ 044-856-3119
「新春コンサートチケット予約」 とご記入の上、「氏名、住所、電話番号、枚数」を明記してください。 
                        
ご予約受付後、「2010みやまえ新春コンサートチケット受付確認書」が送付されますので、「受付確認書」を必ずご持参の上、チケットを事前に川崎市宮前区役所地域振興課でご購入いただくか、当日会場でご購入ください。            

 ■当日券■ ・・・ 1枚500円。
空席がある場合に限り、当日正午より会場(川崎市宮前市民館1階 大ホール入口)にて販売します。                          
                  
お問合せ ・・・ 川崎市宮前区役所地域振興課 まちづくり担当(電話でのご予約はしておりません)
           電 話 044-856-3125   FAX 044-856-3119

主 催 ・・・ みやまえ新春コンサート実行委員会/川崎市宮前区


 コンサートの詳しい内容やチラシは、こちらからご覧いただけます。




・・・で、その前にあるのが、
今月20日(金)の川口リリア
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ト音記号 モーツァルトの気合い


今日のレッスンで、先生に、「自分の感情の直感のままに歌ってみるんですよ!」
と言われて、ちょっと思い返してみました。

「後宮からの誘拐」の、コンスタンツェも最初はもっと強い女性かと、以前、私自身は思っていたのですが、最近ではあまりそうは思いません。今回のリサイタルで歌わせて頂く中で、一番弱い女性なのかもしれないなあ、という気がする・・・
弱い女性だからこその、感情のプレを表現するために、あれだけさまざまな音色を要求されている気が、するんです。

コンスタンツェの二曲目のアリア、
「あらゆる拷問が」は、1つの曲の中で、他の役ではあり得ないくらいの、さまざまな楽器の音を要求されているように思います。

どうしてこれだけの音色を要求してるのに、歌みたいな一番不完全な楽器にそれを要求するのかな・・・楽器だったらもっと確実に音色を出せるのに。
と、つぶやいたら、ピアニストさんが、
「いや、それは歌だからこそ、じゃないですか?」
と。

うーん、何か禅問答みたいだぞ。
何か深いよーな気がする・・・

そもそもハ長調というだけで、モーツァルトの気合や推して知るべし、といった感じで。
そして一分以上の前奏。
あれは前奏などではない・・・すでにアリアだ・・・歌だ・・・

だって、初めてのドイツ語のオペラですもんねえ。そりゃあ気合も入ってるでしょうねえ・・・
しかも奥さんと同じ名前のヒロインだもんねえ。


あ、余談。

今回歌わせて頂く中に、「フィガロの結婚」をウィーンで再演した時に追加されたスザンナのアリアがあるんですが、その曲の気合の入れ方、すごいものがあります。

他の曲で決して手を抜いてるわけでは、もちろんないと思いますが、モーツァルトの気合いがムンムンに伝わってくるんです・・・楽譜の間から匂いたつように・・・私のように若輩者にまで伝わってくるんですよ~!

これはなにゆえ・・・と思って、先生に質問してみたら、疑問氷解。

当時のモーツァルトの愛人が、そのウィーンでのスザンナだったそうです。
しかも、その愛人は、スザンナを歌ったら、イギリスに行ってしまうことになっていて。モーツァルトは、彼女と一緒にイギリスに行こうかと、真剣に考えていたそうです。

その人のために、作った曲。
彼女とは、これを歌ったらもうずっとお別れかも。
そんな気持ちで書いた曲。

そりゃー気合入るわ。

なるほどねえ・・・

長くなりましたので、コンスタンツェについては、続きはまた後日・・・





今月20日(金)の川口リリア
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ト音記号 歌のスタミナ。

えぇ・・・
今日はピアニストの田中さんと、リサイタルの合わせをしていたんですが。
そろそろ、ペース配分の事もあるので、とにかく最初から!と、ぶっ通しで合わせをやり。(ま、もちろん曲間の休みとか、休憩時間も考えてその分も休みつつ、ですが。)

一通り終えたら、私と田中さん、それぞれ気になる曲を返したり、確認したりして。

でも
昨日も書きましたが。
全曲通すと、終わった後、あぁ・・・疲れる・・・


私は元々、歌うスタミナだけは自信がありまして
おそらく、普通の歌い手さんよりもかなりスタミナはある方だと、これだけは自負しております。

でも
今回のプログラムは。

モーツァルトのアリアで一時間以上・・・

とにかく、身体が辛いのです~

ろっ骨が!!
痛い!

眉間が!!
痛い!!

お腹の上が!!

二の腕が!!

ギャグみたいですが、何故・・・みたいな所が痛くなったりダルくなったり、もうわけがわかりません・・・

お腹の内側と肋骨かなあ、特につらいのは・・・

まあ、スタミナをつけるには、恒常的に身体をしんどい状況におくと言うのも一つの方法だと思うので、ちょっとがんばってみますがっ


しかし、田中さんは、三時間の合わせの後、これからオペラの稽古でーす、と言って去っていきました。

・・・・・・タフ・・・・・・


ちなみに、今回やっているプログラムの中で一番しんどいのは、言うまでもなくコンスタンツェですが。
次にしんどいのは「ぶってよ、マゼット」です。

意外にわかってもらえないのよね・・・あの曲、しんどいって。


そういえば今週発売のTarzanが、「元気になるご飯」とかいう特集してたっけ・・・スタミナつくかな。
買ってみよう。



今月20日(金)の川口リリア
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