歌のこと

ト音記号 うふふふふふふ♪

うふふふ。
うふふふふふふ。
うふふふふふふふふふふ。

まあ聞いてくれ。
…いや、聞いて下さい。

学生の頃から、ずーっと憧れていた先生に、
ツェルビネッタをきいて頂きました~!

ムヒョ~(/´∀`)/

いやもー、本当にラッキーでした。ツェルビネッタ歌いの先生に、ツェルビネッタをきいて頂けるなんて、何て幸せなんだろう!!

そもそも、先生というより、学生の頃からふつーにCDを聴きまくっていた憧れの歌い手さんだったから。普通に歌ってるのを聴くだけで幸せだったんだよね。
その先生のCDも、散々聴きすぎていたので、いまや、CDのケースはとっくに破壊されているし。(←入れ替えろよ…)

なのになのに、まさか自分がその先生にツェルビネッタをきいていただける時がくるなんて…!
人生こんなことってあるのね。

神様ありがとう。
もう死んでもいいです。いや死にたくないけど。

ちなみに、先生の前でツェルビネッタ歌ってる時はというと、緊張のあまり頭痛はしてくるし、時々記憶はとぶし(笑)

でもでも。先生が教えて下さった、ツェルビネッタの役柄の解釈も楽しくて。
オーケストラの事とか、カデンツァの事、色んなアドバイスが、もう何もかも楽しくて。

興奮しまくって、帰宅するまでの寒い道のりもなんのその。ほとんどスキップしながら帰った感じで。(ほぼ事実)
その夜は、明け方まで眠れなくて、目が覚めた時も、
「…むにゃむにゃ…Grossmaechtige Prinzessin…(←ツェルビネッタのアリアの歌い出しの歌詞)むにゃむにゃ…」

と言っていた、自分がいた。
嘘のような本当の話。 笑

それから数日、ふと気付くと、曲の前半のしゃべりの部分をブツブツ言ってる自分がいる。
楽しかったなあ。
楽しいなあ。

こういう事があるから、人生は楽しいっすね!
また聴いて頂けるといいなー

……こんな事を書いていますが、明日はオーディションだ。
全然地に足がついていない。
がんばらねば。(笑)




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ト音記号 リサイタルの準備とか、修士の演奏会とか。

じわじわ宣伝しております、7月の帰国リサイタル。
先日、デザイナーさんとお会いして、チラシのデザインの打ち合わせをし、お願いしてきました。どんな風になるのかしら。わくわく

…それにしても、いまは日本にいるのに、「帰国リサイタルでーす」とか言ってるのも、変な感じ…(´Д`)
まあ準備は日本にいる時じゃないとできないから、当たり前と言えば当たり前ですが。

おかげさまで、私が所属している二期会と、母校の桐朋学園同窓会からもリサイタルの後援を頂くことが出来ました。

…ああ、なんていうのか、もう後には引けない…orz
いや別にあとに引く気もないですけれど、何て言うんでしょうか…
「あー、半年後にちゃんとあるのね~、やらなきゃいけないのね~、七月に…」て感じです。← 他人事か

…いやいや、気合十分、好きな曲やチャレンジしたい曲を集めて、自分への挑戦のつもりでプログラムを組んでますので

それから、まだチラシもお届けしていないこの時期に、すでにチケットをお申し込みくださった方も何人かいらっしゃいます。

何だか、私のような歌い手の演奏を待って頂いているのかと思うと、恥ずかしいような気もしますが…でもこうしてご連絡頂けると、すごくうれしいです
本当にありがとうございます~ ご期待に添えるよう、がんばりますね!
いずれ、リサイタルのチラシが出来たらここにUPします~。

それにしても、ここのとこ、レッスンや打ち合わせやらが続いてちょっとバテ気味…
来月またドイツに戻るので、日本にいる間に、やれる事やっとかなければイカンので

そんな中、今年で芸大の大学院を修了する、親友の修士審査演奏会があったのですが。
どうしても日程的に無理で、行けなかったんです…あーこれは行きたかったなぁ~…

友人が、院で勉強してきた事の集大成の演奏。コンサートとも、オペラとも違う何かが絶対あると思います。 本当に本当に、行きたかったのですが、残念でした。

それにしても、みんな、勉強して、積み重ねて、がんばってるんだなあ、と思います。

私も負けないように、がんばらなくちゃ。




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ト音記号 ゆきの日。

雪。ゆきゆきゆき。
あーそういえば、二期会の研修所にいた時、”ゆき”って名前の役やりました。たしか、青島広志先生の『黄金の国』。
すごい良いオペラなの~特にラストはもう最高…(´∀`)

さて、話を戻して。

いやー寒いですね。
起きたら猫がずっと外を見てました。雪が気になるみたい。ドイツでは普通の雪も、やっぱり東京で遭うと何かすごい一大イベントです。

そんなわけで、自分の中で、体内ミュンヘンスイッチをONにし、『ここはミュンヘンミュンヘン…』と自己暗示をかけながら外に出たら、
「あら?全然寒くないじゃない?ていうかあったかい?」
くらいでした。

そうか。
東京だから寒いんだ!
もしここがミュンヘンなら、この程度ならもう春の気候じゃないか~
ここはミュンヘンなのよ!ミュンヘンミュンヘン!!
と、自己暗示かけっぱなし。

…もっとも、気を抜いて、さっき何も考えずにコンビニに出かけたら、むっちゃ寒くて死ぬかと思いましたけどね…orz
自己暗示大事!ミュンヘンスイッチON!!

さて。
そんな中、今日は4月7日の本番で共演してくれる、ソプラノの鳥屋さんと、本番について打ち合わせの予定だったんですが、雪のため延期~

この本番は、僭越ながら、私の創作ミニオペラをやらせて頂くつもりです。創作と言っても、作るのは台本だけ。曲はすべてクラシックのもの。
こういったものをやらせて頂くのは、二度目です。
ちなみに一回目のは、こちら。→ここをクリック

いま、じわじわとオペラの台本を書きつつ、使う曲を選んで、歌詞に日本語付けてるとこです。
さあ、これからまた、台本の続きをやってきます
そのうち、少しずつ制作過程や練習風景もUPしてきますね。

目指せ、低予算&超少人数で、本物のクラシック!そしてオペラ!

……ま、言うだけはタダだから……(笑)




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ト音記号 リサイタルのプログラム。(仮)

ただいま、一時帰国中に、七月にある帰国リサイタルの準備。またミュンヘンにも戻るので、日本にいる時にやっとかないと、です。

…何だか、いつどこに帰ってんだか、だんだんわかんなくなりますね…
しかしまー、リサイタルって色々やる事はありますが、一番大変なのは、何といっても、

プログラムの選曲ですね。

…いや、リサイタルに限らずどんなコンサートでも、毎回選曲でぴーぴー言ってるか…スミマセン(´Д`;)

いえね、歌いたい曲はいっぱいあるんです。でもね、全部歌う訳にもいかないし、それから、どんな自分を見せたいか、とか、雰囲気や流れ、何より自分のスタミナとかを考えるとですね~…
どうしてもなかなか決まらないんですよ。
でも実は選曲って、一番楽しい作業でもあるんですけどね
…でも大変なんです~ ←どっちだ…

それでも、去年のぷち・ぷち・コンサート(去年の九月末&十月頭のブログ参照~)みたいな時は、ギリギリまで決めなくても大丈夫なんですけど。今回のような帰国リサイタルはねー、やっぱり、ギリギリという訳にはいかないんです。
色々な所に早めに連絡もしなくちゃいけないし、でして。
しかし!A型ですが、どこかフィーリング派の私には、半年も前ににプログラムを決めるというのは、それはそれはもう、すんごいハードル…
…本当に、真面目に考えてるんですけどね…

まあプログラムが決まらない、一番の理由としては、考えてるうちに、わくわくしてきちゃって、あれもやりたい、これもやりたい、てなって。その結果、曲目が二転三転しちゃって、決まらないんですよ。
毎回毎回、二転三転…ライクアローリングストーン…イエー。

まあでも、先方への連絡などもあるので、期限は守らなくちゃだし。
そんなわけでこの一週間、脳がとけるほどプログラムを必死で考えて。

考えて

考えて

考えて…

何とか!
プログラム、大体決まった感じです~!キャーキャーキャー

すごいでしょ!?リサイタルの半年近く前なのに。ほめて!ほめて!(´∀`)
あとはピアニストさんと相談をして、バランスを考えたいと思います。

…ここまで言っといて、まだプログラムの内容をはっきり言わないのは、まだ変更の可能性があるから…(まだ言うか)
でもチラシが出来るころには、ある程度はお知らせできると思います~。えへ。

それにしても、毎回思うけれど、プログラムって、最初に考えたものとはかーなーり、かけ離れたものになっちゃうんだよなあ…何で?
他の歌い手さん、いかがですか?
私はまあ8割変わりますね…何でこんなことになってしまうのかしら。

でも、プログラムが決まってくると安心します~。それになんか嬉しくなっちゃうんですよね
今は、ほぼまとまったプログラムを見て、ニヤニヤしたりしてます(笑)

さあ、あとは歌うだけなので(笑)日本にいる時間を無駄にせず、頑張んなくちゃね。
まだまだ今週もレッスン三昧だぜ
まだまだ頑張ってきまっす!!




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ト音記号 あけました。

去年は色々ありましたが、やっぱり、新年そのものはお祝いする気持ちで。
HAPPY NEW YEAR  です!
…あけおめついでに、なんか新年らしい写真を使おうと思ったんだけど、ないわねぇ…
携帯カメラを探しても。パソコンの中を探しても。
我が家のアイドルこと、兄の奥さん、ジニ姫の写真ばっかりだったわ…
まあ写真は諦めるとするか。ああん(´Д`)

さて
少し先になりますが、今のところ決まっている、私の今年の本番のお知らせをいたしますね。


 氷川荘コンサート(仮) 
4月7日(14時開演)
場所:目黒区愛隣会・氷川荘

出演者
中川美和(ソプラノ)
鳥屋有紀子(ソプラノ)
田中健(ピアノ)



 帰国リサイタル 
7月26日(木)
(19時開演)
場所:東京オペラシティ リサイタルホール

出演者
中川美和(ソプラノ)
田中健(ピアノ)



氷川荘のコンサートは、もしかしたらクローズドになるかもしれません。
お子さんが中心のコンサートですが、とにかくびっくり箱のように、楽しめるものを目指して、いま色々考えています。
共演者がいる分、腕によりをかけて、企画から色々頑張りまっっっす

帰国リサイタルは、もう少し経ったら、皆さまに詳細をお知らせしますねー
リサイタルは、できるだけたくさんの方にいらして頂きたいので、今からじわじわと宣伝しておきます(笑)

全く違う方向性の内容になるであろう、2つのコンサートですが、どちらも、少しでもレベルの高いものを目指して頑張りたいと思います。

そして。せっかくですから、年初めの抱負なんぞ。まあ、結局は毎年同じなんですが。
毎日、たとえほんの少しでもいいから、必ず上手くなることを目標に。
そして、本番に限らず、目の前のものを全力で!

…でも
時には サボっちゃってもいいじゃない、にんげんだもの  (みつを風)(・∀・)/

今年も脱力精神を忘れずに、そんな感じでいこうかと 笑


それでは皆様、今年もよろしくお願いいたします!





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ト音記号 チェブラーシカのマグ

ドトールで買った、チェブラーシカのマグカップ。

実はマグカップ集めは私のひそかな趣味でして、ドイツの我家には1人暮らしにもかかわらず、七つくらいマグカップがあるのです
何かを飲むたびに、気分で違うマグにするの。ちょー幸せ

で、明日はピアニストと、年内最後の合わせ。
昨日はずいぶん喉の不調もあったのですが、今日一日で、かなり抜けた気がします。不調なままだったらキャンセルしてもらいましたが、良くなったので、合わせ決行。

でも喉の調子悪いと、ヘコむね…
とにかく自分の練習ができないのが何より辛い。でも、喉を壊したら大変だから、まだ大した事のないうちに、とにかく全力で、治す!!
そんなわけで、ヘコんだ気分を上げるため、チェブラーシカのマグカップを買って、自分を癒したりしてみてるわけです。
それにしても、このマグかわいー。ドトールの思うツボ、て感じがしないでもないですが、いいの、このマグ買って幸せだから

年が明けても気は抜けないので、自分をいたわりつつ、明日もいっちょ、頑張ってきまーす。
そして、大みそか正月あたりは完全に体調を戻しておくための、エネルギー充電期間~

…しかし、クリスマス、正月、カリカリしながらずっと練習してるわ…(遠い目)
今年は仕事がないはずなのに、何故。

…あー、年越しの宮川彬良のコンサート行きたかったなあ~泣 …いやいや、芸事に休日なし!!(と、言いきかせてみる自分。)

早く寝て、喉の不調を治す!それでは皆さま、ぐーてなはと




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ト音記号 じゅんび。

コンクールの準備~。
て書くと、歌の準備のようですが。

申し込みの準備なの。いやん。

ああどうして、申し込みはいつもこうギリギリになってしまうのか。

そういえば、以前、超有名音楽コンクールの事務局に勤めていた友達が、
「どうして声楽部門の人たちは、申し込み書の提出が皆、必ず期限ギリギリなの?楽器部門の人はかなり余裕をもって出してくるのに…」
ときいてきましたが。

すいません、こういう事です(´Д`)

私は性格的に、歌い手の中では(比較的)マメなタイプの方ではあるのですが、まーギリギリだわ。申込の類は。
…なんでかしら?

なんでかしら。
結構前から、曲は決めているのに。

なんでかしら。
結構前から、ピアニストにも頼んでいるのに。

なんでかしら。
気づいたら申し込み期限が迫ってるのよね…

で。
ちゃんと何歌うのか、やっとリストアップして、申し込みの準備をしたら。
何なの、この満足感。

まるでもう、完璧に歌えているかのような満足感と安心感…
いやいや、これから練習するんだってば!!ドイツで練習してきまっせ(`Д´)

でね。そのために、
ハイドンの「騎士オルランド」という、あまり有名でないオペラの楽譜を、母校の図書館から借りたらば。
図書館で借りたものとは思えないくらい、あり得ないピカピカ度合い
どう見ても、リアルに新品。こんなキレイなの借りたの初めて…


…あまりにきれいなので、せっかくだから、記念に一枚。(笑)

借りた履歴を見たら、やはり、私がトップバッターでした(笑)
…これ、こんなに借りられてないなら、私がこのままもらっちゃっても誰も困らないんじゃ…ぶつぶつ…←いやダメでしょ…


はっ。
美しい楽譜に見とれてるときじゃないわ。(普段使ってる楽譜がもうボロボロだから…)
さっさと練習だわ。

そしてその前に
締め切りギリギリの コンクールの申し込みだわ←(早くしろって…)





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ト音記号 努力する事。

合わせをしてきました。

前回の記事でも書きましたが。
ただいま、慣れていない曲に、トライ真っ最中です。いやん。

なんて言うんでしょうか、歌い慣れてる作曲家や、その周辺の時代の人のものだと、
「こういう時は、まあこうなるだろうな」
という道筋が見えるんです。

たとえば、
「この後はこんな感じの音程になるだろう」
とか
「こうきたら、この後はこういうカデンツァ(技巧的な装飾音の事です)になるだろう」

という想像がつくんです。

でも。
今やってる作曲家が、そういう道筋が、
全く見えないんです

ほんとわからなくてねえ…道筋が見えないで歌う怖さと言ったらもう!! 泣

あんまりやってこなかったもんな、勉強不足猛省…

で。
慣れてない曲で…どうなるかと思ってましたが、先週合わせをしたときは、
いやあひどかった…(自分で言っちゃいますよもう。)

ピアニストさんが必死でレッスンしてくれ、気をつけるポイントを教えてくれました。


何とか一週間で、自分なりに役作りをして(まあそれでも、つい自分のやりやすいように作っちゃうけどね…)もう一度合わせ、レッツリベンジ。
…この場合のリベンジは、自分へのリベンジですね。

で、今日、合わせ終了後、自分の録音聴いたら、

ああ…何とか形になっている… 泣

良かったああああああああ

ピアニストさん、感謝~

いや、もちろん自分のレベルで、です。大したことはないですが…
でも、何とか形になっている!あれだけひどかったのに!
本当にホッとしました。
うれしかった。

さて、ここからはちょっと真面目な話。
今だから言います。

この一週間、道筋の見えない曲を歌う事が、どれだけ怖くて、ストレスだったか。
歌うたびにおそってくる、ものすごい不安感。泣きながら練習してました。

そんな練習の合間に、モーツァルトや、歌い慣れている曲を歌うと、本当に安心しました。
このまま、この安心感の中だけで歌っていきたい。そうすればどんなに幸せか。
でもやっぱりそれじゃ駄目だし。歌える曲をぬるま湯のように歌っていたんじゃ、上達はないし。
もうやめたい、仕事じゃないんだから、投げ出してしまえばいい、という誘惑と必死で戦いながら、この一週間、練習してました。

なかなか眠れない日もありました。食欲もなくなって、もう頭は24時間、その歌の事でいっぱいで。
ここ数日は、音楽を聴いたら頭痛がするようになってました。

自分がこの曲で、何を伝えればいいのかわからない。
伝えるものが見つからない。

多分自分の中に、驕りがあったんでしょう。そんなに音程が難しい物でなければ、それなりの形には、歌える自信があったんです。
けれど今回、自分がいかに勉強不足で、いかに何も出来ていないか、本当に思い知らされました。

でもそこで、その作曲家の特徴、音楽としての形の整え方をピアニストさんに教えてもらえて。
そして不安の中で必死で向かい合って練習して。
やっと形にする事が出来た。

もちろん自分の中ではまだ全然、この曲の道筋は見えないけれど。
それでも形を整え、自分の伝えたい事を見つけ、それを歌で表現できるとこまで、もってこれた。←自分としては、ね

本当にうれしいです。

あきらめないで良かった。苦手だから、慣れていないからと言って投げ出さないで良かった。
私はまだ上達できる。
私は上手く歌えるようになれる。

努力って大事だなあ、と、当たり前の事に今更ながら気づかされました。
音楽は努力が必ずしも反映される世界ではないけれど、でもやっぱり私は積み重ねていきたい。
仮に、その歌で他者からの評価が得られなくても、やっぱり、自分の中で得られる事があるから。それは、何物にも代え難い喜びがあるから。

ちょっと自分の話になりますが。
私は本当に不器用な人間で、幼いころからどんなに努力しても、何も人並みにできませんでした。
けれど高校生の時に、努力すれば、できるようになる事がある事を知りました。
それが歌でした。
努力して、練習すれば、亀のような歩みですが、練習しただけ出来るようになる。こんな楽しい事はありませんでした。
音楽家になるには不純な動機かも知れませんが、私にとっては、人生の価値観を根底から覆す事でした。
努力が実る事があるなんて。

うれしくてうれしくて、人の何倍も何倍も練習しました。

そんなときの気持ちを忘れてました。

まだまだ私は努力が足りない。

逃げだしたい時や、逃げても構わない時もあるのかもしれないけど、やっぱり私は逃げださないで、受け止めていきたい。
失敗してもいいから、受け止めて、努力して、そして失敗しても、失敗の先も努力していけば、いつか何かが得られるはずだと信じています。そうすれば、失敗も努力の過程だと思えば、そうは辛くない。
何より怖いのは、失敗を恐れて踏み出さない事。努力をそこで止めてしまう事。
失敗を笑う奴は、笑わせておけばいい。その失敗を自分で次の努力の材料につなげればいいんだ。

そして、その上でレパートリーの慢心を恐れ、他者との馴れ合いを恐れ、挑戦は恐れず、ルーティンワークにならないようにし、自分を知るよう心がける。

生意気ですが、本当にこれはすぐに忘れてしまう。そんな自分だから、こうして書き留めておきたいです。

努力は決して裏切らないと信じて、積み重ねていきたいです。




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ト音記号 雨~。

雨ですなあ。
いや昨日からかなり体調崩して昨日はほとんど一日寝込んでました。レッスンも無念のキャンセル。痛恨…先生、失礼しました…

今日はまあ、昨日に比べれば復活しましたけどね。でも雨のせいもあって、外に出ず。まあこういう方が体には良いんでしょう。ためてた作業を色々しなくちゃね。

ここ数日は、譜よみをしたり、曲を探したり。カデンツァを付け加えたり、新しいものにトライする作業と言えばいいのか。そんな事してました。でもしかし…あぁ、新しい曲や、特に、慣れてない作曲家のものは弱いわぁ~

私、自分で言うのも何なんですが、一度手の内に入った曲は結構、まあ、歌えるんです。多少難しいと言われている曲でも、手に入ってしまえばわりと歌えます。そこまでものすごく時間かかりますけどね…

でも…手の内にない曲は…新しい曲とかは…音とりが簡単な曲でも…まぁ~、これがこれが。

下手くそ …いやん。
ピアニストさんにレッスンしてもらいつつも、自己嫌悪orz

だって!だってだって!(´Д`)
まだどんなキャラクターか、どんな心情なのか、具体的にわからないのに、歌えないようぅうう~!!
泣。

悔しいので、これから二年や三年かけて、役作りしつつ、とりあえず、きちんと自分なりに歌えるようにするのです。
別に私がレパートリーにしなくてもいいような曲だけど、喉を壊すような役でもない。ときたら、ここはひとつ、しっかり取り組んでみせるわ。
自分なりに歌えないって、なんか悔しいじゃん!!

…ま、ただの負けず嫌いなのかもしれないけど。
練習あるのみ。コツコツ。コツコツ。

歌い手はオーディションや本番のためだけに歌うにあらず。時間のある時に気づいたりもします。

しかし、すんごい雨だわね。





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ト音記号 会場の下見に行ってきた。

さっき外に出たら、冬の匂いがするー。
冬生まれのせいか、冬が好き。
…と言っても、ミュンヘンは既に氷点下らしい。冬の匂いなんてもんじゃないんだろうな。
コートや防寒具がミュンヘンに置きっぱなしなままなので、ユニクロに大変お世話になっております

で、寒い中、ホールの下見に行ってきました。
来年、リサイタルの予定があるので、それの下見なの。
会場はオペラシティのリサイタルホールなので、観客として行った事は、まあ、何度もあるわけですよ。
だから何となくはわかってるつもりでしたが、やっぱり舞台の方から客席見ると違いますねー。
お客さんの距離が想像以上に近かったりするし、それがまた、何か面白そう…

そして、ホールというイメージより、舞台に近かった。客席より一段高くなっている演奏スペース。それもかなり広くて、演技も色々できそう。やっぱいいわ~

でもでも、基本はクラシック音楽を聴かせるための会場だし。(舞台で軽く声出したら、キレーな響きだった…)
うーん、何の曲が効果的になるかなー。
やはりきちんと会場を見てみると、歌おうかな、と思っていたプログラムも変わってきます。会場の雰囲気も、舞台を作り上げる大事な要素ですね。

それにしても、こうして突き付けられると、ああ、準備しなきゃいかんのだな…と、やる気にさせられます。
…いや!いつだって、本番決まれば、どんな先でも、めっちゃやる気ですけれどもね
…なんて言うのかな。現実味が迫ってくるって感じです~ ウヒョ(´∀`;)

そんなわけで、まだだいぶ先ですが…

リサイタルを来年の7月26日(木) に予定してますー。
場所は、初台のオペラシティのリサイタルホール。

興味のある方は、

是非
ぜひぜひ
是非是非是非
いらして下さいまし~!!!

また詳しくは、このブログでお知らせしますねん


…それにしても眠い…なんでだ…




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