歌のこと
今日、眼科に行ったのですが、待合室は、もう風邪の嵐…
患者はゲホゲホ、小さな子供も大人顔負けにゲホゲホ、受付のおねーさんまでゲホゲホ…もはや声楽家的には阿鼻叫喚の地獄絵図とすら言っても良いのではないかと…
いやマジで。
内科ならわかるんですけどねぇ。眼科ですよ眼科!
皆様、風邪がはやっております。本当に気を付けてくださいね…
さてそんな中、11月24日の「室内歌劇場の歩み」のお稽古、進んでます。
昨日は、私も「ヘンゼルとグレーテル」&「フィガロの結婚」から抜粋部分を稽古。
青島広志先生のお稽古が、毎回面白い上に、ものすごく勉強になるんです!これが楽しいんだ~
私が歌うグレーテルの歌唱箇所は、そこまで細かな演技のものはなく、動きが細かくて色々あるのは「フィガロの結婚」のスザンナのアリアの方。
ケルビーノをスザンナが女装させるという、いわゆる「着替えのアリア」と言われるところです。
改めて、動きながらやってみると、ますます面白さがわかる。
楽しくて面白い曲だなぁ。
少年ケルビーノを演じるのが、女性だというのが、また何とも色っぽい。キャー
こうして見てみると、私はこれまで、一般的にはメゾがやるケルビーノも演じたことがあるので、本当に幸せな体験をしてきたんだと思います。
一つのオペラのなかで、別の人間として生きられるということは本当に面白いことで。
だって、一つの事象を2人の目線から見られるわけですよ。
死んでもいないのに、2回の人生を生きられる凄さ、て、もう本当に、すごくないですか!?
重めの声の人だったら、年齢を重ねればスザンナから伯爵夫人をやれるだろうけど、軽い声のソプラノの私は、年がいってもスザンナだけ。
なのに、ケルビーノとしても生きる事ができるのはすごい幸せな事です
で、今回のコンサートではスザンナを歌いますが、スザンナでもケルビーノでも、どちらの役をやっても本当に楽しい!
やっぱりモーツァルトを歌うのは幸せだなぁ~。
今回の私のイメージである「フィガロの結婚」の中の映像をご紹介します。
お時間のある方はご覧になってくださいまし~。
白黒で少し古いですが、演出がオーソドックスで私は大好きです。
着替えさせられてる男装の女性が、ケルビーノ。黒い女中服で歌ってるのがスザンナです。今回私がやる役です。
スザンナ役のレリ・グリスト可愛い!!
ドレス姿の優雅な女性が伯爵夫人です。
内容は、スザンナがケルビーノを女装させるのですが、ケルビーノは憧れの伯爵夫人の前なので、照れくさいやら嬉しいやらでちょろちょろ動いて、うまく着替えさせられない。
スザンナは仔犬のようなケルビーノに、注意しながら着替えさせる…という他愛のない内容です。
が、実は、曲には非常に官能的な内容が隠されてます…うふふ。でも今回はそういう方向はなしで。
可愛らしい着替えのアリアです。
1分10秒あたりから歌が始まります。
ここをクリック。
レリ・グリストのようにはいきませんが、自分らしいスザンナを、ほんのひと時ですが、生きられたらと思います。
是非、いらして下さいませ!
あ、もちろんグレーテルも元気いっぱい、踊り回ってますよ!!
ものすごく細かい動きがあるのではないですが、子供の役なので運動量はこっちのが多いかもしれないです。
でも踊れて楽しー
◆チケットのお申込みは◆
アンダンテ企画 まで
メール ticket@nakagawa-miwa.com か
お電話 080-2553-5670 (平日10時~17時)で、
お名前・ご住所・お電話番号、チケット枚数を、ご連絡下さい。
※アンダンテ企画にお申込み頂いた場合、多少の割引をさせて頂きます。
◆東京室内歌劇場の歩み PART 3◆
【日 時】 2016 年11月24 日(木) 午後6時半開演(午後6時開場)
【場 所】 渋谷区文化総合センター大和田6階/伝承ホール (JR山手線「渋谷駅」 徒歩5分)
【入場料】 3,600 円 (全席自由)
【出演者】 ソプラノ/中川美和、里中トヨコ、津山恵、中島愛恵、メゾソプラノ/木村槙希、三橋千鶴、前田美樹、テノール/吉田伸昭、行天祥晃、バリトン/太田直樹、杉野正隆
ピアノ/朴令鈴
監修・司会/青島広志
【主 催】 東京室内歌劇場
チラシはこちらをクリック
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おお~、ちょっと聞いて下さいませ。
何げなく動画をひっさしぶりにあけてみたら、私の「ルチアの狂乱の場」の再生回数が、9000回超えてた~
アップしたのが2年前なので、いやー嬉しいですね。
嬉しいので、改めて動画を貼っておきます。
スマホでうまく表示されない方は、
♪ここをクリック♪ (YouTubeの動画にとびます。)
「Le voci」(第14回公演)
2014年9月20日(土)
かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール
ドニゼッティ/歌劇「ランメルモールのルチア」より
(Donizetti / Lucia di Lammermoor)
「狂乱の場」(The mad Scene)
「香炉はくゆり~苦い涙をそそいでください」
ルチア/中川美和(ソプラノ)
エンリーコ/岡元敦司(バリトン)
ライモンド/吉川賢太郎(バリトン)
フルート/磨見沙織
指揮/安藤敬
演出/奥村啓吾
テアトロフィガロ管弦楽団、合唱団
~~~~~~~~~~~~~~~~~
いま観ると、粗もある…(笑)
まあでも、その代わり当時じゃないとできない事もあったと思います。
「狂乱の場」というのは、ハッキリしてて好きだなぁ。
人間という着飾った生き物が、全てをかなぐり捨てて、ただ心のままに生き物として絶叫する…やっててとても気持ちが良いです。
嘘がないのでね。
ルチアというのは、ただ可憐に哀れに死ぬというキャラクターではないと、私は思っています。
不条理を呪い、恋した人を恨み、兄を憎み、自分の罪を恐れ…
人間の中にある、黒いものに押しつぶされる恐怖と絶叫を表現するというのは、私にとってはとても楽しい
綺麗な格好して、綺麗な旋律で、ドス黒い感情を歌う、だから狂乱て好きさ(笑)
それにしても、もう2年も経つんですね。
早いなぁ。
オケと合唱と、完全な状態でルチアをやらせて頂ける機会はあまりないので、本当に良い経験になりました。
そして「狂乱の場」のアリアの途中部分…兄のエンリーコが出てくる場面(11分33秒の所から14分33秒までの、3分間)のひとくさり。
あの途中部分が、私は好きで。
アリア単独で歌うときは普通ここはカットしますし、オペラ上演の時もカットされる事がありますが、私としては、ここがあるとないでは全然違う。
この部分があると、エンリーコへの気持ちや、狂気に向かう気持ちが、やりやすいんですよね。
ここをやらせて頂けて、良かったなー。
そしてこの公演では、ライモンドのアリアもカットなしで上演されたのですが、これもやりやすかった~。
そんな色々を、本番前から終演後までブログに何回か書いてあるので、当時のブログのリンク、貼っておきます
良かったら読んで下さいまし。
♪ここをクリック♪
…そんなんやってますが、さぁ、明日はまた「リリア歌の花束」の稽古だわ!
オペラから、邦楽、日本の世界へ。
気合い入れてきまーす。
オペラだけじゃないのよ。日本歌曲もやりますよ!
リリアのリサイタルは、こちらです。
◆リリア「歌の花束」~日本語を歌うPart2 ◆
《中田喜直から現代へ》
※全て日本人の作曲家による日本語の歌ばかりのソロリサイタルです。
【日 時】2016年10月 7日(金)午後7時開演 (午後6時半開場)
【場 所】川口リリア 催し広場 (JR「川口駅」西口正面)
【入場料】一般 2,000 円、学生 1,000 円
【出演者】ソプラノ/中川美和、ピアノ/伊藤友香、構成・お話/音楽評論家・國土潤一
【演奏曲目】中田喜直「マチネポエティクによる四つの歌曲」、別宮貞雄「二つのロンデル」、三善晃「抒情小曲集」、国枝春恵「走水(はしりみず)」
【主 催】川口文化総合センターリリア
※チケットのお申込みは、リリアチケットセンター 048-254-9900(10時~19時)まで。
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無知のお話。
10月7日(金)の「リリア歌の花束」のリサイタルは、テーマが「日本語を歌う」。
お恥ずかしながら、私は日本歌曲はモーツァルトとかにくらべると、そこまでやってないんですよね。
だからプロデュースの先生に選曲のアドバイスを頂きました。
で、すすめられて歌う事にした、三善晃の「抒情小曲集」。
萩原朔太郎の詩。
歌曲を専門に勉強なさってる方ならご存知なのかもですが、私は歌曲をあまりやってないので、これまで知らなくて。
音取りを始めて、衝撃の嵐ですわ、もう。
この詩に、この音楽をつけるセンスがもう。
まるでミステリーのトリックにも似た、最後の一音。
「こう来るかあぁぁあああ」
と叫ばせる…
詩が表現している、身近な絶望をそのまま置いておきながら、しかし絶望を美しく音楽にし、心に刺さる氷の華のトゲのような美しさにして…
何これ何これ。
何でこの詩にこの音をつけようと思うんだ。
天才かこれ。あ、三善先生天才か。
そして、萩原朔太郎、 エロい 官能的。
この人の詩、こんなに エロかった 官能的だったのね。
「少女よ」ってタイトルの曲!!
紅で!それを表現するのに茘枝(ライチね)って!
ライチの種…くれない…
エロ 官能的過ぎて悶絶。
すいません、知らないと何言ってんのか全然わからないと思うんですけど。
ご存知ない方で詩を見てみよう、と思われたら、
「抒情小曲集 三善晃 詩」で検索してみて下さい。
ついでに、楽譜も見て、音も叩くと、エロ官能的過ぎて、悶絶します(笑)
いやさぁ、日本人は世界に誇るエロ官能を持ってると思うよ(笑)
オペラで真っ向エロはガンガン歌ってるけど、こういう詩の、こういう音って、もう何か恥ずかし過ぎて。
ギャー ←意味不明
歌うの恥ずかしいわ…何これ何これ…
これはもう、ひたすら慣れるしかないね…と思い、かれこれ何ヶ月もこの「少女よ」を歌っていたら、やっと慣れてきました!よっしゃあ!!
で、参考がてら他の萩原朔太郎の詩を読んでたんですが。
絶望と、曖昧とした空虚感、ふっとした理由のない自殺への衝動、それと表裏一体の寂しい愛情、そして小さいもの、自然へのたまらないまでの愛情etc…
本番までこの詩の世界にどっぷり浸かったら、俺様自殺!
…とかはならないけど。
落ち込みそうな気もするので、入り込み過ぎないようにしたいわ。
最後の曲「五月」は、いつも涙が胸から突き上げてきます…
本番にいらっしゃる方は、このブログをご覧になってから本番を聴いて下されば、
「ああ、これが、エロ官能的過ぎて、練習しながら悶絶してた『少女よ』だね」
とか、
「前奏でいつも泣きそうになってた『小曲』だね」
とか、色々楽しめます。
てか、三善晃も朔太郎も、すーごーすーぎー
鬱ってる人は、詩を読んでみると共感できすぎて、辛いかも…ある意味救われるかも知れないけど。
責任は持ちませーん
それにしても、私は無知なので、ちゃんと勉強してる方からしたら、
「何を今更言ってんの」て事かもですが。
しかし、無知故に、こうして新しく知る事が出来る喜びがあるのは、
やはり音楽家として、そして文章を楽しむ人間として、至福です
楽譜見てたら、たまらなくなって深夜に雄叫び投稿でした。
詩人ってすごいね。
そして、作曲家ってすごいね。
さ、今日のブログは三善晃だったので、次回は国枝春恵先生の「走水」について語ります(笑)
ヤバイよ、止まんないよ…
そんなリリアのリサイタルは、こちらです!
◆リリア「歌の花束」~日本語を歌うPart2 ◆
《中田喜直から現代へ》
※全て日本人の作曲家による日本語の歌ばかりのソロリサイタルです。
【日 時】2016年10月 7日(金)午後7時開演 (午後6時半開場)
【場 所】川口リリア 催し広場 (JR「川口駅」西口正面)
【入場料】一般 2,000 円、学生 1,000 円
【出演者】ソプラノ/中川美和、ピアノ/伊藤友香、構成・お話/音楽評論家・國土潤一
【演奏曲目】中田喜直「マチネポエティクによる四つの歌曲」、別宮貞雄「二つのロンデル」、三善晃「抒情小曲集」、国枝春恵「走水(はしりみず)」
【主 催】川口文化総合センターリリア
※チケットのお申込みは、リリアチケットセンター 048-254-9900(10時~19時)まで。
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カルメンの訳詞制作中…
訳詞を作る時は、言葉を優先するタイプの曲と、音楽のリズム重視の曲がありまして、どちらかというとカルメンは後者の方に思えます。
しかしやはりこの作品のすごいのは、それなのに原語の言葉のリズム感はとても美しい…
それを崩さないでどう日本語を伝えるか…
数日中に仕上げたいので、ここらが正念場。
さて休憩終わり。また再開。
◆〈芸術講座〉1時間でオペラ「カルメン」~日本語上演~
◆10月28日(金)午後7時開演(6時半開場)
◆市川市文化会館小ホール
◆1200円(全席指定)
◆主催/(公財)市川市文化振興財団
◆芸術監督・ソプラノ/中川美和(ミカエラ)、メゾソプラノ/栗田真帆(カルメン)、テノール/工藤和真(ドン・ホセ)、サックス/渡辺定路、 パーカッション/冨岡春絵、ピアノ/田舎片麻未
◆私はミカエラ役のほか、舞台構成、脚本、日本語訳詞等も担当します。
◆詳細は、♪ こちらをクリック ♪
◆チケットは、市川市文化振興財団(047-379-5111) まで直接お申込み下さい。
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…ここんとこ、何してたっけ…
なーんかバタバタしてたはずなんだけど、最近忘れぽくってねぇぇえ…
「ボエーム」のミミもひと段落したので、今度は集中して10月に市川でやる「カルメン・ハイライト」の構成をやったり、川口リリアの日本語の曲を、がっつり音楽整えたりしています。
何か一度にどっと押し寄せてきて、少しハード
いやまあ、本当にハードな時はこんなものではないんだけど。
何となく時間が足りなくて、翌日になってしまうんだよね…
そんな中、こちらのコンサートに行ってきました。
川口リリアのポスター

リリア「歌の花束」の第1夜~
私が10月に出演させて頂くのは、このシリーズの「第2夜」になります。
ほんで、こんなのを配っていました。
川口リリアで開催される公演案内のパンフレット、
「リリアプレス」てのがあるんですが。

表にグルベローヴァ~
中の頁をめくると・・・

私のも出てました~
「リリア歌の花束」第2夜・10月7日!
ありがとうございますー
で、テーマ「日本語を歌う」の第1夜となるこの日は、普段あまり聴くことの少ない「邦楽」でした。
私が第2夜で演奏する予定の「走水(はしりみず)」は、邦楽の形式で書かれている作品なので、とても勉強になりました。
出演された藤本昭子さんは、大変存在の強い方で。
ものすごく派手な音なのに、次の曲になったら別人のように緻密にかっちりとアンサンブルを作り上げられていて…
音楽の表現の幅がものすごく広い!面白かった~!
8月には、藤本昭子さんのリサイタル…というか「地歌ライブ」があるそうです。
私も、勉強がてら聴きに行きたいな…
いよいよ、次回10月7日の第2夜は、私の回です。
今からちゃんと準備はしてるつもりだけど…
10月なんてまだまだ先のようでいて、あっという間なんだろうな~
頑張ります!
ぜひいらして下さいまし
◆リリア「歌の花束」 《日本語を歌う・part2》 第2夜◆
~中田喜直から現代へ~
【日 時】2016年10月7日(金) 午後7時開演 (6時半開場)
【会 場】川口リリア・催し広場 (JR「川口」駅 西口直結)
【構成・お話】音楽評論家/國土潤一
【出演者】ソプラノ/中川美和、ピアノ/伊藤友香
【主 催】(公財)川口総合文化センター・リリア
【入場料】全席自由 一般2000円/学生1000円
【プログラム】
・中田喜直/「マチネ・ポエティク」による四つの歌曲
・別宮貞雄/「二つのロンデル」
・三善晃/「抒情小曲集」
・国枝春恵/「走水(はしりみず)」
【チケットお申込み・お問合せ】
リリア・チケットセンター048-254-9900 (午前10時~午後7時)
※チケット発売中!
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マメに更新すると言っておきながらしてなかった…
反省。
てなわけで、ちまちまと。
クローズドコンサートの本番があったり、合わせなどをしてました。
慣れてる曲、そうでない曲もありますが、初めての曲もそれなりにまとめられるようになってきたので、それは嬉しいですね。
プロである以上、当たり前の事ではあるんですが、でも私はそれをとても大切な事だと思ってます。
関係者のみ…のコンサートが続いて、お客様にいらして頂けないのは残念ですが。
あ、でも8月10日に一曲だけですが、室内歌劇場のメンバーズコンサートで歌わせて頂きます!
こちらは皆様どうぞウェルカム!いらっしゃいませー
開演19時、会場は渋谷区大和田伝承ホールです。
チケット代は3600円になります。
大好きな「私はティターニア」を歌うので、是非いらして下さいね~
ちなみに後半は、素晴らしいキャストでのオペレッタ「天国と地獄」のハイライト公演です。
このコンサートについては、またこちらのブログでちゃんと!宣伝しまーす
何か疲れたので、今日はハーブティー飲んで寝ます…
少し先の事でバタバタしていて、なーんか落ち着かないんだよね~…
…あ、でもまだ暗譜練習してなかった…
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主催の方と、クローズドのコンサートのプログラムを色々ご相談させて頂いたのですが。
今度、ちょっとですが「ラ・ボエーム」のミミのアリアや重唱を歌わせて頂く事になりました~。
ボエームでは、私は今までずっとムゼッタ役だったので不思議な感じ。勉強せねば
ほかには、モーツァルトの他、グノーの「宝石の歌」なども歌わせて頂きます。この曲、学生の頃は勉強しましたが、久しぶりだなぁ。
甦れ、私の記憶…(笑)
今年歌うのは、女子力高めの役が多いみたい。ここんとこ私がやっていたのは、男役とか男役とか狐とか…
でも、今年1月のオペラ「絹のはしご」のジューリアはお嬢様だったし、ふふふ、皆、やっと私の本質に気が付いたのね!(違)
…いやー女子力マイナス値の私なりに、頑張ろうと思います(笑)
あと、こちらでちまちまレポート(?)していた10月にある「カルメン」が、主催の市川市文化振興財団のイベントガイドにのりました。
5ページ目の下に出てます。(PDF内では4ページ目です)
タイトルは「1時間でオペラ」〈カルメン〉です。ハイライト、日本語上演です!
私は、ミカエラ役と、舞台構成、脚本、日本語訳詞等も担当します。
イベントガイドは、 ♪ここをクリック ♪
私は、芸術監督だなんて、もったいないようなお役目を頂いてますが頑張ります~
でもその前に、今週の日曜日、5月29日は、サロンコンサート
昨日もがっつりピアニストと合わせてきましたよ~。
挑戦も多くて大変ですが、手応えあり!です。ピアノの伊藤友香ちゃんのスケールの大きさも必見!
このプログラムにして良かったなー。1人でも多くの方に聴いて頂きたいです。
いつでも真っ向勝負!な、サロンコンサートの詳細は、こちら
♪ソプラノ中川美和・サロンコンサート2016♪
【日 時】 2016年5月29日(日) 午後2時開演(午後1時半開場)
【会 場】 サロンフェリーチェ(東急目黒線「洗足駅」下車 徒歩3分)
【入場料】 3500円(全席自由)※後援会会員の方は、3000円
【出演者】 ソプラノ/中川美和、ピアノ/伊藤友香
※チケットは、アンダンテ企画まで、お電話かメールでお申込み下さい。
アンダンテ企画
(電 話)080-2553-5670(平日10時~17時)
(メール)ticket@nakagawa-miwa.com
※チラシはここをクリック。
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サロンコンサートの合わせ~。
今月末にいよいよ近づいてきたサロンコンサートの合わせを、ピアニストの伊藤友香ちゃんとしてきました。
なんというか、自分がプログラムを組む時は、こう、毎回スタミナ耐久レースみたいになっているんですが。
それを少し改善しようと思い。今回はスタミナではなく、集中力耐久レースになっております。
・・・あほだわ・・・
2人で合せながら、ちょっとぐったりしたりして・・・誰だよこんなプログラム組んだの、て、私だよ、というお約束・・・
しかもスタミナもいるんだけどね、結局・・・
けど、コンサートの内容は結構面白いと思います~
なかなか聴けない作品もありまして、そういった曲は、耳あたりが良くて聴きやすいと思うの。
そして何といっても、そしてモーツァルトも数曲入れたし!いえっふー
モーツァルトは久しぶりに、一番好きなコンサートアリアを歌おうと思います。ウィーンでフィガロの結婚が再演された時に、デルベーネが歌ったスザンナの4幕のアリアー。 好きー!
プログラムに関してはセルフSなのか、単なるドMなのかわかりませんが、頑張りたいと思います
皆様~サロンコンサート、是非いらしてくださいませ!!その時に、少し決まってる先のお仕事のお知らせもさせて頂きます~。
たーかーのーつーめー
(まだまだ絶賛自分の中で流行中)
そのサロンコンサートの詳細は、こちら
♪ソプラノ中川美和・サロンコンサート2016♪
【日 時】 2016年5月29日(日) 午後2時開演(午後1時半開場)
【会 場】 サロンフェリーチェ(東急目黒線「洗足駅」下車 徒歩3分)
【入場料】 3500円(全席自由)※後援会会員の方は、3000円
【出演者】 ソプラノ/中川美和、ピアノ/伊藤友香
※チケットは、アンダンテ企画まで、お電話かメールでお申込み下さい。
アンダンテ企画
(電 話)080-2553-5670(平日10時~17時)
(メール)ticket@nakagawa-miwa.com
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今日は、レッスンに行きました。
久しぶりのドイツ語作品だったんですが、やっぱり楽だな~。
いやまぁ、決してドイツ語ペラペラ喋れるわけじゃないし、ドイツ語の単なる言い回しとかも知らなかったりするんですけどね…
あ、一応私はドイツ語以外の作品も、まあやっているとは思いますし(ていうより、ドイツ語のオペラは「魔笛」以外やってないな)
何語だったらやる、何語だったらやらない、ていうのはないつもりです。
だから、何語でも!お仕事カモーン!!щ(゚Д゚щ)
音楽と言葉は密接なものだけど、言葉の所だけで切り捨ててはいけないものだとも思うのですよ。
訳詞上演だったりしたら、皆もフランスものやチェコのとか、いっぱいやってるものね。
音楽から導きだせるものもあると思うんです。
語学だけではないですが、自分がちゃんと納得いくまで準備して、きちんと出来るようになる時を待っていたら、そんな時は永遠に来ないと思ってます。私はね。
チャレンジする事で見えてくるものもあると思っているので。
なので、ドイツ作品以外のものでも、もちろん積極的にやる事にしているんですが。(ていうかドイツ作品て、モーツァルト以外ほとんどやらない…)
…ただ、ドイツ作品だと何か安心するってーのは、わかって頂けないでしょうか…
何か音の揺らしとか、子音の適当さにもホッとする(笑)
あと濁音のセクシーさにときめく(笑)
イタリア系の人がドイツ系の作品をやってからイタリア系の作品に戻ったら、きっと同じ事を思うと思うんだ…
話がそれましたが。
そう、今は少し時間があるので、先生に敢えてレッスンを定期的にお願いする事にしています。
ドイツ作品だと、ある程度流せる分自己満足になっていないかが気になるし、初めての作曲家だったりすると、もうレッスン抜きでは、正直精神的にキツイわ…
実際、ロッシーニはすごくがっつりレッスンして頂いたもんな~。
いやー、1月の「絹のハシゴ」ほんとに楽しかった。
何か、こういうの久しぶり。
やっぱり、教えて頂けるというのは、本当に貴重でありがたい事です。
それに久しぶりに、割とちゃんと一定のペースで自分練習もしてるかな。
私は、本番がたてこんで、じっくり自分練習する時間が取れないとダメなタイプなので、正直ホッとしています。
それで、じゃあ自分練習で何をやっているかと言ったら、イタリア歌曲集の1を開いたりしてます~
しかも結構大変なんですけど。笑
そして、10月にある日本歌曲のリサイタル用に、中田喜直の「マチネポエティク」を勉強し直したりしてて…
何ていうか、イタリア歌曲集だったり、中田喜直だったり、10代の学生時代カムバック…て感じ…
あぁ、もっと真面目にやっときゃ良かったー
そんでそんな中、東京音大に行ったら、憧れのS先生にたまたまバッタリ遭遇
もっと厚化粧しとけば良かった!
そんな今日でした。(笑)
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前回のブログにある通り、インターネットラジオのオペラ専門番組「オペラ大好き!『VIVA OPERA』」 2月号で、一月に出演した「喜劇二題!」をとりあげて頂きました。
私は出演した「絹のはしご」で、名前も出して頂けたので、嬉しい~
一昨年の「ルチア」の時の話も、ちょっと話して頂きました。なつかしやー。
ちなみに、Le vociの「喜劇二題」の他には、アントネッロ「エウリディーチェ」、新国立劇場「魔笛」がとりあげられています。
どんな本番も全力で取り組みますが、こうして終わった後に、またとりあげて頂けるという事はなかなかない事なので、すごく幸せです。
このように注目される公演に出演させて頂けたことを嬉しく思いますし、いやー、それにしても初めてのロッシーニ、本当に大変だったなぁ…(遠い目)
…なんて記憶もよみがえってきます。
ここにもリンクを貼っておきますね。是非是非聞いて下さいまし。
YouTubeです~。
こちら をクリック
さて、今は今週末本番の「ミゼレーレ」一直線です。
先週、マエストロ稽古もありました。
今度の私のソプラノソロの曲は、ルチア並のコロラトゥーラ満載で…
今日は自分でがっつりと練習していたんですが、終わったら身体がバキバキ
ロッシーニの技巧は横隔膜の支えが命でしたが、今回のミゼレーレの技巧は、ドニゼッティの「ルチア」とかに似てる感じで。
こういったドニゼッティやミゼレーレの技巧だと、背中周りの筋肉と、肋骨を使いまくってる感じ…
ロッシーニとはまた違うんだなー、としみじみ感じているところです。
コロラトゥーラと一言で言うのは簡単ですが、作曲家によって毎回身体を微妙に作り直す感じかなあ…
で、マエストロにも色々アドバイスを頂き、宗教曲とは言っても、テンションや内容も思ってたより相当なものだと知り。
まさにルチアの狂乱並のテンションと技巧で、コロラトゥーラ大会。
なので、自分の練習終わると、身体も頭もぐったり…
筋肉バキバキ…
でも、何かスッキリするのは何故だろう(笑)
たぶんアドレナリン出てる~。
身体を整えるために、明日も練習します。
がんばろー
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