ト音記号 自分の出てる、『こうもり』のDVDを観る。

まあ、タイトルそのまんまです(笑)
先日、東京シティオペラ協会さまから、九月公演の「こうもり」のDVDを頂きましたー。私はアデーレ役で出演させて頂いています。

その時のブログ →  ここをクリック。 

改めてDVDを見返して見ると、演じている側ではわからなかった事がたくさん。
自分の公演が終わった翌日、2日目の公演は客席で観ていたはずなのに、その時はまだ演じている側の気持ちになってしまっているんですかねえ、観客として見る事が出来ていなかったんだなー。

改めてDVDで観客の気持ちで観てみると。
「あ、ここはそーゆーことになっていたんだー」とか
「照明の切り替えすごいな~」とか、他にももう書ききれないくらい沢山の事に気づかされました。
演出家に一つ一つ指示されていた事あれこれが、こんな風な出来あがりに持っていくためのあれこれだったんだ~。と思います。
演出家の頭の中には、こういう出来あがりの形が出来上がっていたんだろうな。
うーん、すごいなぁ~…


……え?私?

いや、自分の出来は色々と突っ込みどころはありますけど(苦笑)

まあレベル的なものはさて置いときましてですね

敢えて何か言うとしたら、いやあ、こんなにアホなキャラを演じていたのか(笑)
そして何でかわからないけど、すごく若い…というか、幼く見える。33歳なのに(笑)
もちろん、メイクさんの匠の技は大きいとは思います
可愛くして下さってありがとうございまする…m(_ _)m

しかし、こんなわがままで自分勝手な33歳、本当にいたら、なんて迷惑なやつだろう…
まあ自分のことながら、舞台の上でそのキャラクターを生きていれば、あまり実年齢は関係ないのだなあ…そのキャラクターの年齢になるのですね。
歌うだけでなく、演じることの大切さを知りました。

もっとも、アデーレは今まで演じたキャラクターの中で、何かがとてもやりやすかったのですけれど。
これからは、自分とは違うかな~というようなキャラクターも、きちんと演じられるようになりたいなー。

なーんて、改めてちょっと、『こうもり』のことを懐かしく思い出しました。
まだ九月の話なんですけれど、もうものすごく前の事のような気がする。

さ、今日はこれから今月16日のコンサートの合わせと、22日のコンサートの合わせです。

ルチアの狂乱と、コンスタンツェと…と、ちょっとハードですけど、どちらもレパートリー曲なので、楽しみながらやる事にします。
コンスタンツェは、この間のリサイタルで歌ったもので、「ああ、帰ってきたな」という感じがします。
また、ルチアは20代の頃、一本やらせて頂いてから、初めて歌うんじゃなかったかなあ。
ひょー何かなつかしー。

では、いっちょ歌ってきます。ほんじゃ行ってくるねー(・ω・)ノシ




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