ト音記号 たのしい


「ドンジョバンニ」の稽古が続いてますが!

ああ!!
楽しい……

モーツァルトの稽古って、何でこんなに楽しいんでしょうね!!!!(力説)

私がこの作品で個人的に一番好きなのは、レポレロ

コミカルだから面白いのもあるんですが、初演の時レポレロ役を務めたのが、ベヌッチという、モーツァルトがすごーくお気に入りの歌手だったのです。
なので、ベヌッチにどんな事を要求していたのか、どんな事ができると思って信頼してたのか、ていうのが見えてきて、すっっごく面白い!!


皆様ご存知「カタログの歌」はこちらー。
今回のハイライト公演では、これやります。

音だけですんません。
https://m.youtube.com/watch?v=qvAlQqFXw4g


ダルカンジェロは、ジョヴァンニより、レポレロの方が好きなの…

レポレロの一推し場面はここ!!
皆にボコボコにされそうになる寸前に、命乞いをしながら逃げ出すとこ。
でも今回はやらないんだ!笑

音だけだけど。
https://m.youtube.com/watch?v=OpLy3uC4A-0

この場面、すっごい良いとこだと思うんですが、何故かなかなか賛同が得られない…
いやテクニックもいるし、台詞も面白いし…

台本を書いたダポンテは、ここにモーツァルトにこんな歌をつけられたのを聴いた時、驚愕したんじゃなかろうか。

普通の作曲家なら、ここはレチタティーヴォ(台詞)にするか、台本増やしてもらって重唱にするようなとこだと思うんですよねー。(レチタティーヴォバージョンも作ったらしいけど)

もしかして、モーツァルトがダポンテに相談して
「ここ、レポレロの音楽にしたいから、ちょっと彼一人の長台詞にしてくんない?」
とか言ったんじゃないかしら、なんて勝手に予想。
(単なる想像なので、違ってても一切責任は負いません…)

そして話は戻ります。
他にベヌッチが初演でやっていたのは、コジのグリエルモ、フィガロ、と何となく傾向が見えてくる。

稽古中に、レポレロ歌唱部分の楽譜を見てると、ベヌッチの得意な音域とか、キャラクターとかが見えてくる。
実力も、演技も、モーツァルトにものすごく信頼されてたのが、本当によくわかる。

私生まれ変わったら、バスバリトンになってレポレロやるんだ!
(「後宮からの誘拐」をやってた時は、テノールに生まれ変わってベルモンテやる!とか言ってたような気がする)

もうちょい書いていたんですが、止まらなくなったから、続きはまた今度(笑)




8月27日(火)渋谷区大和田の伝承ホールにて。
前半1時間はコンサート、後半が1時間程度の「ドン・ジョヴァンニ」ハイライトです。

私は19時開演の夜公演の「ドン・ジョヴァンニ」にツェルリーナ役で出演します。
チケットは4000円のところ、私までご連絡頂ければ割引き致します!
チケットのお問い合わせ、お申し込みは
「アンダンテ企画」まで
メールticket@nakagawa-miwa.com
電話 080-2553-5670(平日10時~17時)


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