ドイツのこと

ト音記号 オクトーバーフェスト

あぁ、ラーメンと餃子が食べたい。(独り言)

突然身体もこちらの寒さにも慣れ、普通に過ごせてます。朝、早めの時間に外に出ると息が白い、て感じの気温ですかね。

さて昨日はオクトーバーフェスト開始日だったので、Dirndl(民族衣装)を着ている人がちらほら。夏祭りに浴衣を着るような感じなんですかね。

Dirndl。かわいいっす。

駅には、眼光鋭い警備員さん(たぶん)が仁王立ち。あー酔っ払い増えるからねーえ。

新聞は皆オクトーバーフェスト特集。どれもこれも、200周年!とか書いてある。どうやらフェスティバルが始まってから今年で200周年らしいです。

オクトーバーフェストの公式HP。(英語です)
http://www.oktoberfest.de/en/

日本のオクトーバーフェスト公式ページ。(日本語です)
http://www.oktober-fest.jp/

そんな中で、唯一関係ない記事を書いてる新聞を買ってしまった。
周り中がオクトーバーフェストのネタを採りあげている時に、敢えて何を採りあげるか!!そういうのが気になるの。

で、その新聞のトップ記事は、政治の話。
・・・とは言っても、ドイツで一番読まれているゴシップ誌のこと(そうとは知らなかったんだけど、時々買ってたの。写真多かったし、何か面白そうだったから。)、ドイツ外相の結婚の話だったんですが。
男性同士の結婚だったので、記事になったみたい。
http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010091801000818.html

あと、大きく取り上げられてた記事に、かわいいワンちゃんたちがてんこもりになった写真とともに、
『ぼくらのお家を探して!』

まー里親募集なんですかね。タイトルしか見てないからわかんないけど・・・
さすが犬の天国ドイツです。世界のオクトーバーフェストとともに犬の話をもってくる。
選挙期間中、ほとんどのテレビ局が選挙速報を流している時に、一局だけ『大家族スペシャル!』とかいう番組を放送しているテレビ東●の心意気にも似たものを感じる。
結構好きなんですよね、そういう感覚が。




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ト音記号 レッスンの日

今日はレッスンでした。
ミュンヘンでお世話になっている先生のご自宅レッスンは久しぶり。
最後にご自宅に伺ったのは、まだ私が若かりし頃(笑)と言っても、四年前くらいかな?

先生についての詳細はこちら。以前の日記。

http://yaplog.jp/nakamiwa/archive/134

http://yaplog.jp/nakamiwa/archive/136
この頃はまだドイツに留学する事になるなんて思ってもいなかったなぁ~・・・でもまだ去年の事ですね。
先生についての日記のひとつ前には、11月のリリアのリサイタルのチラシについての日記とか書いてるし・・・
時間がたつのは、早いようで遅い。でも早い。

で、四年ぶりの先生のご自宅レッスン。一応住んでるとこ、変わってないですよね、と確認をしてから出かけました。
ちなみに余談。
こんなに軽い感じで書いてますが、先生との連絡は電話だったので、
もう、泣きそう。
まーでも何とかかんとか電話したわけですよ。うふふふのふ。汗びっしょりになりながら・・・

で、今日おうちに行ったら、早く着きすぎてしまった。やっぱり四年ぶりに行くと、時間の感覚が狂っちゃう。
時間まで、先生の家の周りをぶらついてました。

それにしても、東京で4年も経ったら街の光景はものすごく変わってると思うんですが、ドイツという国のお国柄のせい?全くと言っていいくらい、変わってないご近所・・・

駅からお家までの途中にある、小さな橋がかかった小川。
気持ち良さそうに流れてる。
前来た時、寒い雪の中、水鳥が泳いでたっけ・・・

ここ大好きなの。

すっごくきれいなお庭のご近所のおうちも変わらないまま。

目印にしていた、ぽつんと佇むキオスクもそのまんま・・・
4年前と全く変わらず、時が止まったままのような光景に何だか懐かしくて、思わずキオスクでミネラルウォーターを購入。


あらやだ1ユーロもすんの!?高いわね・・・この水、スーパーだったら50セントくらいなのにっっ!?(´д`)

財布の中身を見て一瞬で現実に戻る。


まぁそんなこんなで、先生のお宅に着いてお話ししてたら、
ミワが最後にうちでレッスンしたの何年前だっけ?3年?4年くらい前だっけねえー。と言われました。
そうですねー、でもお家もこの辺も全然変わってませんねー、と何だかほのぼの。

そう、先生のお家自体も変わってないんですわ。レッスン室の、鏡のかかってる場所まで変わってない(笑)
色々レッスンしていただいた後、今度は仮面舞踏会のオスカル見といてね、と先生。
あー・・・この役、何だかんだで歌ったことなかったけど、いくら何でもそろそろやらねばならんという事か・・・

次のレッスンはまた電話でね!と先生。
・・・ひどいわ、私がどれだけ電話で苦しんでいるかも知らずに・・・orz


ところで。
何となく、街は目に見えないざわめきが、ひたひたと近づいてる感じがします。
そう、オクトーバーフェストがもう明後日なんですね。
今年は18日の土曜が初日。

まあ行くとしても、落ち着いたころ、平日の昼間に行くかな。
もともとイベントとかにあんまり覗きに行くタイプじゃなくて・・・行きたいな、と思っていたものも、ふと気づいたら終わっていた、というのが私のよくやるパターンです。
でも私が何とも思ってなくとも、街は確実に色めき立っている。さぞや大騒ぎになるんでしょうなあ。どんな感じかは想像つかないんだけれど。

ぷろすと!




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ト音記号 外国で苦手なもの

はい、電話。

オペラの事じゃありませんよ。
グラハム・ベルが発明した伝達手段です。

「ワトソン君、用事がある、ちょっと来てくれたまえ」 歴史に残る電話の第一声。

電話 電話 電話。
wikipediaによると、
電気通信役務の一種で、電話機で音声を電気信号(主として電流の変化)に変換し、電話回線を通じて離れた場所にいる相手方にこれを伝え、お互いに会話ができるようにした機構および、その手段。
だそうです。かえって意味わからん・・・

ええ、何を言いたいかって言うとですね、電話が嫌ってことを言いたいんです。
もともと、電話よりメール派なんですけど。
でも、日本にいた時は、携帯は常に枕元で、決して手放さずに、暇さえあればチェックしてたのに。
ドイツにいる今は、着歴がない事を祈りつつ、しぶしぶ、一日一回チェックします。もう携帯恐怖症、まではいかないけれど、かなり携帯、苦手です。

何故かって?

決まってるじゃないですか!!
しゃべれないからですよっっっっ

知り合いもまだあんまりいないから、着歴があっても日本人の場合が多いんですが、ドイツ人の場合もないわけではない。

まー、一番わかりやすいのは、こちらの先生との電話、ですかね。
・・・次のレッスン、電話で決めなくちゃいけなくて。
いや、当然なんだけどーっっ!

会話だけで決めるなんてーーーーっっっ

日本にいた時は気付きませんでしたが、ドイツに来てから、人間は意外にシチュエーションや、表情、身振り手振りでずいぶん意思疎通してることに気付きました。
だから、言葉という手段だけで伝達するということがどれだけすごいか・・・

たとえば昨日、お隣さんの引っ越しの手伝いをしてて気づいたんですが、管理人さんが口にくわえていたクギを落としたんですね。そうしたら、きょろきょろしながら、
「クギどこ行った?さっきまであったのに!」

これ、それまでのシチュエーションがあるからこそ、何言ってるか容易にわかるんですよね・・・
いきなりこの文章だけ聞かされても、たぶんわからない。
で、手伝っているからこそ、私も何言ってるかはすぐにわかったから、クギの場所を、

「足の下ーっ!」
と言って指差すわけで。そうすると、管理人さんも、私の発音が悪くても通じるんですな。コミュニケーションが成立しやすいという訳。人間は、いかに言葉以外の情報から色々な事を得ているか・・・

言葉だけで意思疎通をする電話という手段は、本当に大変だと思うの・・・あ、そりゃ私がドイツ語できないからっていうのが八割を占めているんだけど・・・

でもね!聞いて下さいよ!うちの兄嫁はですね!
今年の初めころだったかな。私のパソコンについての質問を電話で会社に問い合わせてくれたんですよ!
韓国人なのに!
日本の会社に、日本語で!!

その時は気づかなかったけど、
何!?何!?ジニちゃん、あなたもしかして神!?
すごい!すごすぎる!!
問い合わせなんて、相手が何言うか、一番想像がつかない内容のに!しかもパソコンなんて専門用語多いのに!

か ん が え ら れ ま せ ん

今になって、彼女がどれだけすごいか思い知る・・・神は身近にいたのだね・・・青い鳥みたいだ。

そんな彼女のすごさを思い知りながら、さっき、やっとこさっとこ、先生に必死の思いで電話をしましたわ。
(しかも一回目は留守電で、思いっきり肩すかしでガックリきてしまった・・・)

たかだかレッスンの約束で、電話が終わった後は汗びっしょり。
そりゃーしゃべれない私が悪いんですが。

久しぶりだし、ご飯食べよう~とか予想もしない事を言ってた(気がする。)
時間の約束はちょっと待ってもらえるか、また明日くらいに折り返しかけるから、と予想もしない事を言ってた(気がする。)
日本語なら普通のことでも、外国語だと、予想しない内容のことなんですよね・・・

だから、電話するときは汗かいてもいい服で電話に臨みます(笑)
もードイツ語の電話は、終わった後は緊張で、背中熱々の、汗びっしょりですからね・・・情けないが、事実なんだから仕方ない。

いやふつーはそこまでではないと思うんだけど、でもマジ怖いんです!電話!
言ってる事、たぶん通じないよなあ、向こうは何て言うんだろう、あぁぁぁぁ・・・て思いながら今日も電話を握りしめる私。

また、近々、同じアパートの中で引越しするかもしれないので、大家さんとの交渉しなくちゃいけない。そうすると、またドイツ語で電話?電話?あぁぁぁ・・・orz

よく、喧嘩できたら語学は一人前、と言いますが、私にとってのラインは電話ができるようになった時、かな。
電話、平気になる時が来るのかな・・・いつだろう・・・




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ト音記号 バイエルンのチケット、GET♪

バイエルン州立歌劇場のチケット買ってきました。

何となくチェックしたら、『魔笛』のパミーナがキューマイアー!これは買わねばなるまい、と思っていそいそと出かけたわけで。キューマイアーはすごく好きなの。
モーツァルトイヤーのザルツブルグ音楽祭の魔笛で、同役で出てた人。DVD見られた方も多いと思います。私もその一人。

生キューマイアーが聴けるのかぁ~。超楽しみ!しかもネットでチケット残席調べてた時は、もう立ち見席か一番高い席しか残ってなかったみたいなのに、ボックスオフィスに行ったら、カウンターの人に、

「あら?待って、まだ40ユーロの席が残ってるわ~。」
と言われて、手ごろな値段の席をGET!100ユーロの席は高いし、かと言って、すごく安い立ち見席は辛すぎる・・・こんなに幸せでいいのかしら

んもう、チュッチュ
(すいませんあまりに嬉しかったのでテンションあがってます・・・)

あと買ったのは、何と、主役が日本人。中村恵理さんがスザンナで出てる『フィガロの結婚』。彼女は次の魔笛でパミーナをやる予定みたい。すごいなぁ~。『カプレーティとモンテッキ』のジュリエッタもやるそう。
やはり東洋人差別というのはあるらしいこの世界。私はそんな事に遭遇したことないんですが。
アパートのお隣さん、リサさんが言うには、彼女の友人がとある大きなオーケストラを受けたそうなんですが。
「あなたは女性で、しかも東洋人。うちのオーケストラには入れられない」
と言われて落とされてしまったそうです。

もう開いた口がふさがりません・・・そんな話を聞いて、アパートの廊下で、何それ~ と、2人で激怒してしまいましたが。

そんな事がまかり通ってしまう中で、これだけの舞台でメインキャストをしっかりとっていくのは、もう並大抵のことではないんだろうなあ。
中村さんを個人的にも全然知らないし、演奏を聴いたこともないので、どんな歌を歌う方なのかは全然わからないけれど、でも前述のオケで落とされた人の話を聞いたりしていると、きっと大変だったんだろうな、と思います。そんな彼女を、大好きなモーツァルトの舞台で思いっきり楽しみたいと思います♪
すごい楽しみ~

あと買ったチケットは『イエヌーファ』。日本ではあまり上演されない作曲家ですけれど、ヤナーチェクという人の作品。
昔、合唱でのったことがあるので、このオペラを知っていたのです。

音楽が。いいんですよ~
ストーリーも。いいんですよ~

ちなみにヤナーチェク、他には、『利口な女狐の物語』というオペラがあるのですが。以前、このオペラのオーディション受けるので、少しだけ勉強した事があって。私の先生、Y子先生が女狐、ビストロウシュカ役の初演をなさっていたので、じっくり教えていただいた事がありました。
もちろん(笑)オーディションは落ちてしまいましたが、あの役は、オペラ自体のあらすじも、音楽も、勉強すればするほど面白く。また曲も、リズムが独特で、本当に面白い。そしてまた、やみつきになってしまうようなオーケストレーション。もうドハマり・・・
その時以来、『利口な女狐の物語』のビストロウシュカは、死ぬまでにやってみたい役柄の一つになりました。こんなに好きな役柄を気づかせてくれたのなら、落ちたオーディションでも、決して無駄にはならなかったと思える良い経験です。

そうそう、ヤナーチェクと言えば、また再び出てきますがうちの師匠の話。
あ、前述のY子先生じゃありません、旦那様のI 先生のお話なのですが。(まぎらわしい・・・)
去年だったかな、I 先生がヤナーチェクのオペラ、『マクロプロス家の秘事』に出演なさった直後にお会いしてお話ししてたら、こんな事を言ってました。

「僕、あの話、飛行機と貨物の話だと思ってたんだよね。」
と唐突に言いだして。
・・・ 何言ってんの・・・?と思って話を聞いたら、

「昔、海外で『マクロプロス~』を観た事があったんだけど。その時、まだ『マクロプロス』なんて、日本じゃ名前を知ってるかどうか・・・て位で。話もよく知らなかったんだー。しかも、海外だったから字幕見てもピンとこないし。」

ああ、確かに・・・

「そしたらさ、飛行機が出てくる所からオペラが始まるっていう演出でねえ。その飛行機の貨物の中から死体が出てくるのね。その死体が、話が展開するきっかけになるっていう演出だったんだけど・・・・・・ぼく、その場面がやたら印象に残ってて、『マクロプロス~』って、飛行機の貨物が関係した話だとずっと思っててさあ!」

Σ(゚д゚;) 先生!!

「少ししてから気づいたけど、あれは単なる演出で、飛行機も貨物も、話とは全然関係なかったんだね(笑)」

・・・まだマイナーオペラが日本に知られてない時代、そんな事もあったんですね・・・

それでも、なかなか日本で上演はされないですが。

今回、チケットを買いながら嬉しかったのが、そんなマイナーな作曲家、ヤナーチェクの『イエヌーファ』が普通に上演されているという事。何だかうれしいなー。『フィガロの結婚』のようなメジャー演目と並んで、普通に上演されている、その事が何だかうれしいのです。

ほんと、日本でも、知られてないだけの素晴らしいオペラをもっと普通に上演できるようになったらいいのになぁ~・・・なんて、まるでオペラ歌手のように今日の日記はシメてみる。(笑)

たまにはオペラの話も書かないと、ブログ読んでる方から怒られるかもしれませんねえ・・・
普段どんだけオペラから離れた生活してるんでしょうかね、私は。




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ト音記号 ミュンヘン戻りました~。

ミュンヘンに戻りましたー。

うう、寒くてたまりませぬ。
ヒートテックシリーズは後からまとめて送っちゃったし。うーさむさむ。

気温は20度前後って感じらしいです。でももうかなり寒いので、ブーツ履くつもり。
よく行く日本食材店に、着いてすぐに行ったのですが、小さなお鍋とカセットコンロを見つけて、じーっと見つめている自分がいる。なかなかリーズナブル。欲しいなーコレ。いずれ買う事になるでしょう。
あとキムチも買おうっと。キノコやお肉入れて、キムチスープ作るの。あったかくなりそう。

それにしても、寒くて本当に冬の足音が近づいてきてる感じです。・・・でもまだ九月の頭と言うこの現実・・・orz
まだ冬の前に、秋なんだよね・・・そんな外の気温にもまだ慣れず、週末なのをいい事に、プチ引きこもり。だって寒いん・・・
最高気温を観測している日本からいきなり来たら、おろおろしてしまいますわ。
やたら温かい汁ものを飲んでる自分がいる。どんだけ寒がりなのか。でも寒いんですって!

ところで先日、日本にいるときに師匠の所にレッスンに行ったら、若いころはイタリアに留学されていた先生。
だけど出てくる出てくる、ドイツの思い出話。先生、イタリア一辺倒じゃなかったんですね~。また、先生はザルツブルグにもよく行かれたそうで、何か盛り上がってしまいました。
その時、もうすぐオクトーバーフェストだね!良い時期だなぁ~。と言われて初めて気づきました。そっかー、もうそんな時期か。
毎年秋にある、ビールのお祭りなんですけどね・・・

・・・しかし、ドイツ人たちはどれだけビール飲んだら気が済むのか。

普段からあんだけビール飲んでんのに、まだ飲むのか、ゲルマン民族たちよ・・・オクトーバーフェストなんて名前つけなくたって飲んでるじゃん・・・

ぼやいてしまうのは何かまだ寒いから。このうすら寒い中、ビールなんて飲む気になれんわ。ほんと、この寒さでまだ秋になってないんだよなあ・・・
何かまだ体調が慣れないのかずっと寝ている自分がいる。時差ぼけではないようなんだけど。

・・・わかった!これ冬眠だわ!!
初秋のドイツで、一人だけもう冬。

まあ暑いよりマシかも・・・






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ト音記号 帰りましたよミュンヘン!

ただいま~。ミュンヘンにご帰還です。
昨日は、ザルツブルグから、フラフラと午前11時過ぎの電車に乗ったら、あっという間にミュンヘンにつきました。
早!!
二時間でした。本読んでたら一瞬だったよ~・・・

それにしても、ミュンヘンは良いのう~!やっぱり好きだ!大好き!!
好きな所に住めるというのは本当に幸せなことです。それだけでうれしくなっちゃう。

ご機嫌気分のまま、ただいま~あたしの部屋
そう思って部屋に入ったら。

ザルツに行く前、あわてて荷造りした後の惨状が・・・

・・・超散らかってる・・・

急いで荷造りしたからなあ。

なのに、また荷造りです。日本への一時帰国が明後日なので。まあ入れるものがほとんどないので、荷造り自体は楽ですけど。
お土産を入れるばかりですね。あとは、いらない家具(小)を日本に持ってこーっと・・・
ま、とにかくもー少し片づけましょ・・・

ところで
今日は、来年ミュンヘンに留学予定というピアニストのリサちゃん(お隣さんと同じ名前ですが別人です)とランチ。
若い・・・18ですよ、18!一回り下じゃーん。

しかし、話をするのが私なんかで良いのだろうか。これも我ながら心配になるところです。大したアドバイスもできないと思うんだけど・・・学校行ってるわけでもないし、まだ二カ月しかいないし・・・
それにしても、10代でこちらに留学というのは親御さんもご心配な事でしょう・・・妹がいたらこんな感じかしら・・・あ、一応まだ娘の年齢ではありません(笑)
でも若いから、一瞬で言葉もペラペラになる事でしょう。ええ、私なんかより絶対!なので心配することはないと思うけど~。
でもやっぱり最初は心配だろうなー。彼女が頼りない、とかそういうことではないのですよ、ただ、若いとやっぱそれだけで気になってしまう。

なんか私まで感情移入してしまいました・・・はははのは。

何より、住む物件も早く見つかるといいのですが。


そういえば私も留学する前、留学経験者の、友達のしおんちゃんや、まゆに訊きました。

「留学するにあたり、気をつける事って何?f(・∀・) わからない事がわからないんだけどー」

ア ホ 全 開

な質問ですね。
そんなアホにも、丁寧に色々と教えてくれた2人に感謝。

まーそんな自分を思うと、リサちゃんの事なんかは、

人の心配より自分の心配しろって!

という、親兄弟友人からの怒濤のツッコミが聞こえた気が・・・






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ト音記号 サマーアカデミー終了~。

嫌いなもの

それは何かと聞かれたら

荷 造 り

そう、二週間の滞在だと、まあそれなりに片づけなきゃいけなくて・・・なのに荷造り、嫌なもんで、ひっ散らかしたスーツケースを放置して、ブログを書いております。
早くすればいいのに、荷造り・・・

さて、我がクラスの修了コンサート、終わりました!
クラスでは一人、イヴァンナというルーマニアの子だけが先に帰ってしまったけど、(でも、今日夕方まではいたけど 笑)
あとは全員参加で!

はい、チーズ


中央の、お花を持ってるのが、ブラニステアヌ先生。お世話になりました~っ!超~優しい先生だった・・・

せっかくだし、クラスの皆をざっと紹介しましょうか

一番右がバリトンのマティアス。彼はすごい良い人だったなあ。今日歌ったのはアカデミーコンサートと同じ、天地創造からラファエルのアリア。
隣もバリトンのロベルト。歌ったのはタンホイザーの夕星の歌。

右から三番目はアンナ。彼女はリリコばかりの西洋人の中では、まあ軽い方と言っていいのではないか。
アンナ・ボレーナから狂乱のアリアを歌いました。

その隣の短めのスカートをはいているのは、メゾのインドラ。ナブッコからフェネーナのアリアを。
隣の紺のドレスはテレサ。魔笛からパミーナの狂乱の場を。インドラとカタリナとダイアナが童子でした。

真ん中の背の高いのがカタリナ。大柄ですが、西洋組の中では一番軽い声質で、マノンを歌ってました。まあでも日本人だったらリリコ・レッジェーロぐらいですかね~。

その隣、先生の左後ろにいるのがダイアナ。
彼女はワリーから「さようなら、故郷の家よ」

その手前、黒のドレスのイリーナが椿姫の「そは彼の人か~花から花へ」歌ってたんですが、まあよくこの太さの声でEs出すなー、と。そりゃ多少苦しそうでしたが、でもよく出すよなあ・・・
プログラム、女声では最後だったので、圧巻でした。

で、その隣はピアニストのアディことアドリアン、その隣・・・つまり私の後ろにいる、ピンクのドレスがコリアンのスージン。
(スージーだと思ってて、チャイニーズ系のアメリカンだと思ってましたわ。)彼女はルチアでしたね。
やっぱりアジア系は声軽いのかなー。

で、残りは日本人組、前列一番左端はあすかちゃん、偽の女庭師からサンドリーナのアリア。
後ろの、日本人らしからぬ大柄男子はまだ高校生の翔くんで、イタリア歌曲でした。

曲目みたらわかっていただけると思いますが、まー皆リリコリリコ。それも、日本のリリコよりは二段階くらい太いかも。で、レジェーロは少ないかもな、と思います。
西洋は本当にリリコが主流なんだな~と改めて思います。
最初の方に書いた、一足先に帰ってしまったイヴァンナもリリコで、チャイコフスキーのイオランタという曲を歌っていました。これが綺麗な曲だったので、また聴きたかったんだけどなー。

あ、あと本番に強いタイプが多いように思います。絶対本番のがうまい。アピールも強い。
練習やレッスンではあんなに適当(失礼・・・)だったのに・・・とか思ったりします。
なのにどうしてあんなに自信満々で歌えるのか(笑)
そう思ってしまう私は、やはり日本人気質で、神経質なのか。でも私の歌は、日本人らしくないと言われますが。何故ですかね。


終わった後、浮かれる日本人組。


さ~、明日の午後にはミュンヘンだー
ザルツももちろんいい所ですが、自分がびっくりするくらいミュンヘンを恋しがっているのに、我ながら、びっくりしてます。(変な日本語・・・)

早くミュンヘンに帰りたいよ~。





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ト音記号 ザルツにもう少しいる事に。

明日、ミュンヘンに帰る予定だったのですが、色々あってもう少しいる事に。ザルツブルグ滞在を日曜まで延ばしました。
そんなわけで、明日使う予定だったバイエルンチケット(ドイツのバイエルン州とザルツブルグまで使える一日フリーパスのようなもの。)を、帰国する日曜の分に変更してもらいに、中央駅まで行きました。

バイエルンチケットは指定席でもないんだし、特に時間も決まってないんだから変えてもらえる気満々でいたのですが

ダメでした・・・orz

カウンターで粘ったけど、ダメだってさー・・・

結局普通に日曜の分を買いました。
ああ、22ユーロー・・・
ああ、ああ。(泣)


さて、明後日の土曜はクラスの修了コンサートです。
私は今度はツェルビネッタじゃなくて、ツェルリーナ。モーツァルト「ドン・ジョバンニ」から、『ぶってよ、マゼット』です。
同じ曲で良いかな、とか思ってたら、何かこないだのアカデミー・コンサートで、ツェルビネッタがなまじわりとウケてしまったので、なーんかツェルビネッタ出せない雰囲気になってしまって・・・かえってしんどい曲になってしまいました。

いや、なかなか気づいてもらえないんですけど、この「ぶってよ、マゼット」という曲、かなり辛いんですよね。
去年のオールモーツァルトのリサイタルのときにも書いたかもしれませんが、リサイタルのときに歌ったプログラムの中だったら、一番ハードだったのがコンスタンツェの「あらゆる拷問が」、次に大変なのが、この「ぶってよマゼット」です。

テクニックがどうこう、ではなく、スタミナをものすごく使うんですよね。

修了コンサートの曲目を決めるときになって、先生からツェルリーナは~?と言われ。
私は、うっ、ツェルリーナか・・・しんどいな・・・と思って、

「・・・ツェルリーナより、スザンナのウィーン版にしようかなっ☆(・∀・)ウフ」
とか何とか言って逃げようとしたら、先生が、

「ミワ~、ツェルリーナよっ!ツェルリーナが良いわっっ!?」
と言われてしまったので、もはや逃げようがなくなってしまったというわけで。
いやいや、大好きなんですけど、あの曲。ツェルリーナというキャラクターも、とても好きだし。

そんなわけで、改めてもう一度、明日のレッスンでもチェックしてもらおう。

でもやっぱりモーツァルトっていいなー。うれしい。大変でも、やっぱりなんか幸せです。


そんなわけで、モーツァルトの生まれた家。



だけど隣は、H&М・・・


歴史と現在が混在する街ザルツブルグ・・・いやー、驚いた・・・H&Mですよ?H&Mが普通ーに隣にあるとは・・・





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ト音記号 アカデミーコンサート終了!

アカデミーコンサート終わりましたぁ~・・・
疲れた・・・
やっぱ本番ってドッと来ますねぇ・・・。
明日の午前中の授業は休もう。うんそうしよう・・・
でも楽しかったな~・・・途中で笑いが起きたりしてから、もうノリノリになって歌ったりして。なんか一瞬で終わってしまいました。

しかし、今日のコンサートはあけてびっくり、私の順番は一番最後・・・
一昨日、順番が発表されたとき、しばらく事務局の前で固まってしまいました・・・

歌ったのは、リヒャルト・シュトラウス「ナクソス島のアリアドネ」から、ツェルビネッタのアリア「偉大なる王女様」

さてさて、久しぶりの本番でしたが、比較的うまくいったかな、と思います。突然、フレーズの終わりの歌詞がワケわかんなくなるという初体験もしましたが(よりによってドイツ語圏の人たちの前で・・・)
録音を聞いたら、鮮やかなまでにごまかし切っておりました(笑)
あたしやるじゃーん(笑)

で、終演後の写真です~。ウィーンホールの前で。


ピアニストのアディと。
ドレスやらがショボいのは勘弁してくだせえ・・・持ってきてないんです・・・


今日の出演者&先生と。

イリーナ、私、ブラニステアヌ先生、マティアス。
リリコのイリーナは『ファウスト』から「宝石の歌」。
バリトンのマティアスは『天地創造』からラファエルのアリアを。




その直後、ハイテンションの門下の子や、知合いのプロフェッサーが乱入した一枚。
アディ(左から二番目・・・笑)がはさまれてる・・・



久しぶりの本番、しかも仕事でないのも久しぶり。
どうなんだろう・・・?と、やる前は不安もありましたが、意外にちゃんと出来て良かった。カーテンコールの回数も多めに頂けたし、結構ウケたかな?

そして、やっぱりツェルビネッタになると、どうしても踊ってしまう・・・
・・・あの曲は楽しすぎる・・・(´д`)
ただ、一度ネガティブな感じにも歌ってみたいんですけどね。まだなかなかその機会はないみたい。

それにしても、この身体の疲れと、喉の重みは、ああ、間違いなく本番後・・・久しぶりだよ、この感じ(-_-;)

さて、コンサートも終わったし、もうあとちょっとでミュンヘンに帰国です。
さらばーザルツ~。(ヤマトのメロディーで。)

まああと少しはあるし、明日も授業なんだけどさ・・・

観光はほとんどできなかったけど、勉強に来た、と切り替えてあとちょっぴり、頑張ります。
刺激になったし、考えも少し変わる事ができた数日間だったから、有意義だったと思いますし、セミナーの意味もあったと思う。
観光はまた今度でも良いしね。

あと一息~。





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ト音記号 寒い事、クラスの事、コンサートに出る事。

『ザルツブルグは素敵な天気だねー!』

そう言ったのは、レチタティーボのクラスの先生。

初日以外、ずっと雨降ってますが何か。
暑くないって言うか涼しいって言うか寒いですが何か。
クラスメートのテレサが、普通~に、ブーツ穿いてましたが何か。
冷え症の私はヒートテック着てましたが何か。
風呂に入って冷え切った体をあっためてますが何か。

そりゃ、レチタティーボの先生、嫌味の一つも言いたくなるだろうよ・・・

日焼け止めの代わりにホッカイロ持ってくればよかった。今日なんて授業中、窓あけ放してるから寒くて寒くて・・・
日本に戻ったら熱中症で倒れる自信、満々です。防寒には自信があるが、暑さ対策ってどうしたらいいのか分からないわ・・・

えーっと何か眠くて、まとまりのない日記ですいません。
授業とか、クラスの雰囲気を教えろ、て言われたので徒然なるままに。
うちのクラスは15人くらい。ドイツ語が母国語の人が7割、てとこですかね。日本人は私入れて三人。あとは中国人とか、カナダとか・・・フランス系とイタリア系が一人ずつくらいいたかな。
ソプラノがほとんどで、ほぼ全員、清々しいくらいのリリコです。ほんと、こっちの人は声が厚いですねえ。それに、本当に声のきれいな事きれいな事・・・いやいや、すごいですわ。

クラス最年少、日本人の高校生のしょう君は、チョウ!と呼ばれていた。君はいつからチャイニーズに。(笑)

もう一人の日本人、あすかちゃんは、アズカ、と呼ばれてしまう。ASUKA、だから、こっちの人はSが濁っちゃうのよね。
そんなん言ってますが、私は、MIWAはミヴァ、と言われてます。字で書くと何かカッコイイね・・・あとは、マヴァって言われたり・・・私の原形とどめてないし。
・・・何かマチュピチュあたりにいそうな神様の名前みたいですね。
ミワって、少し言いにくいみたい。

名前 名前 名前。

覚えられないのは、日本でも外国でも同じ事。

そうですね、すごく上手いのが金髪のテレサ。伯爵夫人を歌ってた。
スレンダー金髪のヤナ。シチリア島の夕べの祈りを歌ってた。
唯一のメゾ、シャイな黒髪美人は・・・名前なんていったかしら・・・
バリトンは2人、マーティンとロベルトとかいう名前だったと思うんだけど、いまこうして書いてたらものすごく自信なくなってきました。
他の人は名前覚えてないの。顔は結構覚えてるんだけど・・・

どうせ日本語読めないんだから、ノートに名前メモっておけばよかったよ・・・髪の色とかで覚えるから、外見は覚えられるんだけど・・・

テノールは一人。門下生らしく、神出鬼没で、先生も「テノーレ~」と呼んでいるので、本名不明。
テノールらしく、グラスとワインを持参でレッスンに来た。分けてもらいました。おいしかったです。
でもワイン持参って・・・こんな人はイタリア人に違いない!と思って、出身を尋いたら
「僕?オーストリアだよ」との事。
嘘~・・・

それにしても、今日の日記、何かまとまりがないのは、今日の午前中、コレぺティのアドリアーナに音とってもらって、そのまま午後のレッスンでアルミンダを歌ってきたからで。
早起きだったの・・・なのでもう、眠くて仕方がありません。

コレペティタイム、私の後はバリトンのマルティンが重唱とアリアの音を取ってもらってた。ぼーっと聴いていたら、彼が「重唱のソプラノの音弾いて~」とアドリアーナに言ってたんですが。
何のことはない、『フィガロの結婚』の3幕、伯爵とスザンナの2重唱だったので、思わず勝手に参加。

最初アルミンダを歌っていた時には、こんな朝早く歌えないよ~、とか思ってたんですが、そこに知ってる曲が流れたらおもわず歌ってしまう・・・歌い手根性。
スザンナ、まだまだしっかり覚えているので、ちょっとびっくりしました。



さてこちらは。

ミラベル庭園。

世界に誇る観光名所も

慣れてくると
お昼のカフェテリアから、教室への近道をする為の、猛ダッシュエリアにしかならなくなる。

慣れって怖いわ・・・

あ、で、唐突ですが、えーとコンサート案内です。
ここまでギリギリに言うなって感じですが、決まったのがギリギリだから仕方ない(笑)

受講生による、アカデミーコンサートが行われます。一応、選ばれた…みたいです。

私は8月10日に出演させていただきます。歌うのは、お馴染みツェルビネッタのアリア。
・・・あれ!?もしかして全曲歌うの久しぶり!
全曲歌えるのか~。うれしいなー。
わくわくするなー。早くツェルビネッタになりたいなー。

私に言ってくれれば、チケット、5ユーロになりますよ。その代わり、交通費が○十万かかりますが・・・
お近くにお越しの方は、是非お運びください。
・・・お近くって。
イタリアとか、フランスとか、ウィーンとかあたりにいる人、いません?


  モーツァルテウム音楽院夏期国際アカデミー 
 
 アカデミーコンサート 
8月10日 18時~

モーツァルテウム音楽院内 ウィーンホールにて。

リヒャルト・シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』より
     ツェルビネッタのアリア「偉大なる王女様」

ピアノ/Adriano Siciu




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