コンサートのご案内&ご報告
先日お知らせした、8月25日のこちらの公演ですが、延期することとなりました。
延期公演は3月を予定しています……が、残念な事に私は予定が合わず……
延期公演には出演致しません。
残念ですが、またこのモーツァルト&ダ・ポンテのコンビに出会える時を楽しみに待ちます!
延期公演の詳細は、決まり次第東京室内歌劇場のホームページなどで発表されますので、ご興味のある方は、延期公演にいらして下さいましね
日程が近いですが、こちらの9月1日14時開演、せんがわ劇場でのコンサートは、上演予定です。
「コーヒーカンタータ」&「奥様女中」の2本立てになります。
平日ですが、昼間の公演となっています。
こちらはまだチケットございます。
客席数を半数にして、お待ちしております!
チケットご希望の方はコメント欄か
info@nakagawa-miwa.com
まで!
今日はこちらの稽古でした。チラシ表。
私は8月25日(水)13時半開演の昼公演に出演します。
もちろんデスピーナ役。
1幕だけですが、やはり楽しくてハァハァもうたまらん
立ち稽古がそろそろ始まります!
それにしても、よく考えるとコジってあんまりやってなかった。
レチ(台詞部分)やるの久しぶりですが、デスピーナは特にレチが楽しいですな?
私が今回演じるのは1幕だけですが、やはりダ・ポンテオペラは歌っていてもレチをやっていても、とにかく洒脱さが違う!!
特にコジはレチも歌もめちゃくちゃお洒落!!
コジの世界にいると、
ダ・ポンテってキザだな?というのと、センスの塊だな?というのと、色気あるな?というのと、女が好きなんだな?というのと、恋愛が好きなんだな?と思います。
稽古回数が多くない分、この世界をしっかり楽しまねば……!!
チケットがまだ私の元にございますので、是非私までご連絡お待ちしております
チケットご希望の方は、コメント欄か、
info@nakagawa-miwa.com
までよろしくお願い致します✨✨
チラシ裏。
照ノ富士の感動的なインタビューにグッときつつ、巴戦が観れなかったのは少し残念な今場所でした。でも照ノ富士、優勝おめでと?
さてさて。
話はものすごく変わりますが、バリトンの平岡基さんが主催なさってる、配信のコンサートに出演させて頂く事になりました。
そのコンサートのアドレスはこちらです。
なんと生配信!
明日……27日(木)13時半から15時までの配信になります。
つまり、明日(これを読んでる人は、もう今日かも?)の13時半になったら、
上のアドレスをクリックして頂ければ、ご一緒にまさに今、上演中のドキドキを楽しんで頂けるという事です……!
視聴無料ですので、クリックさえして頂ければ大丈夫です。
あ、YouTubeで1時間半のコンサートなので、ご覧頂くのはネット環境が安定してる所がよろしいかと。
生配信!?ならもっと早く言えよ
……と思われる方もいらっしゃると思いますが、こちらは明日から2週間視聴が可能です。
視聴できるのは6月6日の14時までです。
ライブでは見れなかった方も、よろしければご覧になって下さいましね
内容は「モーツァルト!Mozart!」
という事で、はい、ご想像通りモーツァルトだけのプログラムのデュオコンサートです
この過酷な1時間半を支えて下さる猛者……なピアニストは、松岡なぎささん。
いやほんと、モーツァルト1時間半弾きっぱなしとかすごすぎる……
しかし、1時間半のモーツァルトのみのコンサート。
だんだんそんな仕事が増えてきた気がします 笑
でもそれが好き……笑
楽しい……笑
そして、
ネットやスマホに慣れてるわ!
ほんで、観るだけじゃなくて、もっとリアルに出演者を応援したいわ!!
というお客様は、
応援ギフト……いわゆるカンパなんですけれど
を頂けると、出演者一同喜びます
1口1500円からになってます。
応援ギフトについては、こちら~
↓
では27日木曜日、13時半開演です
さて、「劇場支配人」「モーツァルトとサリエリ」終演致しました。
色々ありましたが、今はとにかく終演できて良かったです。
終演後の1枚。
左が劇場支配人組、右の2人がモーツァルトとサリエリ組。
画質がアレなのでちょっとわかりにくいですが。
左から、赤いドレスがヘルツ夫人末吉朋子さん、ピアノの大下沙織さん、青のドレス私。
重なって 流しの楽士の大和田真由さん、ムッシュー・フォーゲルザングの三村卓也さん、サリエリ役の飯田裕之さん、モーツァルト役の吉田伸昭先生。
まずモーツァルト「劇場支配人」。
この作品の面白いところは、古典ならではの優雅さの中、とんでもなく馬鹿馬鹿しい内容を演じている事。
この日は緊急事態宣言の初日でした。
ただ幸運だけで、この回は上演する事ができましたが、翌日以降の公演は全て延期。
私が制作している「コーヒーカンタータ」「奥様女中」も延期になりました。
そんな中で出来ることって何だろう、
音楽の意味をいつも自問自答させられますが、自分が舞台に関わる時の答は一つだけ。
お客様に現実を忘れさせること。
人間は生きていると色々な事があります。
舞台の役目はそんな現実を忘れさせ、心を揺さぶる事だと思っています。
緊急事態宣言の中、
「たった1人でもお客様がいらしたら、何とありがたいことか」
と心から思いました。
いらして下さったお客様、本当に本当に、ありがとうございました!!
この作品の要である三重唱は、とにかく最高のコメディ。
「私がプリマドンナよ!」
歌いながら客席を見ると、目が笑っているお客様ばかりで、本当に嬉しかった。
私たち演者とお客様は一体で、舞台なんだなぁ、と思いました。
一方、「モーツァルトとサリエリ」は「劇場支配人」とは違い、超シリアスな内容でした。
この作品は、稽古始める頃が一番大変だったかもしれません。
そもそもリムスキー・コルサコフの音楽を歌った事がある人ってほとんどいません。
資料もほとんどない為、この作品が伝えたい事は何か、モーツァルトという役作り、サリエリという役作り……
全員が手探りの中、このオペラは名作だ、という自分の確信だけを頼りに稽古を重ねていきました。
そんな段階から、終盤は役の解釈についての議論をしたり、通し稽古で演出変えたり……
いや?よくここまでたどり着いたな?
手探りから始まったとは思えないクオリティになったと思います。
間違いなく、この作品は素晴らしい作品でした。
「劇場支配人」「モーツァルトとサリエリ」
関係者の皆様、そして当日お世話になった皆様。
一人残らず、本当にありがとうございました……!
終演後、スタッフさんが撮ってくださった1枚。
ちなみに、この2作を合わせてちょっと工夫した構成も評判が良くて嬉しかったです
そのまま上演しても良いのですが、せっかくオペラがクオリティ高く仕上がってるから、もっともっとお客様に楽しんで欲しいし、
もっともっと、その世界に入り込めるようにしたくて……!
上手く構成できて良かった
企画段階ではこの2作を上演してみたい✨というわくわくな気持ちだけだったのですが、今は
「劇場支配人」「モーツァルトとサリエリ」も、もっともっと上演されるようになって欲しいという気持ちでいっぱいです。
再演もしてみたい……!!
そして何より、緊急事態宣言の中、延期になった4月28日の公演
「コーヒーカンタータ」「奥様女中」は、
9月1日に延期になりました……!
チケットはどうぞそのまま保管をお願い致します。延期公演で使えます。
今度はこっちを思い切り頑張ります。
思いっきり笑って、思い切り可愛くて。
「劇場支配人」「モーツァルトとサリエリ」に負けないくらい、良い公演にしたいと思います。
頑張ります……!!
「劇場支配人」「モーツァルトとサリエリ」、終演しました……!緊急事態宣言下、25日(日)夜までは上演する事に決定し、26日以降の公演は延期。
気持ちは複雑でしたが、とにかく良い公演を行うことだけを考えて過ごしました。
そして公演は事故なく、無事終演しました。
本当に、充分過ぎるほどのクオリティで終わったと思います。
皆で撮った写真は配信用に使うので、良いものがなく
終演後、片付けしてる時に1枚。
私の髪の乱れがやつれた感を表してます 笑

楽士役の大和田真由ちゃんと
もー彼女いなかったら、この公演は出来ませんでした……!
裏で走り回ってくれて、どれほど助けられたか。
詳細はまた御報告しますが、取り急ぎ、終演の報告まで!
今回の緊急事態宣言を受け、調布市の判断に従い、東京室内歌劇場のスペシャルウィークの公演は、25日までは上演、26日以降は延期となりました。
室内歌劇場のHPよりお知らせ
http://www.chamber-opera.jp/News/view/149
私が制作している
25日19時開演
「劇場支配人」「モーツァルトとサリエリ」
は上演、
28日14時開演
「コーヒーカンタータ」「奥様女中」
は延期となりました。
1本は上演、1本は延期。
何とも言えない感情が胸に凝っています。
28日のチケットをご購入頂いたお客様へは、追ってご連絡致します。
今はとにかく25日、精一杯演奏をお届けしたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
東京室内歌劇場がオペラ・コンサートをせんがわ劇場で1週間上演するスペシャルウィークというイベントがあります。
前回に続いて、28日のお知らせをば。
4月28日(水)14時開演
※平日ですが、昼公演です。
せんがわ劇場/自由席4000円
J.バッハ「コーヒー・カンタータ」
ペルゴレージ「奥様女中」
バッハは原語上演、奥様女中は訳詞上演です。
バッハは字幕がないので、MCをちょっと入れています。
皆で1枚

左はバッハ組。右が奥様女中組!

もう1枚
バッハ
「コーヒー・カンタータ」(原語上演)
語り手/佐藤洋
リースヒェン/境澤稚子
シュレンドリアン/西義一
ピアノ・久保晃子
コーヒー・カンタータは、バッハの時代、コーヒーが大流行しました。
そんな時に書かれた、コーヒー大好き娘リースヒェンと、それに悩む父親シュレンドリアンの話。
ドイツものなら、の西先生にご出演頂ける喜びそして柔らかい音色の境澤さん、ウィーンに十年近くいらした佐藤さんにご出演頂きます!!
ペルゴレージ
「奥様女中」(訳詞上演)
セルピーナ/小川嘉世
ウベルト/平岡基
ピアノ・久保晃子
こちらはキュートなラブコメディ
コケットな魅力の小川さんのセルピーナと、爆笑の演技力の平岡さんの息のあったコメディ・オペラをご堪能ください
客席と舞台の距離は通常より広くとり、客席は満席の半数までに設定しています。
そして、舞台上にのせる人の人数制限も行っています。
お客様に安心してご覧頂けるよう努力しております。
もし、それなら見に行ってみようかな?と思われた方は、こちらのコメント欄か、
info@nakagawa-miwa.com
まで、メールを下さいませ。
チケットご用意させて頂きます!
ブルーアイランド「こうもり」、終演しました……!
ブルーアイランドこと青島広志先生による「こうもり」なので、かなり普通とは違う、他では観れない「こうもり」になっておりました。
ストーリーも1部変更されており。
ファルケはただの“こうもり”ではなく、吸血こうもり……吸血鬼という設定でした。
で、我々グリゼットはその配下のゾンビ 笑
吸血鬼の配下ならば、吸血ゾンビなので。メイクを吸血ゾンビにしておりました。
何で「こうもり」なのにグリゼットなのか、とかそこらについては、本編を鑑賞しないと本当にわからないので
説明は割愛させて頂きます
ゾンビのグリゼットたち。
密集しておりますが、これは写真の時だけ。無言でマスクを外しております。
普段は舞台袖までマスクをしています。
ご容赦くださいね。
今回の「こうもり」は元々昨年上演されるはずだったもので。
延期の影響もあって1日3回公演、それにゲネプロ2回。
我々グリゼットはシングルキャストだったので、3日間で8回!
過去最高に踊りまくったので、少しでも気を抜いたら間違えてしまうし、何より怪我をしてしまうかもしれない。
気を抜かず、且つ本番らしい高いテンションでやり遂げなければ。
こんなメイクをしておりますが、ものすっごい気合いでやっておりました。
去年、1度稽古が止まってしまった、この「こうもり」。緊急事態宣言の影響もあり、もう一度始まった稽古も決していつものようにスムーズなものではありませんでした。
そんな中、全員稽古を重ね、無事上演までもっていく事ができました。
ゲネプロが始まってからも、このハードスケジュールを誰も怪我なく無事こなせるかの不安もありましたが、文字通り一丸となって終わらせる事ができました。
本当に本当に良かった。
今まで普通に行っていたオペラを上演するということが、こんなにも普通ではなかった事は初めてでした。
でも、やりきる事ができました!!
お客様の笑い声が何よりのパワーになりました。
終演後に1枚。
関係者の皆様、いらして下さったお客様、本当にありがとうございました!!
来年のブルーアイランドオペラにも参加させて頂く事になっております。
私が出演させて頂くのは、青島先生の新作です!楽しみだ?
その時は、普通にオペラが上演できますように。
そして、東京室内歌劇場スペシャルウィークの
4月25日「劇場支配人」&「モーツァルトとサリエリ」
28日「コーヒーカンタータ」&「奥様女中」
の稽古もガンガン始まってます。
次のブログはそちらについて!
室内歌劇場のスペシャルウィークで企画制作させて頂く2枠目は
バッハ「コーヒーカンタータ」
ペルゴレージ歌劇「奥様女中」
上から3つ目、⑨です!
こちらは1枠目とはガラリと変わり、結構メジャーな作品です✨(まぁそれでも、皆が必ずやる!超メジャー作品!……ではないですが。でも室内歌劇場だし)
どちらも微笑ましい話で、頭の回る娘に振り回される男たちの話。
他愛のない可愛らしい、ハッピーエンドの2本立てをどうぞ❤️
まずはJ.Sバッハの「コーヒーカンタータ」。
女子がコーヒーを飲むのが眉をひそめられた時代、コーヒーが何より大好きな娘リースヒェン。
父親シュレンドリアンは、コーヒーを飲むなら結婚させないぞ!と脅しますが……
バッハの独特な旋律が、エキゾチックなコーヒーの匂いを想像させます。
個人的には、何とも官能的なリースヒェンの歌にはドキドキさせられます
こちらはバッハが望んだ演奏会形式で。
室内歌劇場のドイツもののスペシャリストの方々のご出演です!!
J.S.バッハ《コーヒーカンタータ》原語上演・演奏会形式
語り手:佐藤洋
リースヒェン:境澤稚子
シュレンドリアン:西義一
さて、同時上演されるもう一本のオペラ「奥様女中」。
ペルゴレージが作曲したこの作品は、かつて別のシリアスな長いオペラの箸休め的にと作られた幕間劇、小品です。
が、この作品の方がウケてしまい。
結局メインのオペラは消え、幕間劇のこちらが人気で残ってしまったという作品。
まぁそういうことって現代でもありますよね 笑
力抜いて作った方がウケる、みたいな。
それだけあって、この作品は何とも可愛く面白い!
賢い女中が自分の主人と結婚しようと企み、成功してついには奥様になってしまうという話。
音楽は歯切れよく、生命力にあふれ溌剌としていて素晴らしい。
登場人物は一見類型的なオペラのキャラクターですが、血の通った人間として描かれており、まさに一流のコメディ・オペラです。
本来は歌手2人の他に黙役がいるのですが、今回はその役を省き、私がナレーションしてわかりやすく解説しながら進めます。
こちらは訳詞で、歌唱部分のみの上演です。
演技ならお手の物の平岡さんと、真面目なイメージの小川さんがどんなドSな女中……いやいや、キュートな女中を演じてくれるか、楽しみです❤️
ペルゴレージ
歌劇《奥様女中》訳詞上演・ハイライト
セルピーナ:小川嘉世
ウベルト:平岡基
両演目を引っ張って下さるピアニストは、久保晃子先生✨
そしてお気付きかと思いますが、コーヒーカンタータも奥様女中も、単に私がやってみたい作品です 笑
ドイツ系好きならバッハ歌いたいし、ドSな女中やりたーい
そして「奥様女中」の訳詞も、私が作りました!気にして聞いてね
4月28日(水)14時開演
せんがわ劇場(京王線仙川駅)
チケット4000円
「コーヒーカンタータ」&「奥様女中」
こちらのチケットご希望の方は、こちらのコメント欄か、
info@nakagawa-miwa.com
まで、メールでご連絡ください
4月25日(日)19時開演
「劇場支配人」&「モーツァルトとサリエリ」
4月28日(水)14時開演
「コーヒーカンタータ」&「奥様女中」
どちらも、大切に大切に、そして一生懸命作り上げたいと思います。
出演者の皆様が楽しく演奏できますように。
そして何より、いらして下さるお客様が現実を忘れて、ひと時の間、別の世界で遊べますように。
舞台というのは、そういう場だと思っています。そして私たち音楽家は、お客様をその別の世界へ誘う義務がある。
今のこのご時世でそれをするのは簡単な事ではありませんが、その世界を作れるよう、努力し、稽古するつもりです。
ご興味持たれた方は、ぜひご連絡下さい!
お待ちしております!!
めちゃくちゃお久しぶりです。書く事は結構あったんですが、頭を限界まで使う事が多く、なかなかブログを更新するところまでいかず…
何をやってたかというと、こちらの色々。
私が所属している東京室内歌劇場のスペシャルウィークで、1週間コンサート企画をやるのですが。
私は今回2枠を頂きまして、オペラを企画制作をさせて頂きます。
1枠目が、こちら
モーツァルト?「劇場支配人」&リムスキー・コルサコフ「モーツァルトとサリエリ」
↑
4個目のやつです。
「劇場支配人」はソプラノ2人のプリマドンナ争いと、それに巻き込まれる哀れなテノールの話。
楽屋オチのドタバタ喜劇ですが、音楽は至高の優雅さ。
コロラトゥーラ2人という珍しいキャスティングも見所。
あらすじはこんな感じ。
劇場支配人の前に、ヘルツ(心)夫人というソプラノがやってきて心をこめて、叙情的な歌を歌う。
次に来たのは、ジルバークラング(鈴の音)嬢というソプラノ。鈴を転がすような音色で明るく溌剌とした歌を歌う。
どちらも甲乙つけがたく迷っていると、互いを意識しているソプラノ2人は「私がプリマドンナよ!」と、嫌味の応酬。
そこへフォーゲルザング氏が仲裁に入り、ひとたびはおさまるが、自分こそがプリマドンナと主張する2人は再び喧嘩を始め、最後はヒステリックな高音を叫び出し、何も収拾がつかないまま終わるのだった。
↑
…と、実に下らない内容ですが、中身は本当に素晴らしいのです!!
劇中の要の喧嘩の三重唱は、音楽、内容、ともに傑作と言って良く、この1曲だけでも見応え充分です!
この作品は序曲が素晴らしく、序曲だけオケでよく演奏されますが、今回は(たぶん)序曲は演奏しません。
歌部分も、序曲に負けない内容です。特に三重唱は。
あまり上演されないので、ご存知ない方は、ぜひぜひお越しくださいませ!
モーツァルト
《劇場支配人》ハイライト・訳詞上演
ヘルツ夫人:末吉朋子
ジルバークラング嬢:中川美和
フォーゲルザング氏:三村卓也
※役者たちの会話と、フィナーレはカットしています。
さて、同時上演のリムスキー・コルサコフの「モーツァルトとサリエリ」は、映画「アマデウス」の原型ともなったプーシキンの戯曲のオペラ化。
モーツァルトの才能に嫉妬するサリエリの葛藤、レクイエムを依頼した謎の黒い男の緊迫感、モーツァルトの天才故の甘さ等、充分に聴き応えがある素晴らしい名作です。
が、この作品にはもう1つ楽しみ方が。
「ぶってよマゼット」「恋とはどんなものかしら」等、モーツァルトの名曲が作中に散りばめられ、中でもモーツァルト作「レクイエム」はクライマックスで使われており、この構成の見事さには圧倒されます。
また、リムスキー・コルサコフがモーツァルト風に書いたというピアノ曲も作中で演奏されます。
あらすじは「アマデウス」の原型らしく、モーツァルトの能天気な天才ぶりに嫉妬したサリエリが、ついには毒殺を決意するというもの。
日本では何故か滅多に上演されませんが、間違いなく名作です。
この機会に観ないと、次に日本で観られるのはいつになるかわかりません。(本当)
モーツァルト好きもそうでなくとも、この機会をお見逃しなく!!
オペラ《モーツァルトとサリエリ》訳詞上演
モーツァルト:吉田伸昭
サリエリ:飯田裕之
流しの楽士:大和田真由
そしてこの2本立てを引っ張って下さる頼もしいピアニストは、大下沙織さん。
ちなみに、2本とも訳詞は私が手がけてますので、ぜひそこらも気にして聴いて頂けると嬉しいです
4月25日(日)19時開演
せんがわ劇場(京王線仙川駅)
「劇場支配人」&「モーツァルトとサリエリ」
チケット4000円
いらして下さいませ!!
この頃までには状況が落ち着いてる事を祈って……!
長くなりましたので、2枠目はまた追って更新します
チケット欲しいぞ!
という方は
info@nakagawa-miwa.com
か、こちらのコメント欄までご連絡ください
