コンサートのご案内&ご報告
東京室内歌劇場スペシャルウィーク2014 ヤナーチェク/オペラ『利口な女狐の物語』終演しました。
私たちAキャストは四回公演。オペラには珍しい連日公演の日程もありましたが、誰も欠ける事なく無事終演する事が出来ました。
色々書きたい事や写真が沢山ありますが、詳しい事は、また少しずつブログにアップしていきます。
今月末にある「愛隣会コンサート」の準備をすぐに始めなくてはいけないので、バタバタしますが・・・ちょっとずつでも、あげていきますね。
終演後、お客様がお帰りになった後、皆で舞台上で集合写真を撮りました。皆、動物の擬人化した姿なので、どれが誰だか、ちょっとわかりにくいかも。
普通の人間の姿をしているのは、森番役の杉野正隆先生と、代表の太刀川悦代先生、そして演出家の飯塚励生先生だけです(笑)
写真はクリックすると拡大するので、大きくして、よーく見るとわかりますよん
女狐役の私は真ん中でーす。どれかわかる?
「あ、写真撮んの?」と、佐藤正浩マエストロ(笑)
まだ吹いているフルートの遠藤まりさん。
マエストロはもちろん、フルートの遠藤まりさん、バイオリンの鎌田泉さん、
ピアニストの松本康子さん、副指揮の福嶋周平さんも一緒に入って下さって
後列には7匹、いえ7人の子役ちゃんたちと、演出の飯塚励生先生。
皆でチーズ!
無事に終演して、良かったね。
本当に皆で作り上げました。ありがとう。
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のぞみ保育園レポートー!
今、ちょっと暗譜と譜読みがモリモリで、ちょっと時間が取れないので、サクッとね。
今回はゼロ歳~5歳までのお子様向けで、一時間というご依頼。うたのおねえさん風味に仕上げてみました。
ソプラノの鳥屋有紀子さん、ピアニストの伊藤友香ちゃんに手伝ってもらって、女子3人、いざ参る!!
今回もまたまた登場しました、キラキラ星。
私、『キラキラ星とお姫さま』の、ほしがり姫の格好です。
星を持ってくれてるのが、うたのおねえさんな格好のソプラノ鳥屋有紀子さん!
お子様の相手ならお手の物の鳥屋さん、すごかったーリトミックも織り交ぜて、子どもたち大興奮
彼女の十八番、『星に願いを』はしっかり聴いてもらえました。
白いドレスも着てもらって、とっても素敵だったんだけれど、うたのおねえさんの格好に早着替えしたので、写真がない…
鳥屋さんは、『星に願いを』をまるでオペラアリアのように、素敵に歌ってくれて。子どもたちがその声に聴き入ってるのがよくわかりました。クラシックで訓練された声の部分も子どもたちには味わってほしいの。
私は『チムチムチェリー』で男の子になって踊り回ったり、鳥屋さんと二人で猫に変身して歌ったり、時には友香ちゃんがピアノ独奏をクイズ形式にしたりしながら、クラシックもそっと入れておきました。
私のコンサートの一番の目的は、子どもたちにクラシック音楽を聴いてもらう事。でも、いくら聴いてもらっても、その時間がつまらなかったら意味がない。
だから色々な工夫で、コンサートの時間そのものを楽しい空間にして、子どもたちに思いっきり楽しんでもらう。そしてそのまま肩肘張らず、それと気づかないうちにクラシックも聴いてもらえるよう、頑張ってみました。
一人でも良いから、クラシックの曲、面白かったな、て思ってもらえるといいな。
さて、ピアノの伊藤友香ちゃんは、芸能人並みの大人気。舞台に初登場した時には、子どもたちから大歓声が上がりました。
「おねーさんキレイ」「可愛い!!」
「キレイ~!!」「かわいーよー!かわいーよー!!」
子どもたちから、あまりの称賛の大合唱に、素で照れる友香ちゃん(笑)
大人なのに(笑)
・・・その後出てきた我々に、子どもたちは何故「キレイ」「可愛い」と言わないのか。
素でジェラシーなソプラノ二人。
大人なのに(笑)
子どものアイドル、友香ちゃん(左)と(笑)
そして、一番最後の『大きなたいこ』では、みんなにボールをプレゼント。
いつもお世話になってるI子おばちゃまをはじめ、お友達のおばさまたちに作っていただいた毛糸であんだ小さなボールなんです!それを使って歌あそびをしたり、帰りには皆にプレゼントとして配ったのですが、とても喜んでもらえたようです
帰る時も、ひしっ!と握って決して放そうとしませんでした。毛糸ボール大人気。ほんと、作っていただけて良かった~
皆に手伝っていただいて、楽しいコンサートができたかも
子供達、最初から最後まで、乗りに乗ってくれて、ほんとに楽しそうでした。うれしかったー
保育園からもとても喜んでいただけました。
でも、いい加減そろそろ『キラキラ星とお姫さま」のネタは使えないな・・・(苦笑)
以下、プログラムです。
おんぷのマーチ
ドレミの歌
『カルメン』より前奏曲(ピアノ独奏)
チム・チム・チェリー
スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス
猫の二重唱
しあわせなら手をたたこう
星に願いを
小犬のワルツ(ピアノ独奏)
~ミニ音楽劇~
≪キラキラ星とお姫さま≫
~劇中使用曲~
『くるみ割り人形』より 「金平糖の踊り」
『ペール・ギュント』より 「山の魔王の宮殿にて」
キラキラ星変奏曲
歌劇『闘牛士』より「ああ、ママ、聞いて」
※劇中使用曲は、適宜短縮して演奏しました。
大きなたいこ
アンパンマンのマーチ でした!
はいっ、お疲れさまでしたー!!
そうそう、新しくコンサートやオペラの出演が決まりまして。もうちょいしたらお知らせしますね。
では、自主練に戻りますー。女狐女狐・・・
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「21世紀音楽の会・第11回作品展」
国枝春恵先生作曲の『走水』 無事に終演しました。
会場は東京文化会館だったのですが。
大ホールで佐藤しのぶさんの『夕鶴』のゲネプロをやっていて、
廊下に出ると聴けて楽しかったよ~(´∀`)
稗田阿礼の衣装~。
私が今回着用したのはベトナムの民族衣装アオザイ。私が演じた稗田阿礼(ヒエダノアレ)は巫女という設定だったので、白い巫女っぽい衣装・・・を探して、この衣装に。
アオザイ、舞台裏で大人気~。
楽器の先生方や女性陣から、購入したお店を訊かれたり、アオザイトークで盛り上がったり。
今回私は白でしたが様々な色があるし、パンツだけどドレッシーに見えるし、楽器プレイヤーの女性の皆さ~ん、便利みたいですよん~(・ω・)ノ 私ももっと欲しくなってきちゃったなー。
私が購入したのは、池袋にある『更紗』というアオザイ屋さん!とっても親切なお店だったのでお勧めです。
さて、私は今回歌だけではなく、パチン!という打楽器、笏拍子も叩いてました。
それがこれ。
我が相棒。
♪チャーチャララッ チャーチャーラーラー♪ ( ↑ 『相棒』のOPのメロディー)
本番では、紐はつけませんでした。
ちなみに阿礼は一番最後では、笏拍子を鈴に持ち替えて、御魂になった弟橘媛(オトタチバナヒメ)となり、より巫女っぽくなります。
台本を書かれた金窪周作先生にも、終演後にお褒めのお言葉を頂き本当にうれしかった。
今もまだ、自分があの作品の中にいるような、何とも言えない不思議な気持ちです。
さて、『走水』(ハシリミズ)は三人で作り上げるオペラという内容。チェロ、フルート、ソプラノがこの曲の編成です。
チェロの松本卓以さんと。
フルートの田中隆英さんと。
お2人には、本当にお世話になりました。
現代ものは初めてだった私に、曲のとらえ方を説明して下さり、気にすべきポイント、自由にして良い所、色々とアドバイスを下さいました。
たった三回の合わせでしたが、その一回一回が本当に貴重でした。お二人のアドバイスがなければここまでやってこれなかったなあ、と思います。
そしてもちろん、この『走水』の作曲をなさった国枝春恵先生には、お忙しい中たびたび時間をとって頂いて、曲を教えて頂きました。私にとって、『走水』の初演に関われた事は幸せでした。
その稀有な才能を目の当たりにした事は、何とも刺激的な経験で。
あまりの才能に呆然とするような瞬間が何度もあり、そんな方の新曲の初演にかかわれる事のプレッシャーと幸せを感じながら、死に物狂いでやってきました。
少しは自分も何かをお客さまに渡す事が出来たのだろうか。あの名作の何かを伝える事が出来たろうか。
もちろん完全ではなかったでしょうが、それでも、あの、神に愛された才能が紡ぎ出した名曲の、何かを伝える事が出来たのなら。
出来としては、まだまだ反省点もあり、百点満点とはいかなかった所が、無念です~・・・
百点は難しいとはわかってはいますが、でも、それでも!天才・国枝春恵の世界を余すところなく描きたかったなぁ~・・・そしてその至高の世界をお客さまにも味わって頂きたかった。
ただ、一プレイヤーでしかない私にまで、演奏後にお客さまから、わざわざうれしいお言葉やメールを頂いたりしたので、あの作品をお伝えする事に、少しはお役に立てたのだろうか。
現代ものの奥深さと、楽しさを垣間見た本番でした。
でも、アオザイ姿で国枝春恵先生と写真撮れなかった~
バタバタしてて忘れてしまったああああ むむむ、無念・・・orz
翌日、国枝先生からも写真撮れなかった―と、メール頂いて、えーん・・・
次こそは。(←いつよ。)
ちなみに、前回のブログには、国枝先生と私が特大ドラをいざ叩こうとしている写真が載ってます。ご覧ください。
さて、終演後の打ち上げでは、母校・桐朋学園大学の学生時代には、あまりに恐れ多くて遠巻きに拝見しているしかなかったような先生方が、飲んだくれていらっしゃる姿が大変に印象的で(笑)
いやいや(笑)
そんな偉い先生方と同じコンサートに出演させていただけた事もすごく嬉しく思います!えへへ。
こうして音楽を勉強していると、努力するのは当然だと頭では思いつつも、それでも努力し続けるのが辛くなる時があって、もういいじゃん、こんなに辛い思いばかりして、努力なんてしなくっても、と、立ち止ってしまいそうになる時もあります。
でも、今回みたいに、先生方と一緒のコンサートに出演させて頂き、打ち上げの末席に座らせて頂いたりすると、ほんとに嬉しくって。
次も頑張ろう!という気持ちになります。
で、打ち上げの時、先生方に、三月に私が出演するオペラ『利口な女狐の物語』のチラシを宣伝がてらお渡ししたら、何故か盛り上がる。
「なにいっ?ヤナーチェク!好きなんだ俺はっっ!」
とか、
「あぁっ、ヤナーチェク?おー女狐っ!僕ねー、桐朋がこのオペラやった時、プログラムノート書いたんだよー!いいよねーあの音楽!エロいし(笑)」 (※今から何年も前に、桐朋では『利口な女狐の物語』を上演した事があるのです。)
とか。
うーん、何故、現代もの系の演奏家や作曲の先生方はヤナーチェクがお好きなのか(笑)
歌手だったら、ヤナーチェクのオペラ、やったことがある人を探すほうが大変だと思うんですけどねー。おもしろーい。
それから最後になりましたが、上野まで私の演奏を聴きに駆けつけて下さったお客さま、本当に本当にお寒い中をありがとうございました。聴いて頂けて、とても嬉しかったですー
ちなみにーっ
国枝せんせーの次作品は打楽器です!『Azumahaya』
2月28日(金)東京オペラシティ・リサイタルホール
日本現代音楽協会「競楽優勝者・入賞者のコラボレーション・リサイタル」ですよー!(´∀`)ノ
演奏されるのは、今回私が、笏拍子と鈴をお借りした、會田瑞樹さんです。
會田さん、私は一度もお目にかかってもいないのに、大事な楽器を二つもお借りしたので、なーんかお世話になった感が半端ない(笑)
今のところ、Azumahayaの日は、お稽古が入っててどうしても伺えないのですが、万が一お稽古がトリになったら絶対に行きたいんだけどな~・・・
さあ、私は、次の本番の、「のぞみ保育園コンサート」の準備をしつつ。
そして、オペラ『利口な女狐の物語』の立ち稽古開始が、もう来週だという恐怖の現実!!
・・・ギャーうっそー ガクブル(゜Д゜;)))
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ああ、もう残すところあと1日で1年も終わりですねえ~。皆さま、1年間お疲れさまでした。
私はと言いますと、おかげ様で今年も色々な場で歌わせて頂くことが出来ました。
共演者の皆さま、いつも支えて下さったピアニストの皆さま、そして何より、コンサート、オペラに足を運んで下さったたくさんのお客さま。
本当に本当にお世話になりました。そして、ありがとうございました。
ありがたい事に、来年も歌わせて頂く場が、すでにいくつか決まっております。浮き草稼業のこの身、先の予定が決まっているというのは、どれだけありがたく嬉しい事か・・・
今は、こうして歌わせて頂く場があることに心から感謝して、一つ一つの場に全力で向かい合っていきたいと思っています。
・・・ああ、でも再来年!再来年はどうなるの!?
・・・なんて気持ちもありますが・・・ふー・・・
皆さまー!!演奏やコンサート企画のご依頼がございましたらお気軽にどうぞ!(切実)
どんな時にも全力投球。
来年も、一つ一つを丁寧に作り上げて、そして走り抜きます。ゴー
そんなわけで、下に来年のコンサート予定をのせております。是非是非、いらして下さいね!
HPの「スケジュール」ページには、更に詳しい情報とチラシも載せてありますので、どうぞご覧下さい。
HPの「スケジュール」ページは→ ♪ ここをクリック ♪
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「21世紀音楽の会・第11回 作品展」
2014年1月16日(木) 19時開演、(18時半開場)
(東京文化会館 小ホール)
【入場料】 一般/3000円、学生/2000円 (全席自由)
【主催】 21世紀音楽の会
【曲目】 国枝春恵/「走水」(はしりみず)~ソプラノ、フルート、チェロのための~
【出演】 ソプラノ/中川美和 、フルート/田中隆英、チェロ/松本卓以
※作曲家・国枝春恵さんの新作の初演をさせて頂きます。
『古事記』の中の、倭健命(やまとたける)の妻、弟橘媛(おとたちばなひめ)の入水の場面を描いた作品です。シンプルな編成でありながら、ものすごい緊張感と迫力、そして鮮やかな場面転換と情景描写が見事で、10分間という短い曲なのですが、まるでオペラを思わせるような素晴らしい作品です!
私は古事記を語る、稗田阿礼(ひえだのあれ)という役どころです。私の衣装も凝ってます
~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~
「のぞみ保育園コンサート」
2014年2月7日(金) 開演17時
(東京都目黒区・のぞみ保育園)
【主催】 のぞみ保育園保護者の会
【曲目】 ロッシーニ「猫の二重唱」 アンパンマンマーチ ドレミの歌 ほか
【出演】 ソプラノ/中川美和 、ソプラノ/鳥屋有紀子、ピアノ/伊藤友香
※ゼロ歳から5歳までの保育園児を対象にした、一時間程度の親子コンサートです!
関係者のみのクローズドコンサート。
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室内歌劇場スペシャルウィーク2014
ヤナーチェク/オペラ『利口な女狐の物語』
2014年3月12日(水)14時
14日(金)14時
15日(土)18時
16日(日)14時
※全7回公演のうち、私が出演するのは上記4回です。
【会場】 せんがわ劇場 (京王線「仙川」駅徒歩4分)
【入場料】 5000円 (全席自由)
【主催】 東京室内歌劇場
指揮/佐藤正浩、演出/飯塚励生、ピアノ/松本康子・朴令鈴
【出演】 森番/杉野正隆、女狐ビストロウシュカ/中川美和
雄狐ズラトフシュビーテク/上野桂子 ほか
※チェコの作曲家、ヤナーチェクのオペラ。森に生きる人間と動物たちの世界、そして女性の真の生き方とは何かを描いた傑作です。私は主役の女狐、ビストロウシュカをやらせて頂きます。
『利口な女狐の物語』は私の大好きなオペラです。初めての動物役~。楽しみ(´∀`)
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「第3回 愛隣会コンサート」
創作喜歌劇 『お騒がせシンデレラ』
(脚本・構成/中川美和)
2014年3月29日(土) 14時開演
(愛隣会白寿荘ホール)
入場無料
【主催】 社会福祉法人・愛隣会
【出演】ソプラノ/中川美和 、ソプラノ/鳥屋有紀子、ピアノ/伊藤友香
(劇中の使用曲目)
J・シュトラウス『こうもり』より
“侯爵さま、あなたのようなお方は”
オッフェンバック 『天国と地獄』 より
“カンカン”ほか
※会場の都合上、入場ご希望の方は、予め必ずアンダンテ企画までご連絡下さい。 折り返しお返事のご連絡をいたします。
※今年の「愛隣会コンサート」は喜劇です!!おとぎ話『シンデレラ』を題材にした創作オペラで、思いっきり笑って下さい。
この創作オペラは、ソプラノ鳥屋有紀子さん用にあたためていた台本です。楽しみ~!ふっふっふ(笑) 笑いの意味は、いらして下さった方だけがわかります!クラシックに馴染みのない方にも楽しんで頂けるよう、私が、台本を一から書き下ろしました。
劇中で使用する曲目はすべてクラシックですが、字幕無しでもわかりやすいよう、日本語で歌詞をつけています。
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後援会会員限定
「ソプラノ中川美和・ぷちぷちコンサート2014」
2014年5月28日(水)・31日(土)
14時開演(両日とも)
(サロンフェリーチェ/東急目黒線「洗足駅」徒歩5分)
【主催】 中川美和後援会
【出演】 ソプラノ/中川美和、 ピアノ/伊藤友香
※後援会会員さま限定のコンサート。 両日ともプログラム内容は同じです。詳細未定。
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「地域ふれあいコンサート」
2014年7月4日(金)
(練馬文化センター)
【主 催】西京信用金庫
※詳細未定。
~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~
オペラ
2014年9月
(東京都内)
※主役で出演予定。詳細未定
【チケットのお申込み・お問い合わせ】
お電話か、メールにて、
「お名前・ご住所・お電話」 、「希望公演名 ・ 希望枚数 」 を、
「アンダンテ企画」まで
(電 話)080-2553-5670(平日10時~17時)
(メール)ticket@nakagawa-miwa.com
※新年は1月6日からになります。
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氷川荘コンサート、終わりました~!
ご報告が遅くなりまして、失礼しましたー。
前回のブログにも書いたとおり、急病で共演のソプラノさんが倒れてしまったため、サクソフォーンの神山智衣さんに急遽参加して頂きました。
本当にありがとうございました~
本番前日の稽古場で、私とピアニストさんの2人から「女神!女神!」と崇められる彼女・・・いやほんとに。
歌とピアノ、一人ずつの状況に彼女のサックスが加わってくれた事で、多彩なプログラムにする事が出来ました。
自分でいうのもなんですが、降板による急ぎで作ったプログラムには見えなかったと思います。そのくらいバラエティに富んでたと思うな。
もちろんピアノの田中健さんも、前日になってから全てのプログラムを白紙に戻して、一から練り直してくれて、私のミニオペラからソロ曲に至るまできちんと準備してきてくれました。
本当に、ありがとう。
2人には感謝してもしても、しきれません。
今回私が頂いた「楽しかった」や「ありがとうございます」という言葉は全て彼らに渡すべきものです。
いくら私が頭の中でプログラミングしたって、一緒にやってくれる人が協力して演奏してくれなければどうにもならない。
本当に本当に、ありがとうございました。
さて。
当日の様子はどうだったかというと~。
私の歌や、ピアノの紹介の時、茶々を入れつつも、一生懸命聴いてくれた子供達。
そして、神山さんがサックスを吹きながら登場すると、『ラッパ!ラッパ!』と、大喜びの子供達。
今回の会場は、お客さまである子供達までの距離も近く、また、人数も少なかったので、お子さん一人一人とコンタクトを取りながら進めていく感じでした。
実にアドリブ能力が試される本番でした・・・子供達の周りをぐるりと取り囲むように座った大人のお客さまたちも、子供達の反応や私とのアドリブの応酬に、いちいち爆笑なさっていたので良しとしましょう(笑)
小さな子供達も音楽をしっかり聴いてくれていて。サックスとピアノの『星に願いを』では、手を叩きながらリズムを取る赤ちゃんもいて(´∀`)
かわいいなあ~。
小さな子供達が飽きないように、音楽はもちろんですが、ほかも色々と工夫しました。
たとえば、これは、『人形の歌』の写真。
視覚的にも楽しめるように。
お稽古中の写真ですけれど。
そして、クラシックにももちろんこだわります。
クラシックは『人形の歌』、『猫の二重唱』と、ミニオペラ『キラキラ星とお姫さま』での挿入曲色々です。子供達はみんな、出演者の私たちにあーだこーだと茶々を入れつつも、しっかり聴いてくれてましたよん!
そしてミニオペラ「キラキラ星とお姫さま」は、先月の行徳での初演から、わずかひと月足らずで、まさかの再演!(笑)
神山さんのキラキラ星の名演技もお見事です~。キラキラ星の扱いにも慣れていて、動かし方も上手だった(笑)
終わった後の撮影。神山さんがいない~
左、ピアノ田中健さん。右、私。
2人とも力出し尽してお疲れ顔です…
ちなみに、次の写真は、先月行徳の本番の時の写真。今回のと同じ衣装のドレスを着てる私と、キラキラ星役をやって下さった神山智衣さんがいます。今回は、本番の写真が撮れなかったので代わりにご覧ください。
左、私。右、サックスの神山智衣さん。
それにしても、ついこの間の本番でやったミニオペラが、こんなにすぐ役に立つとは・・・!
この、私の着てるお姫様ドレスは、女の子のハートをしっかりつかめたようで。
女の子達は目がになっていたそうです~良かった。狙い通り
でもこのドレス、男の子たちからは「くらげドレスー!」 って叫ばれたけどね…(笑)
(たぶん、ドレスがパンパンに広がっていたので、クラゲを彷彿としたのだと考えられます。すごいネーミングセンス!)
ミニオペラが終わり、「ドレミの歌」が始まると、皆よく知っているらしくて一緒に歌ってくれました。
そして大トリ。そう、最後の曲である、『アンパンマンマーチ』 の時の、子供達の異常な盛り上がり(笑)
ううむ、すごい。
間奏中に「私は、しょくぱんまんサマが好きー!」と言ったら。
男の子が「おれは、ばいきんまんが好きー!(゜Д゜)ノ」と、一生懸命返してくれるしー。
かわいいのう(笑)
どの子も目が輝いてノリノリで、びょんびょん とジャンプしながら、私を見つめて一生懸命歌ってるし。
おそるべし、アンパンマン(笑)
大変なこともあったけど、何て言うのか、ああいう笑顔見ちゃうとやられちゃうなー、て。
そして、終演後一人の女の子が、わざわざプレゼントをくれたのですよ~。
見て見て
かみやまともえちゃん
たなかたけしくん
なかがわみわちゃん
て書いてあるんだな!
んもう、かわいいじゃないの!
ちなみに、その折り紙をくれた女の子について、ピアノの田中さん。
「あの子絶対、僕のこと好きだと思うー」
と、ニヤニヤ。(※女の子は五歳)
「ここにお稽古に来てる時からー、僕の事チラチラ見ては顔隠してて。でもまたすぐに顔見てた。間違いないねっ!」
おぬし、年下好きか!(笑)
ちなみに私は、彼女のお兄ちゃんの方に好かれてます(笑)
えーと、お兄ちゃんは確か七歳だったかな・・・(笑)
さてさて、以下がプログラムです。
おんぷのマーチ
(ピアノ・ソプラノ)
喜歌劇「こうもり」より
大きくて素敵な鳥小屋が/J・シュトラウス
(ピアノ独奏)
ミュージカル「メアリー・ポピンズ」より
お砂糖ひとさじで
(ピアノ・ソプラノ)
小さな世界
(ピアノ・サックス)
幸せなら手を叩こう
(ピアノ・サックス・ソプラノ)
クリスマス・メドレー (ピアノ独奏)
歌劇「ホフマン物語」より
人形の歌/オッフェンバック
(ピアノ・ソプラノ)
猫の二重唱/ロッシーニ (ピアノ・サックス・ソプラノ)
星に願いを
(ピアノ・サックス)
~☆~☆~☆~☆~☆~
ミニ・オペラ
『キラキラ星とお姫さま』
(ピアノ・ソプラノ)
≪劇中使用曲≫
くるみ割り人形より こんぺいとうの踊り
ペール・ギュントより 山の魔王の宮殿にて
キラキラ星変奏曲
(以上・ピアノ独奏)
歌劇「闘牛士」より ああ、ママ、きいて
(ピアノ・ソプラノ)
~☆~☆~☆~☆~☆~
ドレミの歌
(ピアノ・サックス・ソプラノ)
アンパンマンのマーチ
(ピアノ・サックス・ソプラノ)
無事に終わってよかったです。主催の方々からもお礼の言葉を頂き、お子さんたちも、終わった後もなかなか帰らず楽しそうにしていたし・・・。
成功したと考えて、良いの、かな。本当に良かった・・・
そう思うと、どんな苦労も吹っ飛ぶ気持ちです。
・・・まあでも大変は大変でして・・・終わってからやはり気が緩んだのか、文字通りぶっ倒れましたが・・・明日からは又オペラのお稽古があります。
生き返らなくちゃ・・・
・・・ザオリク・・・フラフラ…( ´Д`;)ノ
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鎌倉市教養講座の『オペラ講座』で講義をさせていただきました。
六月に1回目をやらせて頂いて、今回は2回目の講義。今回はモーツァルトのオペラを軸に、色々なお話をしました。
「フィガロの結婚」を少し多めに取り上げましたが、スザンナ役というものについて、初演のナンシー・ストレースの話や、再演版のスザンナ役のデル・ベーネについてなど。
歌手だからわかることをお話したいな、と思い、デル・ベーネのために作られた曲の特徴と、ストレースのために作られた曲の特徴を、自分が歌う時に留意する点と照らし合わせてお話しました。
そこから、スザンナ役の大変さについて熱く語ってしまった・・・いや、スザンナ大変 だ か ら !!!
もちろんケルビーノ役についても。
ケルビーノは、一幕で椅子の上で布をかけられてじーっと隠れている時。衣装は長袖だし、実は暑くて死にそうだとか・・・(´Д`;)ノ
現場でオペラをやっている人間でなければわからない事が中心になるよう、お話してみました~
で、「フィガロの結婚」から派生して、台本作家と作曲家の関係についてとかをお話ししてたんですが。
聴講生のお一人から、「『フィガロの結婚』 最終幕のフィナーレの五重唱を観たいです!」とのことで、私のお気に入りのDVDを流して鑑賞。
このフィナーレ、良いですよね~
ちなみにフィナーレ中、スザンナがフィガロをひっぱたきまくるという場面があるのですが。何故か皆さんがそこで爆笑していたので、鑑賞後、せっかくなのでそこについても解説。
テーマ・『舞台での“顔のひっぱたき方”』 について・・・(笑)
オペラなどの舞台で、相手の顔をひっぱたく場面というのがよくありますが。(大体が痴話喧嘩で、女性が男性の頬を叩きます。)
あれは本当に叩いてる訳ではなく、あくまで『フリ』です。(そりゃそうだ)
その時のコツを説明したのですが。
せっかくなので、聴講生の男性お一人に、前に出てきて頂いて実践させて頂きました!(・ω・)ノ
・・・で、どういうわけか、この『ひっぱたき方・実践編 』 が、めっちゃウケました・・・何故?
まあ、真面目に勉強しよう!というやる気に満ち満ちた中、目の前で「先生」が「生徒」をひっぱたきまくっていたら(演技ですが・・・)笑えるのかもしれない。
実践相手になって下さった方も、引っ叩かれる演技ががすごーくお上手だったので(笑)教室中、ますますウケにウケてました~!!
今回のブログ、聴講生以外にはわかりにくい内容のブログかもしれないですね ごめんなさい。
もし次があったら、是非、聴講にいらして下さいましー。
別にひっぱたくだけの講義じゃないですよ(笑)ちゃんと真面目にお話もします!
講義の一番最後は、皆さまからリクエストを頂いたので、一曲だけ歌って終了しました。ピアノがないのでアカペラですけれどね。
ケルビーノのアリア、Voi che sapete(恋とはどんなものかしら)を歌わせて頂きました。
歌い始めると、お客さま・・・じゃなくて(笑)聴講生の皆様が、突然、ぐっとこちらに集中されるのがわかりました。
やはり歌の力はすごいんだなあ・・・
1年で2回という少ない講義回数ではありましたが、受講して下さった皆さま、そして鎌倉市社会福祉協議会のスタッフの皆様、本当にありがとうございました!またどこかでお会いできるのを楽しみにしておりますー!
そして余談。
聴講生の皆様に「これは名盤!」と言ってお伝えしたDVDは、フルトヴェングラー指揮『ドン・ジョヴァンニ』です。シエピのやつです。
興味のある方は、→ ♪ ここをクリック ♪
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こんにちはー。
昨日今日と、本番が続いていたのでバタバタしてました。
でも両方とも無事に終了!良かったー
昨日は千葉県市川市の行徳文化ホールI&Iでファミリーコンサートでしたー。そちらのご報告から。
今回は平日の午前11時開演で、0歳児から入場できる1時間程度のファミリーコンサートでした。
未就学児を客層の中心にして(もちろん小学生以上でも入場可能ですよ。)
泣いても良し、騒いで良し、というコンサートは良いですよね~!なかなか赤ちゃんと一緒に聴けるコンサートなんてないですもの。主催の市川市文化振興財団さまの音楽に対する深い理解に感動です。
開演前から想像以上のお客の入りで、開放の予定はなかった二階席にも急遽お客さまを入れる事に。
開演後も、お客様が途切れる事なく入ってきて。最後は立ち見も出ての超満員御礼でした~!
途中の入退場ももちろん自由!写真撮影もどんと来い というコンサートスタイルだったので、気楽な雰囲気でお客様には聴いて頂けたご様子。
ママさんが、歌に合わせて手拍子しているお子さんの写真を撮ったりしていて、笑顔になっていてうれしかったな~。
プログラムはアンパンマンマーチなど、子供向けの音楽が中心でした。私は歌のおねえさんテイストで頑張りましたわ~・・・34歳で歌のおねえさんですみません・・・
で、1時間のプログラムの中で、モーツァルトの「キラキラ星変奏曲」をモチーフにした、『キラキラ星とお姫さま』という15分程度のミニ音楽劇をやりました。
いつものように台本を書いたのは、わたくしでございます―。
サックスの神山智衣さんは、『キラキラ星とお姫さま』で、キラキラ星の役をやって下さいました!お星様の名演技、ありがとうです~(´∀`)
終演後の一枚。サックスの神山智衣さんと。
傘で作ったキラキラ星と、100円ショップの冠をかぶるお姫様~。
・・・34歳なのにお姫さまですみませ(略)
神山智衣さんのサックスの音色の豊かな事!
「小さな世界」ではノリノリで子供達も反応してくれたし、神山さんが客席を歩きながら演奏していた時は、口をあんぐりして見つめていました。
小さな子も、サックスに興味を持ってくれたみたいでうれしい!
そして、子供達はピアノの野上真梨子さんのソロ「小犬のワルツ」も、静かに聴いてくれました。
野上さんの「小犬のワルツ」は、もう、それはそれは素晴らしかったんですよ~、皆さん・・・・・・あんなすごいの、初めて聴いた・・・生で聴けたお子さんは、本当に貴重な経験をなさったと思います
終演後、ピアニスト野上真梨子さんとも一枚
本番中のアドリブの嵐にも、顔色一つ変えずに対応して下さった野上さん。感謝です~!!
ホールのスタッフの皆様、市川市の文化振興財団の皆様、大変お世話になりありがとうございました。
そして何より、いらして下さったたくさんのママと小さなお子さんたち、本当にありがとうございました~!
終演後。お疲れ様でしたー!
歌のおねえさんテイストな衣装。
当日の詳しい様子や写真は、聴きに来た母のブログにも色々書いてあります。
客席からの様子が分かって面白いかも。→ ♪ ここをクリック ♪
以下、プログラムです。
Sop. Sax. Pf. おんぷのマーチ
Sax. Pf.小さな世界
Pf.『カルメン』より前奏曲
Sop. Sax. Pf. しあわせなら手をたたこう
Pf.小犬のワルツ
~ミニ音楽劇~
≪キラキラ星とお姫さま≫
~劇中使用曲~
Pf.『くるみ割り人形』より 「金平糖の踊り」
Pf.『ペール・ギュント』より 「山の魔王の宮殿にて」
Pf. キラキラ星変奏曲
Sop. Pf.『闘牛士』より「ああ、ママ、聞いて」
※劇中使用曲は、適宜短縮して演奏しました。
Sax. Pf.星に願いを
Sop. Sax. Pf. ドレミの歌
Sop. Sax. Pf. アンパンマンのマーチ
でした!
余談。
『キラキラ星とお姫さま』で、初めてドレス姿で出てきた瞬間、会場中からため息と歓声が漏れたのですが。
あれはほぼ、ママさんたちの声でした(笑)
大人のみなさんにも楽しんで頂いて何より!(笑)
次のブログは、今日(12日)に講義した、鎌倉での「オペラ講座」のご報告です~。
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ご無沙汰しておりますが、わたくし、ただいま入院中です。手術も無事に終わりました。
びっくり心配して下さる方も多いと思いますが、ありがとうございます!おかげ様で順調に回復しており、もう大丈夫ですので、どうぞご心配なく~(´∀`)
病院食もなかなかどうしておいしゅうございます
けれど、今回の入院のため、お断りしてしまったお仕事の関係者の皆様にはご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳なく思っております。また、ご迷惑をおかけしたにも関わらず、あたたかいお言葉を下さった皆様には心から感謝しております。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
お仕事は11月11日のコンサートから再開いたします。
これからも、今まで以上にもっともっと元気に、しっかりと、お客様と音楽と向き合って演奏活動をしていくつもりですので、どうぞよろしくお願いいたします。
お仕事のご依頼、お待ち申しあげております~
そして、スケジュールの詳細が未定だった来年のコンサートの詳細が発表になりました。
現代曲のコンサートです。私は作曲家・国枝春恵先生の「走水」(はしりみず)という曲を演奏させて頂きます。15分程度の予定です。初演のものをやらせて頂くなんて、緊張もありますが大変光栄です!!
まだ曲は拝見していないのですが、楽しみです~(´∀`)
主催の『21世紀音楽の会』さまについては、 ♪ こちらをクリック ♪
≪21世紀音楽の会 第11回作品展≫
2014年1月16日(木)18:30開場 19:00 開演
会場 東京文化会館 小ホール
入場料(全席自由)一般:3,000円 学生:2,000円
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堀 優香 3 esquisses for Wind quintet 3つのエスキース
Fl.田中隆英 Ob.宮村和宏 Cl.有馬理絵 Bn.河村幹子
Hn.小鮒信次 Cond.安良岡章夫
後藤望友「生」に基づく6つの小品(2013)
Vn.佐藤まどか Pf.中川俊郎
高田森 千の柱
Bcl.有馬理絵 Hn.小鮒信次 Vib.神田佳子 Va.安藤裕子
Cb.長谷川信久 Cond.森垣桂一
日野原秀彦 EXODOS (エクソドス ) per voce maschile, saxofono tenore,
tuba e percussione
東京現音計画 × 低音デュオ Vo.松平 敬 Sax.大石将紀
tub.橋本晋哉 Perc.神田佳子
薮田翔一 Accumulate (アキュムレイト)
Cl.有馬理絵 Vn.佐藤まどか Pf.中川俊郎
国枝春恵「走水」〜ソプラノ、フルート、チェロのための
Sop.中川美和 Fl.田中隆英 Vc.松本卓以
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★こちらのチケットはすでに発売中です。
チケットのお申込み・お問合せは、
電話 080-2553-5670 (平日10時~17時)
メール ticket@nakagawa-miwa.com 【アンダンテ企画】 まで。
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ケルビーノ、改めてご報告です。
と、その前に。
キャスト、オケの皆様、合唱の皆様、マエストロに演出家、音楽スタッフの皆様、制作の方々、当日の舞台スタッフの皆様、そして何より、いらして下さったお客さまに心からお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました&お世話になりました
これは楽屋で撮った1枚~。
マルチェリーナと
上演中、常に誰かがバタバタと走り回っているオペラだったので、なかなか写真は撮れませんでした 無念~。
今回は、かなり役作りで色々考える事がありました。
明るく、走り回る事に関しては今までと何ら変わりないように思いましたが、やはり男の子。今までの明るいスープレット役とは、全然!! 違いました・・・詳細は今までのブログにも書いているので省きますが・・・
あ、あとぽんぽんと放り投げられる事が多くて、受け身がかーなーり、うまくなりました(笑)
成せばなる!!(゜∀゜)ノ
さてさて、ケルビーノの歌で、一番思い入れがあったのは、やはり『Voi che sapete』でしょうか。今までオペラで歌った曲の中で一番有名な曲だったかもしれない(笑)
お稽古中から何故か、これはお客様がいないと成立しない曲だなー、という事を感じるようになってきました。
もちろん、伯爵夫人に対して歌ってはいるのですが、その上で、お客様全員に対して「僕に恋して下さい」と、やわらかく伝えているように思います。何故か。
「僕に恋して」と伝えても、それが嫌味にならず、そして伝えられた人は(主に女性)、彼を愛さずにはいられないキャラクターがケルビーノだと思っています。
なので、常にホールいっぱいのお客様の感覚をイメージしながらお稽古場で歌っていました。
本番では、お客様が一緒に呼吸して下さるのを感じて、何とも幸せなケルビーノでした。
最後の繰り返しのvoi che sapeteのときは、お客様が、繰り返されるフレーズをもう一度、あたたかく、ゆっくりと受け取る空気になってくださっていた。
私の『Voi che sapete』はあの時、生きていたと思うし、お客様も受け取ってくださったと感じることができました。
指揮者、オケ、歌手、お客様と会場中全員での呼吸を感じることのできる、あのときは本当に幸せでした。
200年前のものを今ここに同じ空気を感じながら、もう一度よみがえらせる事が出来るのは何ともいえず幸せな事です。
クラシックって楽しいなー、としみじみ思いました。
スザンナ役の伊藤邦恵ちゃんからもらった1枚♪(´∀`)
バルトロ、スザンナ、バルバリーナ、ケルビーノ、マルチェリーナ
キャストの中でも、スザンナ役の伊藤さんとは、おしゃべりする事が多かったのですが。本当に賢くってしっかり者で、柔らかい所も持っている、スザンナそのものでした!
稽古終盤では、邦恵ちゃん本人なんだか、スザンナなんだかわからなくなるような。良い意味で素のままがスザンナという、不思議な感覚に何度もなりました。
ケルビーノから見ると、他の子たちとは少し違う、ちょっと一歩進んだ、親しみやすい、おねーちゃんなんだなー。
ところで、以前自分がスザンナをやった時のブログを自分で見つけてしまいました。見てみると面白いかもです。
今から3年前ですね ♪ ここをクリック ♪
自分が三年後にケルビーノをやることになるなんて、この時は考えてもいませんでした。
オペラの役と言うのは、人との出会いにも似た巡り合わせだと思っています。どれだけ欲しても出会えない場合もあるし、不思議と縁のある人もある。
いろいろあって、出会えなくなった役もありますが、きっとまた出会えると信じてます。
信じても出会えないのならば、その役とは縁がないのでしょう。
ケルビーノは縁のあった役なのかな、とも思います。
本来ならソプラノの私、演じる事を考えてすらいませんでした。でも、C・シェーファーのケルビーノに一目ぼれをし、それから大好きになった『Voi che sapete』。
もしかしたら、これからも縁のある役になるかもしれないし、ならないかもしれない。
ケルビーノは不思議な役でした。
愛しているのに、お客様たちからも愛をもらえるという、本当によくわからない役。だからこそ、魅力的なのかもしれないです。
また、あまりにエロの事しか考えていなくて(笑)これで良いのか、とも思いましたが(特に一曲目のアリア・・・)ギリシャ神話では、エロスはすなわち、キューピッドとなるわけで・・・
ということは、エロ=愛となり、ケルビーノの形としては、何とも正しい形ではないのかと(笑)
もう私の中からは、ケルビーノはいつもの逃げ足の速さで駆け抜けていったような気もしますが、また会えたらいいなあ。
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『フィガロの結婚』、9月22日に無事終了しました!詳しい感想や写真は、また後でアップしますが、まずはご報告まで。
この写真は自分撮り~。顔は見えないけど、全身の衣装がカッコ良く映ってるので。
ケルビーノの軍服姿です。軍帽もゴージャス
楽屋にて。これぞまさに両手に花!
花娘もマルチェも、皆、可愛すぎでしょ!(´∀`)
左からマルチェリーナ、ケルビーノの私、花娘たち
今年のオペラはこれでおしまい。脱力してるのか・・・ぼーっとしてしまいます。でも、幸せな脱力感です。
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ソプラノ歌手 中川美和オフィシャルサイト
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