コンサートのご案内&ご報告

ト音記号 アルテリーベ・ディナーコンサートのご案内

アンダンテ企画です。
今年もソプラノ中川美和を応援いただき、ありがとうございました。
来年も又どうぞよろしくお願いいたします。

2017年3月11日(土)に、「ソプラノ中川美和・ソロコンサート」が開催されることになりました。
詳細が決まりましたのでお知らせします。
席数が限られておりますので、どうぞお早めのお申込みをお待ちしております。
チラシは、もうしばらくお待ち下さい。


~中川美和より~
昨年秋にソロコンサートを開催したミュージックレストラン「アルテリーベ東京」から声をかけて頂き、3月に又、ディナーコンサートを開催する事になりました。

お食事の合間のコンサートは、40分間を2ステージ、計80分間、おしゃべりもまじえてたっぷりお楽しみ頂けます。毎年春に開催している私のソロリサイタルの代りに、今年は、お食事やお酒を楽しみながらリラックスして歌をきいて頂けたら…と思っております。

ご家族、気のおけないご友人、職場のお仲間、楽しい女子会、ご夫婦のデート、春の歓送迎会に代えて、もちろん気軽にお一人でも…皆様多数お誘い合せの上、是非ご来場下さい。お目にかかれるのを楽しみにしております!
会場の「アルテリーベ東京」は、新橋駅から歩いてすぐの場所にあります。

今回のプログラムは、どなたでも一度は耳にした事のある名曲から、滅多に演奏されない隠れた名曲まで、盛り沢山の欲張りなコンサートです。
日ごろオペラにはあまり馴染みがない方から、オペラ通の方まで、どちらにもお楽しみ頂けると思います。

例えば、オペラと言えば《椿姫》。このオペラを観た事はなくても、題名はご存知の方が多いのではないでしょうか。ヒロインが歌う見せ場のアリア「花から花へ」をお届けします。そして、映画《オーケストラの少女》の中でも歌われた、モーツァルトの「アレルヤ」などを。
一方、隠れた名曲としては、同じくモーツァルト10代の頃のオペラ《ポントの王ミトリダーテ》のアリアや、アメリカで活躍した近代の作曲家メノッティが、テレビ放送用に作曲したオペラ《アマールと夜の訪問者》から、主人公の少年アマールの歌などをおおくりします。

前回は、せっかくお申込み頂きながら、わずか数日で満席になってしまいました。沢山の方にお断りする事になってしまい、本当に申し訳ございませんでした。
私の事務所「アンダンテ企画」まで、どうぞなるべくお早目にお申込み下さい。

ソプラノ 中 川 美 和


《アルテリーベ 東京》
◆ソプラノ中川美和・ソロコンサート Ⅱ◆
~誰もが知る名曲から 隠れた名曲まで~

【日 時】2017年3月11日(土)18時開場、18時半~お食事、19時開演
【会 場】ミュージックレストラン「アルテリーベ東京」(JR「新橋駅」徒歩5分)
【入場料】6171円(税込) お食事・音楽料共(ビュッフェ+1ドリンク付き)
【出演者】ソプラノ/中川美和、ピアノ/伊藤友香
【演奏予定曲目】モーツァルト/モテットより「アレルヤ」、モーツァルト/オペラ《ポントの王ミトリダーテ》より「耐え難い苦痛の中」、メノッティ/オペラ《アマールと夜の訪問者》よりアマールの歌、ヴェルディ/オペラ《椿姫》より「ああ、そはかの人か~花から花へ」 ほか


チケットのお申込み・お問合せは、
「アンダンテ企画」 まで。

メール ticket@nakagawa-miwa.com
お電話 080-2553-5670(平日10時~17時) で、
お名前・ご住所・お電話番号、ご予約の人数 を、ご連絡下さい。


但し、年末年始のお休みを頂きますので、お電話は1月4日(水)以降にお願いします。
メールでのお申込みは、年中無休、いつでも受付ております。



コメント欄開きました♪一言下さるとうれしいですブログランキングに参加してます。ポチっと!クリックして下さいね~。 






ト音記号 クリスマスパーティーでのコンサート。

東京浜町ライオンズクラブさんのクリスマスパーティーで、演奏させて頂きました!
フルート2人とピアノのトリオ、kokoro-Ne(ココロネ)さんとご一緒させて頂きました~


会場のホテルのツリーを1枚。クリスマスですなぁ~

本番のアンコールでも、クリスマスソングを歌いましたよ! もみの木~

4人揃っては写真とれなかったんですが。


終演後に1枚。
フルート大和田真由さん、私、ピアノ田仲なつきさん

ホテルのロビーで。
一番右がフルートの門井のぞみさん


無念の逆光…でも載せる(笑)
だってせっかくわざわざパネル入れて、
撮ってくれたんだもん~!
真由ちゃん、なつきさんと

kokoro-Neの皆さんには、稽古のたびに、音楽への真摯さに色々気付かされ、勉強させて頂きました。
素晴らしい音楽家の皆さんとご一緒できた事を嬉しく思います。
こんなに音楽に対して誠実な人たちは、なかなか見たことがありません。

そして、
こんなに面白い人たちも、なかなか見たことないです。

歌い手以外と、楽屋であそこまでの爆笑トークに巻き込まれたのは初めてです(笑)
完全に笑わされるばかりだったので、次にご一緒する時には、必ずやもっとネタを仕込んでいきたいと思います…

そして、前々回のブログでも書いたジブリの「君をのせて」!
同年代のお客様で、じーっと聞き入って下さる方もいて!!
やった~めっちゃ頑張った甲斐あった~

あ、もちろん「君をのせて」以外も頑張りましたよ!
アダンの「キラキラ星」、「私のお父さん」etc…

当日会場にいらして下さったお客様、そして東京浜町ライオンズクラブの皆様。
我々音楽家にも、楽しいひとときをありがとうございました!!
お稽古から本番まで、本当に楽しく演奏させて頂きました!!
また何かありましたら、是非よろしくお願い致します

そしてkokoro-neの皆様、また是非是非!よろしくお願いしま~す!!
次は楽屋で笑い死にしないわ…(笑)




コメント欄開きました♪一言下さるとうれしいですブログランキングに参加してます。ポチっと!クリックして下さいね~。 








ト音記号 「東京室内歌劇場の歩み」終了しました~!

「東京室内歌劇場の歩み PART 3」、無事終了しました~。

私が歌わせていただいたオペラ「ヘンゼルとグレーテル」(グリム童話より、Aヴェッテ・台本/フンパーディンク・曲)が、とても評判良かったようで、すごく嬉しいです

左から、ヘンゼル/前田美樹さん、露の精/津山恵さん、ヘンゼル/木村真稀さん、
眠りの精/里中トヨコさん、グレーテル/私、魔女/三橋千鶴さん

グレーテルの私が、眠りの精の里中さんに、眠りの魔法をかけられてる…!…

「フィガロの結婚」のスザンナも、とても楽しかったですが、場面として長く歌わせて頂いたのは「ヘンゼルとグレーテル」。
今回は、こちらの方が思い入れができたなぁ。
というか、私はこのオペラを、まだ1本通してやった事がなくて。
これを言うと、みんなに驚かれますが。えぇ、この見た目(子ども?)なのにね…

ただ、本当に大好きなオペラなんです。
元々、グリム童話に限らず、民話やおとぎ話、神話が大好きなので(だからバロック作品も大好き)それがオペラになったものは、そりゃあもう、大好きなんですわ。

このオペラの台本は、原作にある毒を抜いた分、それのみでは文学としての価値はなくなったけれども。
そこに、この音楽がついた事によって、安易なご都合主義メルヘンではなく、子供の真実の冒険譚、そして祈りの尊さを描いた、傑出したオペラ作品になったわけです。
この音楽には、この台本がふさわしかったように思います。

グレーテルの歌唱部分だけではなく、とにかくオーケストラがすごい。

大人たちに向けても歌ってるように思えてならない、眠りの精のアリア。
また、日本語の訳詞も、とても美しいんです。
「星が目を覚まし、遠い空より天使」
それに続く祈りの重唱の、何と美しいことか。

そして、露の精の、優しく明るい音楽。
微笑みさえも、チリンチリン、と聴こえてくる。
「よく知ってるよ、誰がお利口さんか」
この訳詞は、ヘンゼルとグレーテルだけでなく、この世の子供たち皆を、「お利口さん」と言って起こしてるように聞こえます。
だって、お日様は、皆に笑ってるんですから。朝露は、皆にふりそそぐんだし。
全ての子供への愛情が見えます。

そして、魔女の、長調の音楽の恐怖。
現代のホラー映画にも使われる手法が使われ、恐怖と笑いの表裏一体を、まさに体現するこの音楽。
魔女の音楽には、息を呑むような恐怖がそこにあります。

このオーケストラの素晴らしさ。
歌いながら聴こえてくる音楽は、とても楽しい。
なんて良い作品なんだろう。

舞台の下手袖に、おとぎ話の登場人物たち…里中トヨコさんの「眠りの精」、津山恵さんの「露の精」、三橋千鶴さんの「魔女」が集まってきて。
それを見た時、自分が幼い頃から大好きで読みふけっていた、あのグリム童話の世界に今いるんだ、とごく自然に思えました。

本当に、オペラ歌手は楽しい。

あ~
「ヘンゼルとグレーテル」1本やりたいわぁ

もちろん「ヘンゼルとグレーテル」だけでなく、他の作品も、お稽古で観ていて本当に楽しかった…!
個人的には「卒塔婆小町」(三島由紀夫・作/石桁真礼生・曲)が、お気に入り。

そして、御礼が遅くなりました。
朝から雪が降る寒い寒い中を、コンサートにいらして下さったお客様、本当にありがとうございました!!
またお会いできるのを楽しみにしています


コメント欄開きました♪一言下さるとうれしいですブログランキングに参加してます。ポチっと!クリックして下さいね~。 






ト音記号 アルテリーベ・フレッシュコンサート、終了しました!

アルテリーベ・フレッシュコンサート、終了しました~。
前半はモーツァルト、そしてハイドン。
お客様のあたたかくも楽しい雰囲気にのせて頂き、私も本当に楽しく歌わせて頂きました

後半はムゼッタやオスカル、ロジーナなどイタリアものも中心に。
もちろん、他のものも歌いましたよ~アリアばかり!
合間のトークも自由におしゃべりできて、あぁ楽しかった!私が。(笑)

写真~。

会場いっぱいのお客様、いらして頂き、本当にありがとうございました!
まだまだ書きたいことはたくさんあるのですが、昨日の帰宅は深夜、そして今日は24日の「東京室内歌劇場の歩み」の通し稽古で…
すみません、眠気の限界…

今はコンサートシーズンなので、それ以外も立て込んでて、多分今週は一番バタバタして

でも、アルテリーベのコンサートが無事に終わって本当に良かったです。
自分1人のソロコンサートというのは、やはり緊張するので…

支えてくれたピアニストの伊藤友香ちゃん、いつもありがとう!

そして、アルテリーベの皆様、大変お世話になりました!!
そしてそして、何よりいらしてくださったお客様、本当にありがとうございました…

明後日の本番に向けて、とりあえず、寝ます!

ではお休みなさいませ!!
ぐぅ!!


◆東京室内歌劇場の歩み PART 3◆

※私は、「ヘンゼルとグレーテル」からグレーテル、「フィガロの結婚」からスザンナの一場面を歌います。
【日 時】 2016 年11月24 日(木) 午後6時半開演(午後6時開場)
【場 所】 渋谷区文化総合センター大和田6階/伝承ホール (JR山手線「渋谷駅」 徒歩5分)
【入場料】 3,600 円 (全席自由)
【出演者】 ソプラノ/中川美和、里中トヨコ、津山恵、中島愛恵、メゾソプラノ/木村槙希、三橋千鶴、前田美樹、テノール/吉田伸昭、行天祥晃、バリトン/太田直樹、杉野正隆
ピアノ/朴令鈴
監修・司会/青島広志
【主 催】 東京室内歌劇場


チラシはこちらをクリック



コメント欄開きました♪一言下さるとうれしいですブログランキングに参加してます。ポチっと!クリックして下さいね~。 







ト音記号 明日は「アルテリーベ・フレッシュコンサート」です。


・・・あぁ緊張でおなか痛い・・・
いつまでたっても、本番の前日は緊張する・・・

明日は
「アルテリーベ・フレッシュコンサート~ソプラノ中川美和・ソロコンサート」
です。

おかげさまで、お知らせをして早々に満席になりました
本っっっ当にありがとうございます~

やむなくお断りしてしまったたくさんのお客様、本当に申し訳ありません!精一杯演奏してきます

ソロコンサートということで、一人で色々がんばってプログラミングしてみました(笑)
一部と二部のステージそれぞれが、40分程度のプログラムなので、合計80分たっぷりという…

サブタイトルに「~オペラのヒロインたちの競演~」とあるように、曲はオペラアリアばかりです。
一部は、モーツァルト中心にドイツ系のオペラアリアを、そして、二部は、イタリア系のオペラアリアを中心に演奏いたします。
本来はメゾのレパートリーの曲も入ってます。ソプラノの音色でお客様がどう思われるか。
やっぱりメゾの方がいいんじゃない、と思われるもよし(笑)…ソプラノもそう悪くないんじゃない、と思って頂くもよし(笑)

私のコロラトゥーラも、嘆きになったり、喜びになったり、鳥の声になったり、色々と変化します。
お客様お一人お一人、お食事をしながら、気ままに色々な楽しみ方をして頂ければ、と思っております。

ピアニストのソロ曲も、一味違ってお楽しみに、です

明日は、どうぞお気をつけていらして下さいね!

♪     ♪     ♪     
◆アルテリーベ フレッシュコンサート◆
~月曜日は新橋でオペラ~
≪中川美和・ソロコンサート≫
~オペラのヒロインたちの競演~

※美味しいお料理やお酒を楽しみながら、オペラ初心者の方からオペラファンまで、オペラアリアの数々を、楽しい雰囲気の中でお聴き頂けます。
(※申し訳ありません、満席となりました。)

【日 時】 2016年11月21日(月) 開場/午後6時 お料理/6時半~ 開演/7時 
【場 所】 ミュージックレストラン・アルテリーベ東京
(JR山手線「新橋駅」日比谷口、地下鉄銀座線「新橋駅」8番出口)
【入場料】 お料理・お飲物・音楽料も全て込み /5141円(税込価格)
ビュッフェスタイル、フリードリンク(生ビール、ハウスワイン赤・白、ソフトドリンク各種) 
【出演者】ソプラノ /中川美和、ピアノ/伊藤友香
【主 催】アルテリーベ東京



コメント欄開きました♪一言下さるとうれしいですブログランキングに参加してます。ポチっと!クリックして下さいね~。 



ト音記号 東京室内歌劇場の歩み PART 3

アンダンテ企画です。
11月24 日に開催される「東京室内歌劇場の歩み PART 3」に、中川美和が出演いたします。

東京室内歌劇場のこれまでの歴史をたどり、50年の歩みの中で上演してきた数多くのオペラから、滅多に上演されない珍しいオペラや良く知られたオペラまで、テレビでもおなじみの作曲家、青島広志氏の監修・構成により、聴きどころ見どころを選んで演奏いたします。
是非ご来場ください!


中川美和です!
「東京室内歌劇場の歩み PART 3」、青島広志先生の爆笑トークの司会がとても楽しい、人気シリーズの3回目です。

私は、
オペラ「ヘンゼルとグレーテル」のグレーテル役
オペラ「フィガロの結婚」のスザンナ役
の一場面を歌います。

私がこのシリーズの一回目に出演させて頂いたときは、小さな男の子の役を歌いました。今度はグレーテルで女の子。
なぜか子供の役ばかりが多い…
ただ今、熱の入った稽古を繰り広げております。

是非いらしてくださいね!!



◆チケットのお申込みは◆
アンダンテ企画 まで
メール ticket@nakagawa-miwa.com か
お電話 080-2553-5670 (平日10時~17時)で、
お名前・ご住所・お電話番号、チケット枚数を、ご連絡下さい。

アンダンテ企画にお申込み頂いた場合、多少の割引をさせて頂きます。


◆東京室内歌劇場の歩み PART 3◆
【日 時】 2016 年11月24 日(木) 午後6時半開演(午後6時開場)
【場 所】 渋谷区文化総合センター大和田6階/伝承ホール (JR山手線「渋谷駅」 徒歩5分)
【入場料】 3,600 円 (全席自由)
【出演者】 ソプラノ/中川美和、里中トヨコ、津山恵、中島愛恵、メゾソプラノ/木村槙希、三橋千鶴、前田美樹、テノール/吉田伸昭、行天祥晃、バリトン/太田直樹、杉野正隆
ピアノ/朴令鈴
監修・司会/青島広志
【主 催】 東京室内歌劇場

チラシはこちらをクリック


コメント欄開きました♪一言下さるとうれしいですブログランキングに参加してます。ポチっと!クリックして下さいね~。 







ト音記号 愛隣会コンサート、終了しました~!

愛隣会コンサート、終了しました~。
で、いきなり個人的な話で良いでしょうか…

終演後、コンサートを聴きに来てくれてた両親に、ドレス諸々の荷物が入ったスーツケースを預けたんです。
その後、まっすぐ別のお稽古があったので、ドレスや靴などの大荷物を持って帰ってもらおうと。

それで、わーいありがとー助かる~バーイウフフアハハ

て感じだったんですけど。

さーて、諸々片付けたし、ご挨拶して会場を失礼して、と思ったら。

サックスの誠二くんが
「みわさんこれ~。忘れてる~」
と、差し出したのが

My譜面台…

ええ、今回は朗読劇をやったんです。一時間台本を見ながらやるので、自宅から譜面台を持ってきたんです…
で、自分の譜面台、スーツケースに入れ忘れて…

…この重いの、自分が手持ちで持って帰るのね…泣

身軽になって稽古に向かうはずだったんですが、むしろいつもより重い荷物を持って稽古に向かいました…
痛恨のミス…

で、今回写真は私、あまり撮れなくて
諸々は、こちらに詳細が…

♪ 母のブログ ♪

今回は多少、反省もありました。
音楽は悪くない出来だったから、うーん、もう少しプログラムの所で改善できなかったかなぁ…

もちろん、出演してくれたサックスの丹沢誠二くん、そしてピアノの伊藤友香ちゃんは素晴らしい演奏をしてくれました!
あくまで私の中での反省なのですけどね。

プログラムで、これはいける!と思い、やはりうまくいった所もありました。
だからこそ、微妙だった所はまた悔しい。

この反省を次に生かし、次は全てに満足いく出来の本番にしたいです。

引きずらないで、頑張ります!

コメント欄開きました♪一言下さるとうれしいですブログランキングに参加してます。ポチっと!クリックして下さいね~。 





ト音記号 「1時間でオペラ!」《カルメン》 終了しました~。

改めて。
市川市文化振興財団主催の
「1時間でオペラ!《カルメン》」 終了しました~。


皆で1枚。

左から、
サックス渡辺定路さん、パーカッション冨岡春絵さん、ピアノ田舎片麻末さん、
舞台監督山本勝己さん、カルメン栗田真帆さん、ホセ工藤和真さん、ミカエラ私。



今回の私は、歌手の一人として出演するだけでなく、日本語訳詞、台本、構成等、大きなお役目を頂いたので色々やる事も多く大変でしたが、同時に、本当に貴重な夢のような楽しい時間でした。

正直、あまりに大きな役目にドキドキでしたが、素晴らしい舞台監督さんがついて下さったので、思い切って色々やってみようと。
かなり大胆な(笑)構成でまとめたので、本来の作品に慣れている方はびっくりされる事もあったかと思いますが、答はお客様が出して下さると思っています。


カルメン役のメゾソプラノ・栗田真帆さん、ホセのテノール・工藤和真さん、ありがとうございました!!
もー、お2人がガンガンやって下さったおかげで、ここまでのレベルに出来上がったんだなぁ、と思ってます。

あ、私はミカエラ役も頑張りました
そして、最後の方で泣いてるお客様がいらしたそうで、嬉し~

「ホセ可哀想ね」
という声が聞こえてきたのですが、
カルメン・栗田真帆さんの
「カルメンの方が可哀想よー!殺されてんのよ私!」
考えてみると、そりゃそうだわ…

そして、この「カルメン」を上演する直接のきっかけとなったカルメン・スペシャルアンサンブルのお3方。
緊張感と迫力のある演奏を、本当にありがとうございました!!


ピアノ田舎片麻未さん、
パーカッション冨岡春絵さん、サックス渡辺定路さん。


今回はバリトンなしだったので、「闘牛士の歌」はサックスに担当して頂きました。
今回は指揮者がいなかったので、音楽的な事は、出演者1人1人のポテンシャルで、ほとんど持っていって頂きました。

また、舞台監督の山本勝己さんには本当に心からお礼を言いたいです。
色々とお願いしても、山本さんの
「まかしとけ!」
の一言で、あぁ、あぁ
舞台を本当に美しく素晴らしく作って下さり…!


舞台写真をチラリ



終演後のロビーで。

左から、カルメン・栗田真帆さん、
ホセ・工藤和真さん、ミカエラ・中川美和(私)



今回の公演が次に続いていくと良いな、と思っています。
1時間くらいの気軽なオペラを、観たいな、やりたいな、と思われた方、是非お声がけ下さいませ

お世話になった、市川市文化振興財団の皆様、冷たい雨の降る寒い日でしたが、ご来場下さったたくさんのお客様、本当にありがとうございました!!


コメント欄開きました♪一言下さるとうれしいですブログランキングに参加してます。ポチっと!クリックして下さいね~。 





ト音記号 「リリア歌の花束」終わりました!


10月7日、「リリア歌の花束」終わりました!!

・・・・・・燃え尽きたぜ・・・真っ白にな・・・




いやあああもう、本当に大変だった・・・あのプログラム・・・


「リリア歌の花束」
日本語を歌う (第二夜)~中田喜直から現代へ

ソプラノ/中川美和、ピアノ/伊藤友香
構成・監修・お話/音楽評論家・國土潤一

◆中田 喜直/「マチネ・ポエティク」による四つの歌曲
  1 火の島    (詩・福永 武彦)
  2 さくら横ちょう  (詩・加藤 周一)
  3 髪      (詩・原條 あき子)
  4 真昼の乙女たち (詩・中村 真一郎)

◆別宮 貞雄/二つのロンデル (詩・加藤 周一)
  1 雨と風
  2 さくら横ちょう

◆三善 晃/抒情小曲集 (詩・萩原 朔太郎)
  1 ほほづき
  2 少女よ
  3 雨の降る日(兄のうたへるうた)
  4 小曲
  5 五月

◆国枝 春恵/走水 (台本・金窪 周作)

アンコール
◆武満 徹/小さな空 (曲&詩・武満 徹)


一般的にはわかりにくいと言われている、全て日本歌曲&現代ものばかりのコンサートでしたが、最初の曲からすでに涙をふいていらっしゃるお客様が何人もいらして。
最後のアンコール曲を歌い終えたとたん、客席から「ブラボー」と大きな歓声が上がり、立ち上がって拍手して下さるお客様の姿も。

びっくりしました・・・
う、ウケてる・・・

プログラム最後の、国枝春恵先生の「走水」も、歌い終わって最後の音の響きがすーっと消えたとたん、大きな拍手が「わーっ!」ときて、これもびっくり・・・
そもそも現代ものなんて、一体曲の終りがどこなのか、普通わからないものなのに・・・

確かに、あの作品が名曲なのは良く知っています。
でも、果たしてお客様にその素晴らしさを一体どこまでお伝えする事が出来るかと言ったら、なかなか難しいのではないか、と思っていました。
やはり音も非常に複雑ですし、決してわかりやすい作品ではありませんから。

でも、私は間違ってました。
ちゃんとお客様に伝わるんだ・・・
名曲を、ちゃんと演奏すれば、現代も古典も和も洋も関係ない。
ウケるんだ・・・

お客様の「聴く力」を改めて再認識させられました。

そして日本歌曲の底力も知りました。

今回は、私一人の力では絶対にたどり着けない芸術歌曲の世界を歌わせて頂きました。
いらして下さったお客様は、どんな風に作り上げたか、どうやって歌ったか、よくお分かり頂けたと思います。
ひとつひとつの楽譜の細やかな読み込み、固定概念の排除、詩を詩のみで解釈せず、音と合わせて解釈する。

そして、その芸術歌曲を作る天才は、しかし一人の人間であるという事。
人間は、くだらないことに心を動かし、涙を流し、小さきもの、自然とともに在る。
そこを忘れてはいけない。
天才は天才ではあるが、同時に自分と同じ一人の人間であるという事を忘れてはいけない。それを忘れると、曲に畏怖を感じてしまい、正しく表現できなくなってしまう。

この世には美しいものがたくさんあります。私は自然に心を動かすことはあまりない人間ですが、音楽にこうして心を揺さぶられることがあります。

いつかまた、歌いたい曲ばかりです。
もちろん反省点もたくさんです。
改善したいし、出来なくて悔しく思うところもあります。でも、それでいいのかな、とも思います。
自分が「よくやった!満足!」と思ったら、それは歩みを止める時なのでしょう。だからマリア・カラスは「死ぬまで学生なのよ」と言ったのだと思いますし。

「今の自分の中で、精いっぱいやった」
ただ、お客様に日本歌曲の世界をお見せ出来たこと、それで何かが伝わった事。
音楽家としてこれ以上の喜びはありません。

練習を始めたのは四月から。
そして本番前の二か月間は、ほかの仕事はおさえて、本当にこれのみに集中し、邦楽を聴き、狂言を観て、洋楽をすべてシャットアウトし、ひたすら探り続けました。


そして、今回一緒に音楽を作り上げてくれたピアニストの伊藤友香ちゃんには、心からの感謝を伝えたいです。


左・ピアノ伊藤友香さん、右・私
彼女は私を引っ張り、支え、ずっと共に歩み続けてくれました。
彼女でなければ、このプログラムは演奏できなかったと思います。
彼女がいたから、歌えました。
本当に、ありがとう。

そして、構成・監修の音楽評論家、國土潤一先生にも、本当に本当に、お世話になりました…!
私にとって、今まで、これほど難しくて、大変で、そしてこれほど面白い作業を経験したことはありませんでした。このリサイタルの勉強は、本当に楽しく、夢のような時間でした。
実は一番楽しんでいたのは、出演者である自分ではないかな、という気もしています。

まだまだ書きたいことはたくさんありますが、書ききれません。

いらして下さったお客様、本当に本当に、ありがとうございました!



右から、
「走水」の作曲者、国枝春恵先生
書き込みだらけの私の「走水」の楽譜を広げてます…ふふふ、ネットに拡散されるが良い、私の汚楽譜(泣笑)
「走水」台本の金窪周作先生
オペラ「天守物語」の台本を書かれた方です!

「走水」は邦楽オペラなので語りもあります。ドレスから巫女っぽいこの白の衣装に着替えました。
ピアニスト伊藤友香ちゃん


リリアの翌日、私は疲れが抜けないというか、廃人みたいになってました…
頭の中も、なかなか切り替わらない

でも、次の本番のお稽古が待っています。次に向けて、また頑張ります!
次のコンサートも、皆様、是非是非いらして下さいね


コメント欄開きました♪一言下さるとうれしいですブログランキングに参加してます。ポチっと!クリックして下さいね~。 









ト音記号 アルテリーベ満席となりました!


11月21日(月)の「アルテリーベ・フレッシュコンサート」
お陰さまで、60席近いお席が、全て満席となりました…!


チラシを郵送でお送りしたり、ここで皆様にご案内させて頂きましたが、ありがたいことにあっという間にお申し込みを頂き…
本番までまだ2ヶ月のこの時点で、もう満席とは・・・

何という嬉しい悲鳴…
本当に、ありがとうございます!
たくさんのお客様に聴いて頂けるのは、本当に幸せです~
お食事の合間の私の演奏は、40分を2ステージ。
合計80分たっぷりのプログラムは、なかなかガッツリですが、ご来場下さるお客様に楽しいひとときを過ごして頂けるように、頑張ります~



(画像をクリックすると、チラシが拡大します)

◆アルテリーベ フレッシュコンサート◆
~月曜日は新橋でオペラ~
≪中川美和・ソロコンサート ~オペラのヒロインたちの競演~≫


【日 時】 2016年11月21日(月) 開場/午後6時 お料理/6時半~ 開演/7時 
【場 所】 ミュージックレストラン・アルテリーベ東京
(JR山手線「新橋駅」日比谷口、地下鉄銀座線「新橋駅」8番出口)
【出演者】ソプラノ /中川美和、ピアノ/伊藤友香
【入場料】 お料理・お飲物・音楽料/5141円(税込価格)
ビュッフェスタイル、フリードリンク(生ビール、ハウスワイン赤・白、ソフトドリンク各種)
【主 催】アルテリーベ東京


コメント欄開きました♪一言下さるとうれしいですブログランキングに参加してます。ポチっと!クリックして下さいね~。