ト音記号 合わせ六時間。

ねむーい(´Д`)

今日はピアニストさんと六時間耐久合わせコースでした。

と言っても、私は別に六時間ずっと歌い続けていたわけではなく、

7月4日にある『カルメン』ハイライトのピアノパートの段取り決め

サックスも合流して、今度はピアニストさんと3人で、6月28日にある「赤ちゃんコンサート」の合わせ

再び『カルメン』のピアノパートの段取り決め

てな感じでした。
だから私が歌っていたのは、「赤ちゃんコンサート」の所だけなので、そんなに大変ではなかったのですが・・・
ついつい発声練習をあまりきちんとやらないで歌い始めてしまったので、喉には少し疲れが残ってるー

それにしても、カルメンの音楽はパワーが凄い!!
カルメンは、私がこれまで入った事のないオペラなので、(以前、コンサートでジプシーソングとカルタの歌を歌った事があるだけ)
今回初めて関わっているわけですが、ただ音楽を聴いてるのと、楽譜をしっかり追いながらきちんと勉強するのとでは、全然違う。
音楽の説得力というか、パワーが凄い。

私の一番好きなモーツァルトの作品は、良い意味での曖昧さがあって、その自由さがまた楽しいのですが。
カルメンはそれとはまた全然違う、指し示す方向がすごくクリア。パワーがものすごい。

今回ソプラノの私が歌うのは、ミカエラ役。ミカエラは私の声には重いし、心もあまりしっくりとはこない。だから『カルメン』というオペラに関わる事は、今後あまりない気がする。

私の様な声質のソプラノは日本人には一番数が多いので、オーディションを受けない限り、オペラに出演する機会は多くはありません。
私が、ここのところ続けてオーディションに通していただけて、オペラに出演する機会に恵まれているのは、本当に、たまたま運が良いだけだと思っています。来年になったら演奏の場があるかどうか、どうなるか、全然わからない。それはもう、身にしみてよくわかっています。
なので、自分からオーディションを受けにいく事は、恐らくないであろうミカエラ役、ひいては『カルメン』というオペラは、基本、この先私には縁はないだろうな、と。

だから今回、主催者側から、『カルメン』をやってもらいたいとのご依頼…という形で、このオペラにきちんと関わる事が出来て、良かったなあ。
といっても、まだまだ勉強不足ですけど
こんな楽しい、素晴らしいオペラと向き合うことができて幸せ。

今回の『カルメン』ハイライトのように、コンサート企画から全て任せていただく仕事は、歌うだけの仕事より時間もかかるし大変なことも多いけれど、こういう楽しさがあるからやめられません

はぁ~、楽しいなあ。
てなわけで、明日はレッスン。先生にミカエラを見ていただいてきます!
ではねー



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