ト音記号本番前日

おお
気付いたら本番の前日ではないですか

すみません、毎日怒涛の練習で、とにかく必死でした・・・

プログラム後半のミニオペラが、もうすごい大変で・・・orz (自分でプログラム組んどいて、何を言うやら)
考えてみたら、オペラの中から色んな曲を取ってきてつないでいるんだから、オペラをやってる時と同じくらい疲れるのは当たり前ですね・・・

で、ピアニストの田中健さんにも手伝っていただいて、劇部分のセリフの練習したり。いやー申し訳ないです・・・ピアニストなのに、普通にお芝居してもらって・・・

・・・色々なピアニストさんたちに、時々言われたものです。
「中川さんとやると、勉強になる。今までやった事のないような事を、やらされるはめになるから。」

・・・あれ?嫌味?

今までご一緒したピアニストさんたち、ごめんなさい・・・orz

今回も伴奏してくれる田中さん、ごめんね・・・(私信)しかも今回は伴奏だけじゃなく、演技までさせて、ピアニスト泣かせの異名は更新中って感じですか(苦笑)

そんな練習風景のワンショット。@東京音大。
ピアニストの田中健さんと私(後姿ですな。)





田中 「ああっっっっ!!もう本番まで三日しかないのに、中川さん何やってんだー!!全然できてないじゃないかっ!!これじゃあ間に合わないよー!!」

みわ 「何騒いでんのよ~、何とかなるなる~」




・・・嘘です。


前述のミニオペラの中の、一場面です。田中さん熱演中。

ビデオで撮った稽古風景を見直してたら、なんか面白かったから、演技の最中の画像を引っ張って、言葉を入れて遊んでみました。



こちらも一場面。ドニゼッティのオペラ『連隊の娘』から、マリーのアリア、「誰もが言う」を歌っています。
歌詞は日本語で私が作詞してますけどね。



ちなみにこの日、本番で絶対必要な小道具のショールを、そのままこのレッスン室に忘れて帰ってきてしまい、翌日わざわざ東京音大まで取りに行きました・・・せっかく休みの日だったのに・・・


そんなこんなで、いろいろチャレンジしました、今回の本番、いよいよ明日です。
非公開のコンサートなので、お会いできる方はほとんどいらっしゃいませんが、とにかく頑張りたいと思います。

今回はなかなかアイデアが思い浮かばず、今までになく大変でした。そんな中、色んな人からアドバイスもらったり、助けていただきながら、やっとここまで形になりました。ありがとうございました。あとはただ本番だけです。

ほんのちょっとの間だけでも、聴いて下さる方達に、楽しんでいただけたらいいな。
うまくいきますように。

自分、といといとい!(舞台に出る前のおまじない)




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ト音記号ルチアとか

久しぶりに日本でのわが師匠、О先生のレッスンでした。なつかしや母校。といっても、夏に行ったけどね(´∀`)
先生の前でも、人前でも歌えるのはうれしいです。本当はペッリーニにしようかと思ったけど、家で軽く声を出してたらドニゼッティの方がいいような気がして、ルチアの狂乱のアリアに変更。
↑私これよくやります。一週間きっちり自分で練習して整えといたのに、直前になって他の曲にする・・・てパターン。

どうかと思うんですが、そういう時は変更した方が良い意味で無理がないので、今日も変えてしまいました。
いやー久しぶりに歌ったわ。
ルチアのように、オペラ一本全幕通して歌ったことがあるやつは、やっぱり違うなーて思います。
レッスンでアリアを一曲歌うだけでも、前後の場面の気持ちがわかっているので感情移入しやすくて、歌ってて楽しいですー。それに狂乱ものって好きだし。

でも「ここはこんな風に歌った方が怖く聞こえるかも・・・!」
と思って、わざと気合の入った声を出したら(『亡霊が・・・!亡霊が!私たちを引き裂くわ!』という歌詞のところです。何かつい怖くしたくなるでしょ・・・?)
その後。

ブレるブレる。

あー・・・
なんていうんだろう・・・

結果としてそういう表現になるのはアリだけど、最初から狙いまくって「わざと」やるのはダメですね、ほんと・・・
その後、改めてポジションを取り直せる箇所があったんで、取り戻せたけどさ・・・ちょっと反省。

余談。
ちなみに私がこの曲で大好きなのは、カデンツァの後。Sprargi d’amaro~から最後まで。
ここは自然な感情で歌えるので、自然とイケイケな歌になる・・・そういう風に歌えるところは、やはり失敗しにくいです。つーか、失敗してても気分が乗ってるから気付かないって言うか・・・


そうそう。
日本だから当然と言えば当然ですが、О先生にレッスンして頂くのも、昨夏以来お久しぶりだったんですよ。
相変わらずお若い先生。
お土産にドイツで買ったハーブティーもって行ったら、(すいません、あんまり高いもんじゃなくて・・・)
キャッキャ言いながら袋を開けて
「あ~ハーブティー!?ぼく好きなんだよねっっ えーとどれどれ・・・ガサガサ」
って、おっしゃってました(笑)

うーん、若い。

見習わねば・・・(´∀`)



さてと、今日は一日空いているので、みっちりと今度の本番のプログラム詰めますかね。
昨日のルチアは、本番で歌う予定のドニゼッティ『連隊の娘』と、作曲者が同じ分、共通する部分もずいぶんあるなー、なんて思ったり。
だから結果的に、レッスンでルチアを見ていただけてよかったです。

演技も、あくまで歌あっての事。先に演技や我が出てしまっては、ちゃんと歌えないんだなー、と、昨日気付かされたので、また改めてきちんと向かい合わなくちゃね。




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ト音記号ケルビーノと会ってきました。

本番が近くてなかなか遊んだりには行けないものの、昨日の夜、友人のメゾのそまちゃんと会ってきました。このブログをよく読んでられる方はご存じでしょうが、研修所以来の仲良しです。

彼女の家と私の家は電車で一本、数駅なので、食事が遅い時間開始でも、気楽なのだ。

数か月ぶりに会ったら、髪が金色になってて、そまちゃんのイケメンぷりに磨きが 美しー!かっこいー
・・・と言っていたら、「髪がアダモちゃんみたいやろ」ってそまちゃんが言う。
アダモちゃん知らなーいと返したら、「わからんかー、みわきち。こんなんよー!」・・・と、ポージングしてくれて一枚。

本人の許可を得て掲載していますwww



アダモちゃん、知らないので調べてみた。ら、画像が出てきた。


・・・全然似てないですよ、そまともさん・・・(笑)




そまちゃんだけにポージングさせるわけにはいきません。私もポージング写真を一枚。



・・・いえね、これ、先日、今度の本番の場所に打ち合わせに行ったらね、舞台で使えそうな小道具とかが思ったよりたくさんありましてね。着ぐるみやかぶり物もたくさんあったので、使えるかなー、と思って、とりあえず着てみた・・・


さてさて、そまちゃんこと、杣友惠子さんが今度の四月の二期会公演、『フィガロの結婚』で、ケルビーノやりますよ!
皆!観に行ってねー!私はドイツにいるので観にいけない・・・orz

♪二期会『フィガロの結婚』 詳細はここをクリック♪


そして


ケルビーノから頂きましたー!ピーナツせんべい。便箋とかも ピーナツせんべい、すでにかなり食べられている・・・

それにしても、そまちゃんと、久しぶりのまったりトーク。
もちろん、私も音楽業界に友人が全くいないわけではありませんが、仕事という関係が絡む以上、すべてを本音で話せる友人はなかなかいないです。なので、楽しかったなー。

今年も忙しそうなそまちゃん。身体に気をつけてねえ~。





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ト音記号プログラム、お見せします~。

29日の本番のプログラム決まりましたよー

前半はみんなのうたや童謡、ピアノソロを中心に。
後半はオペラアリアを中心で構成しました。

全部じゃありませんけど、プログラムを少しお見せしますねー。

☆雪
☆犬のおまわりさん
☆南の島のハメハメハ大王
☆音符のマーチ
★誰も寝てはならぬ(ピアノソロ)
☆星に願いを

前半の一部です
お子さんが多いので、童謡なども入れました~。


後半は曲数多くないから全部出しちゃいましょう。
今回はあまりクラシックに親しむ方が多くない場だと伺っていたので・・・だからこそ、敢えてクラシックにしてみました。その分、いかにわかりやすく伝えるか、にこだわっているところです。

なので、普通のコンサートのようにただ立って歌うだけだと、伝わりにくいかも・・・と思い。普段とは少し違って、ミニ劇仕立てにしてみました。
台本は僭越ながら、不肖わたくしめが・・・ピアニストの田中健さんにも手伝ってもらってやる予定です。

【クラシックなんてだいきらい!】 ←劇のタイトル

<使用曲>
モーツァルト『ドン・ジョバンニ』より
「恋をする娘さんたち」(合唱とマゼット・ツェルリーナの重唱)

モーツァルト『コシ・ファントゥッテ』より
「男たちに、まして兵士たちに」(デスピーナのアリア)

モーツァルト『皇帝ティトの慈悲』より
「涙する以外の何事も」(セルビリアのアリア)


ドニゼッティ『連隊の娘』より
「誰もが言う」(マリーのアリア)
「小さい森に陽が昇り」(歌の稽古の三重唱 )
「三人はまた会えた」(再会の三重唱)

重唱は、アレンジして自分ひとりで歌えるようにしました。
この作業が結構大変でした・・・ただ、そうは言っても旋律が絡み合うタイプの重唱ではないし、アレンジしやすそうな曲を選んで歌詞の日本語も言葉を考えて作ったので、そこまでは違和感もないと思うんですが。

劇の内容はと言いますと。
歌うのは大好きだけど、オペラや、クラシックと名のつくものは大嫌いな女の子が、何とかクラシックを歌わせようと四苦八苦する歌の先生とバトルを繰り広げていく・・・というお話でございます(笑)

ピアニストの田中さん、台本を読んで、
「まんま中川さんの小さい頃って感じだね~」と言ってました・・・そうかい?
まあ自分が演技しやすいように台本書いたからねえ・・・

見どころ?と言いますか、聴いてほしいのは、
クラシックなんか、オペラなんかつまらない!と言っていますが、それをオペラの曲にのせているのがポイントでございます(笑)

これがどんな風にまとまるかお楽しみに~

・・・と言ってもクローズドでしたね・・・みなさんにお伝えできるように、更に詳細をぼちぼちあげていきます♪

いわゆるクラシカルな、普通の立って、歌って・・・というコンサートも、純粋に音楽だけを追求できて、すっごい楽しいです。

ですが、今回の様なこういうコンサートはプログラムや見せ方まで自分で考えなくてはいけないので、正直、結構大変だし、苦労もあります。
・・・が、実はむちゃくちゃ楽しいのも事実です

どっちも好き(´∀`)

さらにがんばりまっせ~!まだまだやるよ!





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ト音記号落書きとプログラム改良。

昨日の晩。子供の頃入っていた児童合唱団で使っていた楽譜をいくつか引っ張り出して、どれかコンサートに使えるかな~、と考えていたんですが。


中で見つけたその楽譜


よく見ると

落書き。




まあ子供のすることですから・・・(笑)
『ねむれないおおかみ』という曲なので、おおかみのつもりなんでしょうね。
ちなみにおおかみが持っているのは左手にフォーク、右手にナイフ
そして、おおかみの上にあるのは食べたいな~、とイメージしているフキダシ。その中に骨付き肉・・・いわゆるギャートルズの原始肉があるのです。(作者談)

でもこうしてお見せできるのはまだマシな方で。
今回歌う予定のものに、青島広志先生の『11ぴきのネコ』とかがあるんですが。

もう、落書きだらけ。

ピアニストの分も楽譜をコピーしなきゃいけないから、落書きを消すのがすごい大変だった・・・
(また20年前の楽譜なので、紙が劣化して破れやすくなっているんですよ・・・)

何をやっていたのか、小学生時代の私・・・orz


さてさて、昨日、そのコンサートの伴奏合わせをピアニストとしていたんです。
その時はもうプログラム、一応一通り決まっていたし、問題ないと思っていたんですね。今回はお子さんが多いコンサート、という事で、子供向けの曲を多くしたのですが。そうすれば、問題ないし、間違いないだろう、と思っていました。

なのに、録音したものを聴いてみたら・・・

退屈・・・

一曲一曲はとても良い曲なんですけれど。
でもそれを録音をつなげて聴いてみたらそれが安易さにつながっている感じがして・・・簡単に言うと、似たような雰囲気の曲ばかりで飽きてしまうかな、と。

大人の私ですら飽きてしまうのに、子供が飽きないわけはないだろう・・・と。

もちろん、曲はそのままで、お子さんたちと一緒にうまく楽しんでもらう方法もあるとは思うのですが・・・子供もいない私には、歌いながら子供たちにうまく合わせることもできないだろうし。

自分の浅はかさにちょっと自己嫌悪です。
つい、『子供が多いなら、こういう童謡をつなげていけば、問題なく進むだろう』という、無難な逃げに陥ってしまったのかもしれないな。
結局、自分の足を引っ張ったのは『この曲なら大丈夫だろう』、という考えで。確かにそれなら失敗はないけれど、失敗しないという事は、成功するという事ではないですよね・・・

自分に歌える曲、というのは選曲も含めての事、という歌手の基本を忘れていた気がします。反省。
クラシックも、そうでないものも、本質は同じですねえ・・・

でも落ち込んでいる時間もないし。
へこんでいるのは、合わせをした最寄り駅の池袋から、新宿までの帰り道の短い間だけで(笑)
帰宅してからふたたびプログラムを推敲して、大体決まりました

別に一から崩すわけではないので、今までのように時間はかからなかったのかも。
それを大事にしながら、もーちょっと練っていきます





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ト音記号パリその4。と、次のコンサートについて。

いま、この日記を書いてたら、母が脇から言いました。
「あ~、やっとパリから脱出するのね!でももう誰も読んでないよ、そのパリネタ!リアルタイムじゃないし!」

・・・でも頑張って書くみわきちです、こんにちは。
一応全部完結させないとスッキリしないの。

パリの空港で、また再び、搭乗券を変更してもらおうと並んでいて周りと話していたら。

『三日待ち』
『四日待ち』
と半泣きになっている人たちがいるので、こりゃあかん、と早々に戦線離脱・・・
戦線離脱しても、帰らなくてはいけないので(笑)
電車で帰ることにしました。今回はスーツケースがなかったので、自由に行動できたんですね・・・スーツケース預けたりしてたら身動きとれなかったかも・・・

実際、並んでいるときにも、ツアーで来ている日本人の方たちとかいらっしゃいましてね。

添乗員の方がチケットの交換の行列で隣になりましてね。話をきいたところ、1週間くらいのツアーで、本当はパリからミュンヘンに行ってクリスマスマルクトを見て、それからザルツブルグに行く・・・という予定だった三日間が、ただひたすら朝から晩まで空港で過ごすだけ・・・という三日間になっているそうです。

・・・なんてお気の毒な・・・としか言えない・・・

ツアーで行かれる方、冬場は天気にお気を付けくださいまし・・・

それから再びつながりにくい携帯を使って、電車の発着場を調べて、東駅というところまで行き。今日発のチケットがあるか聞いたら、もう満員で無理。明日の朝7時半ならあるよ~
と言われ。

またここで一泊か・・・orz

まあなんだかんだ、もう夕方だったので、きれいそうなホテルに宿をとり。(これも一人だったから入れたんだろうな~)
近くのマクドナルドで夕飯。

あったかい食事ウマ――――――!!(´Д`)
ここんとこ、ずっとサンドイッチとかばっかりだったから、あったかいハンバーガーがおいしくてねえ・・・(泣)

でも、この話、あとは地味なんですよ。それで寝て、朝七時半に電車出発して、ミュンヘンに着きました。
以上(笑)

もちろん、電車も二時間くらい遅れたりしてたんですけどねー。空港で二日待った身には二時間の遅れなんて、遅れのうちには入らないので、何事もなかった、と思ってしまうのですよ。

・・・散々引っ張ったわりにショボい結末ですみません。

今回学んだことは、

☆荷物は少なく(スーツケースはできれば避ける)
☆床に座れるような格好をしておく。
☆手持ちバッグに食事二食分。

かな。なんていうか、これは自分に対する覚書みたいなもんですが。
特に三つ目は、あまりガイドとかにも書いてないから、自分に覚えさせておこうと思いました~。
昔じゃりん子チエを読んだときに、
『つらくなった時はさむい、ひもじい、もう死にたい・・・と、くるんや。だから、しんどくなったらおなかいっぱいにすれば安心や~!』
・・・みたいなことを言ってたんですよ、確か。(めっちゃうろ覚えですが趣旨はあってると思います・・・)

それを突然思い出し、とりあえず、ハラペコだけは避けようと思い、買いに行こうと思ったんですが・・・
①一人なので、行列から抜けて食べ物を買いに行くことができない。
②買いに行ったところで、すでに同じような乗客たちによって買い尽くされているため、品物がない。

という事があって、初日の空港カオスの日は、全然空港で食べ物を買うことができませんでした。
パリで会った、親戚のI 子おばさまにもらったマドレーヌがなかったらどうなっていたことか・・・!
もちろんお店に入ることもできませんしね。これが一人旅の不便なとこでしょうか。もっとも、一人だからこそ電車のチケットも買えたし、ホテルの安い部屋も入れたんでしょうがね。

やはり海外一人旅ならではのメリットもデメリットもありますね・・・。日本ではありえないことも普通に起きるんだなあ・・・
としみじみ、今書きながら思いました。

で、そんな事思いながら、今日何をしていたかというと。
今月末のコンサートの打ち合わせに行ってきました~。

…全然パリと話関係ないですね(苦笑)

いやー、この数日、ずーっとその準備にかかりっきりでしてね・・・ブログ更新もご無沙汰しちゃってました。ごめんなさい~
どんなコンサートなのかは、以前の日記で少し書いてます。↓

http://yaplog.jp/nakamiwa/archive/527

今回のコンサートは、あまり大きいところではないコンサートです。その分お客様が近い距離ならではの演出も考えつつ、進めていこうと思ってます。

クローズドなので、このブログをご覧になっている方と本番でお会いすることができない分、お稽古など、進めている様子をみなさんに、ここからお知らせしますね。
今回はお子さんたちなどがお客様の中心なので、とにかく楽しく!うたと遊んでもらえればなあ、と思っています。なので、「みんなのうた」みたいなものも、かなり入れてみたり。

もちろん、私の本分はクラシックですので、オペラのアリアも色々投入
その上で、お客様に飽きさせないような内容にしたいと思っています。氷川荘のスタッフさんたちにもご協力いただいて、いよいよ始動
本番久しぶりだからわくわくするなぁ♪




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ト音記号パリその3。

あけましておめでとうございます~・・・て遅すぎ。

皆さま、今年もどうぞよろしくお願いします。

今年もドイツにいるため、演奏活動自体は少ないと思いますが、とにかく精進するようこころがけていますので、どうぞ忘れないでいてくださるとうれしいです。



でね。今日の日記は、年末から書いてるパリ観光の話の続き・・・(苦笑)

いや誰も待ってないかも知れないけど、ここまできたら書き上げないとスッキリしないんだってば!
でもよく考えると、パリ行ったのってまだ二週間前なのか・・・もう二ヶ月くらい前のことのようにも思うんだけれども・・・

忘れられてる方も多いと思うので、観光についての前の記事です(笑)
http://yaplog.jp/nakamiwa/archive/539

で。
大寒波による大雪で飛行機が欠航になってしまったので、チケット替えてもらわなきゃ・・・と空港に向かいました。この時、もうこの日はパリに延泊になるなーて覚悟してたんですけどね。
シャルル・ドゴール空港に着いたらもう、すごい混雑。



まーこの中で荷物を抱えながら、キャンセルになった便のチケットを、別の便のものに取り替えてもらうために並んで待つわけですよ。
ちなみに、テレビで飛行機の便の4分の1程度が欠航~とか言ってたけど、何よそのデマ。確実に半分はキャンセルになってましたよ・・・
というわけで、空港は大混雑なわけです。

わたし 待~つ~わ♪
とか心の中で歌いながら、遅々として進まない搭乗券交換の列でひたすら待つ。その間、もしゃもしゃと I 子おばちゃまに頂いたおみやげのはずのチョコがけマドレーヌで空腹をしのいでいました・・・。
I 子おばちゃまありがとう!全部空港で食べつくしました!(´Д`)

で、ですね。初日にそれで交換してもらったチケットは翌日の便のものだったので、何とか空港近くの宿をとり、翌日リベンジ。あ、その空港で混乱で巻き込まれていた時、リアルタイムで書いていた記事はこちら↓

http://yaplog.jp/nakamiwa/archive/535

今日の日記、多少内容かぶりますが、もうちょい詳しく・・・



・・・こんな中、やっぱり二日目ももちろん飛ばない飛行機。ふたたび、チケットを交換してもらおうと並んでいると、まだまだ、ずら~・・・・と並んでいるのに

「もう窓口閉める時間だから。あなたたちはチケット交換無理ね。」

午後二時前にまさかの宣告・・・

ああ

ここは外国なんだなあ・・・と思ったのですが。

それからチケット交換についての説明に来たおねーさんが、実に、
感じの悪い方でしてねえ・・・
英語がわからない私にイライラしたのもあるとは思いますが・・・(でもものすごいフランスなまりで聞き取りにくかったのよ・・・)電話番号を教えて、ここにかければいいから~で、さっさと後ろの英語圏の人たちに説明を始める。
でもフランス語だけのガイダンスだったもんで、電話しても、私にはちんぷんかんぷんで・・・どうすればいいのか、とおねーさんに思わずドイツ語で話しかけたら、

「なぁに?ドイツ語話してんの?この田舎者・・・」

・・・て、感じでした。いやマジで。口に出さないけど、私にはわかるーーーーーっっっ!!

で。すごくナチュラルにまさかの無視・・・
・・・いや、まさか、ね、と思い。おねーさんに、わからないんだけど、ってまた必死できいたら、私の方をちらっと見て、今度はしっかりと、

無視。

茫然としたけど、でもちゃんときかなくちゃ、と思い、『あの~・・・』と言いつつ、軽く腕をつかんだら
腕を振り払われた・・・

いえ、大人気ないとは思うんですが、ここからはもう、私も怒ってしまい、おねーさんの腕を掴んで(勿論振り払われる)片言ドイツ語で、キーキーと、
どういうつもりよ~!あんた何よその態度~!的なことを言っていたら、別の英語圏のお客さんたちが、私を無視し続ける説明係のおねーさんに、

「あ、あの、後ろの人が呼んでるわよ・・・」
・・・何かもう、お客さんの方がやさしいのはどういう訳?(笑)

それでも依然として、おねーさんは私だけガン無視。
いやもうめんどくさい奴だと思われてるのはわかってるし、混乱の最中なのはわかってるんだけど、

何 そ の 態 度!?

ガンとして私に一瞥もくれないおねーさん。
ますます怒り、サル山のサル大将のように、ウキ~ウキキ~と単語を並べたのみのドイツ語で、おねーさんに食い下がる私。
もはや、周りのお客さんの方がオロオロしている。


・・・・・・オチはないんですけどね。
結局私がキーキー言ってただけで終り、私はぶつぶつ言いながら並んでいた元の行列に戻ったんですが・・・

列の中にいたカナダ人が、私のことを
「彼女はジャパニーズじゃなかったのか?韓国人か中国人か?日本人はもっとシャイなはずだろう?」
とこっそり話していたのを、私は聞き逃さなかった・・・・・・このセリフ、もう言われ飽きた・・・・・・


・・・続く!(苦笑)
もう、たぶんあと一回で終わると思います。


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