偽の女庭師
そんな中、先生に「このオペラのアリア、見てきてね」
と、何人かが言われまして。
言われたのは、モーツァルトの『偽の女庭師』。『愛の女庭師』とか『偽りの花作り女』、なんて邦題もあるそうで。
このオペラはちょっとマイナーなので説明しますと・・・なんて偉そうなこと書いてますが、私も歌ったことないので、詳しくは知らないんだなこれが(´∀`;)
知ってる範囲内で、説明しますと、メインの女声は3人いて、(全員ソプラノ)
ヒロインは女庭師に身をやつしている、実は貴族の娘のサンドリーナ、ライバル役のアルミンダ(大体こういう場合は、綺麗だけど身分が高くてツンとしているタイプ。)それから女中のセルペッタ(キャッキャしててかわいい。)
私は、いわゆる女中(スザンナとかツェルリーナみたいな)キャラの、セルペッタのつもりでいたら、
レッスンのとき、プッチーニの『お聞きください、王子様』というリューのアリアを、太い声でしっかり歌いきってたヤナが、セルペッタを割り振られていた。
それで、別の日本人のリリック目なソプラノさんがサンドリーナ。
じゃあ私は・・・?と思っていたらアルミンダのアリアでした。
・・・面白そう・・・
もちろんセルペッタみたいなキャラもすごくかわいいと思うけど、やった事のないタイプのキャラにも興味は惹かれてしまうのが人情というもので・・・。
こんな曲。
「罰してやりたい、恥ずべきあなたを」
タイトルをクリックしてくださいね。YouTubeにジャンプします。
1分10秒くらいからアリアが始まりますが、なかなかドラマティックでたのしー
イドメネオのイーリアの『お父様、おにい様たち、さようなら!』に、ちょっと似てますね。
ちなみに、セルペッタのアリア、「この世を楽しみたい人は」は、
『後宮からの誘拐』のブロンデのアリア、「優しくしたり、ご機嫌とったり」にそっくりで。
セルペッタ「この世を楽しみたい人は」
ブロンデ「優しくしたり、ご機嫌とったり」
こちらもクリックするとYouTubeに行きます。
ちなみに、授業が終わった後、ピアニストのアドリアーナが、「この世を楽しみたい人は」を弾いて、ヤナに聴かせているときに、脇からそっくりな「優しくしたり~」のアリアを歌って茶々を入れたら、
かーなーり、
ウケた(笑)
やった(笑)



