ト音記号 コンサート色々。

コンサートに行ってきました~。
まず本日の、東京オペラシティコンサートホールでの海上自衛隊東京音楽隊さんの定期演奏会。敬礼。
もーこれが開場前からあふれんばかりの人・人・人!!
幸い、ご招待頂いていたので並ばずに済んだのですが、客席についたら、もう満席。
ご一緒した先生が、『我々のクラシックのコンサートも、普段からこの位満席だったら良いのにねー』との発言。本当に…。

この音楽隊の定期演奏会には、昨年も伺っているのですが、その時も勿論素晴らしかったけれど、一年経ったらもっと進化していて。ああ、人間ってこんなに進化し続けることが出来るんだなあ…と感動。
終演後、指揮の河邊一彦隊長に、楽屋にご挨拶にうかがいましたが、「まだまだ精進します!」て、マエストロ!どれほど志高いんだ~…(´Д`;)
また来年まで、この音楽隊はどんな風に進化し続けるんだろう。

演奏されたのは、
ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」
ベルリオーズの「幻想交響曲」
など。

ラフマニノフのピアノ素晴らしかったわー、ピアニストはもちろん隊員さんですよ。
幻想も感動ものでした。

以前、私がマエストロと海上自衛隊音楽隊と、初めてお仕事でご一緒させて頂いたのが、何年前になるでしょうか。
もう7年くらい前かな。
その後も何回か共演させていただいたけれど、あの時から自分は一体どれだけ進化できているのかなー。時間の許す限り勉強はしているつもりだけれど、やはり、今日のように凄まじいまでの進化を見せられると、頑張ろうという気持ちと同時に、自分はどれほど成長できているのか?という気持ちにもなります。
頑張らなくちゃ。いくらでもやれる事はあるのだから。



去年のコンサートのDVD、頂きました。河邊隊長、ありがとうございます~!
写真左が、河邊一彦2等海佐。


そして、一昨日は川口リリア主催、リリア『歌の花束』シリーズにも行ってきますた(´∀`)ノ

この歌の花束シリーズ、年間で三回行われるのですが。前回の、ソプラノの森川栄子さんは、とにかく異質な存在でした。
シリーズを企画された國土潤一先生は、彼女のことを『daemonisch』とおっしゃってました。ドイツ語で「悪魔的な」という意味。勿論良い意味で、です。森川さんは、そのくらい人間離れした何かをかもし出す存在。
森川さんの歌を聴いていると、何故か大竹しのぶさんを思い出しました。こんな歌い手がいたのか、こんな人間がこの世に存在するのか、とひたすら圧倒されてしまう存在。
歌というのは、人間と言うのは、声だけでここまでできるものなのか、と痛感しました。(アカペラだったので)
打ち上げにも参加させていただいて、その時、目の前で楽しそうにお喋りされている森川さんを見ていると、とてもあんな歌を歌っていた方とは思えないくらい普通の方で、そのギャップにくらくらしました。

その森川さんの次、今年度のシリーズ最終回に歌われるテノールの豊島正伸さんは、一体どんな方なんだろう・・・と思いながら出かけた一昨日のリサイタル、やはりすごかったです。

昭和歌謡を集めた、これまた異色のプログラムを歌った豊島さんの癒し系テノールには、涙が止まらなかったです…
森川さんが人間離れした歌を歌われる方なら、豊島さんは、究極の人間味。これぞ癒し系テノール!昭和の名優や、白黒映画のコメディアンのような味わいの歌を歌われる方でした。これまた、こんな歌手は今まで聴いた事がなかった…
人間の哀しさ、慈しみ、そして優しさをこんな風に歌える方がいるなんて…号泣号泣。

我慢できず、終演後には思わずCDを購入してしまいましたよ



購入したCDはこれ!(´∀`)ノ
アンコールで歌われた福山雅治で、泣いた泣いた…


終わった後、豊島正伸さんについて周囲に語っている私は、さぞや暑苦しかったことだろう(苦笑)

来年度の歌の花束シリーズの出演予定者などの詳細も伺って、今から楽しみ楽しみ 日程空けておくんだー。
コンサート通いが続きますが、自分のお稽古と練習も、きっちりやらねばー。ねば。




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